原題 | Assassin’s Creed Chronicles: India |
対応機種 | PC,PS4,Xbox One etc |
プレイ/クリア時間 | 6時間~ |
ストーリー |
19世紀。 インドのアサシン、アルバーズ・ミールはテンプル騎士団が追い求める秘宝を先に回収すべく、インド国内で暗躍する。 |
👍Good
- クラシックなステルス
👎Bad
- やっていることは前作と同じ
- 制限のキツイ一部のステージ
「アサシンクリード」シリーズのスピンオフ作品。
メインシリーズとは異なり、「クロニクル」シリーズは─
- 2Dプラットフォーマー
- ステルス風パズルが中心
という作品になっている。
なお、今作「インディア」以外にも─
- アサシンクリード クロニクル チャイナ
※一作目 - アサシンクリード クロニクル ロシア
※三作目
の2作品が発売されている。
メインシリーズとの繋がりは?
シリーズの知識は無くても大丈夫。
シリーズファンに馴染み深いある人物がチラッと登場するが、ストーリーには絡んで来ない。
ちなみに、↑記事では「アサクリ」の基礎知識を紹介している。

評価
良くも悪くも前作のまま
今回も、カジュアルな見た目に反してクラシックなステルスゲームになっており、”死行錯誤”上等で各ステージを時にイライラしながら攻略していく。
肝心のゲームプレイは基本的に前作『アサシン クリード クロニクル チャイナ』のまま。
- 2.5Dの世界
- アサクリを横スクロールに移植した作風
- 貧弱な戦闘 など
前作のプレイ経験がそのまま通用するくらい似た中身になっているので、ゲーム自体の評価は前作のレビューを読んで欲しい。
とは言っても、前作との違いは少なからずある。
中でも、Bボタンのみで防御できるようになった点は大きくて、Bボタン+方向キーで防御した前作よりも敵の攻撃を防ぐハードルが下がっている。
あとは”壁をよじ登ったり、ジャンプしたりして進む”プラットフォーマー的なステージが増えており、ほぼステルスステージのみだった前作よりもゲーム内容が多様化している。
“縛り”はイマイチ
今作はやけに”縛り”が多い。
- 時間制限
- 強制ステルス
- 時間制限×強制ステルス など
言わば、メインシリーズで言うところの「フル・シンクロ」がクリア条件になっているようなものであり、前作『アサシン クリード クロニクル チャイナ』と比べて、ゲーム側にルールを押し付けられている、急かされている感が強い。
そして、その縛り自体が結構シビア。
一回でもボタン入力を誤ると失敗になったり、時間制限がキツキツだったりすることが多く、結果的に何度もやり直すことになってしまい、非常にテンポが悪い。
加えて、リスタート時に一度観たイベントを見させられることも多々あり、試行錯誤前提の割りにリスタート時の心理的な負担が大きい点は気になる。
私は「フル・シンクロ」自体が好きではないので、前作のように自分で考えて各ステージを攻略していく作風の方が良かった。
総評
全体的にイマイチな続編。
一方的に”縛りプレイ”を押し付けるようなステージは面白くなく、前作『アサシン クリード クロニクル チャイナ』から改善された点もあるけれど、終わってみればイマイチな続編だった。
関連記事>>>【2020年版】オススメの「アサシンクリード」を全て紹介/未プレイでも遊べる?プレイする順番は?なども
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