【評価・感想】『アサシンクリード ブラザーフッド(エツィオ・コレクション)』レビュー

3.5
オープンワールドゲーム
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原題Assassin’s Creed Brotherhood(リマスター)
対応機種PC(オリジナル版),PS4,Xbox One
プレイ/クリア時間15時間~
ストーリーエツィオはローマを舞台に宿敵ボルジア家と対決する。

👍Good

  • キルストリークによる無双アクション
  • コンテンツが充実している

👎Bad

  • フル・シンクロは遊び方を縛る
  • 弟子は便利すぎる気も
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紹介

【評価・感想】『アサシンクリード ブラザーフッド(エツィオ・コレクション)』レビュー

パルクール系オープンワールドゲーム。

剣戟と【パルクール(人間の身体能力を活用するスポーツ)】を取り組んだ作品になっており、プレイヤーは建物を登り、飛び回り、そして敵と戦っていく。

なお、シリーズとしてはメインシリーズの三作目。

上記事ではこのシリーズのストーリーを詳しく解説している。

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評価

「2」をベースに拡張した続編

基本的には『アサシンクリード2』をベースにした続編になっており、舞台である「ローマ」を除けば、前作と比べて大きな違いはなく、「2」の延長線上にあるものばかり。

具体的には、「プリンス・オブ・ペルシャ」的な”アサシンの墓”は、「ロムルス教徒のアジト」として再登場し、モンテリジョーニの復興は”ローマ全体の復興”へとスケールアップしており、「2」の要素に足したものが中心になっている。

「2」をベースにしている点は、(既視感を除けば)別に悪いことではなく、「2」の時点でよく出来ていたものが今作にも再登場しているわけで、しっかり遊べるコンテンツが揃っている。

次に数少ない新要素としては、「キルストリーク」と「弟子」が挙げられる。

中でも、「キルストリーク」は戦闘のテンポと爽快感を著しく向上させる新技になっており、大勢の敵を、流れるようにバタバタと斬り倒していく爽快なゲーム体験が生まれている。

アサシンクリード』『アサシンクリード2』は、敵の攻撃をかわして攻撃に転じる「カウンター攻撃」が有利だったので、毎回”敵の攻撃を待つ”戦法になりがちで、戦闘のテンポが悪かった。

その点、今作の場合は一度でも「カウンター攻撃」を決めると、敵の攻撃を受けたり、タイミングを誤ったりするまでは、文字通り、止まることなく、周囲の敵をバタバタと斬り倒していける。

「キルストリーク」は、周囲の敵を効率よく倒せる新技であると同時に、積極的に敵を倒していくことを後押しする新技でもあり、このシリーズの戦闘を特徴付ける新要素になっている。

また、「弟子」は、単純に非常に便利な存在になっており、狙ったターゲットを確実に仕留めてくれる有能さや、周囲の敵を瞬殺できる”弓の嵐”などは、プレイを本当に楽にしてくれる。

フリーランの楽しさが復活している

私にとっては、「キルストリーク」の次に大きな変更点。

前作『アサシンクリード2』のレビューにも書いた通り、前作は屋上に多数の敵が配置されていたので、気持ちよくフリーランで移動できず、地上を走り抜けることが多かった。

結果的に、一作目『アサシンクリード』のようなフリーランの遊び場としてオープンワールドを活用し、マーカーまでの移動を一種のプラットフォーマー・ゲームに昇華させるユニークさが失われていた。

対して今作では、屋上に配置された敵の数が大幅に減っており、かつ、敵を中距離から瞬殺できるボウガンまで用意されているので、フリーランを邪魔するものが少ない。

よって、今作では一作目のようにオープンワールドをフリーランで走り抜けられるので、一作目を遊んだ時に感じた移動の楽しさが復活している。

ただ、マップに高低差があるにもかかわらず、そこに対するフォローがほとんどないので、いちいち迂回しないといけないことが多々あり、テンポよく目的地まで辿り着けないもどかしさ・・・・・があった。

全体的に窮屈な印象を受ける

今作から各ミッションには、任意のチャレンジが用意されており、ミッション目標と一緒にそのチャレンジもクリアすることで、「フル・シンクロ(=100点)」となる。

まず、私自身はその手のチャレンジは嫌いではないし、リプレイするきっかけにもなるので、こうした要素を追加すること自体に文句はない。

ただ、初回プレイ時からチャレンジ内容を表示するやり方は好きではない。

今作では、ミッション開始時に「xxを使ってターゲットを倒せ」「発見されるな」などのチャレンジが表示されてしまうので、遊んでいるというよりも、遊ばされているような気がする。

もちろん、任意のチャレンジなので無視して遊べるが、その場合は「フル・シンクロ 失敗」と表示される上に、どれだけ頑張ってもやり直さない限りは減点されたままなので、クリアしても今ひとつ達成感に欠ける。

さらに、今回も一部のミッションでは強制ステルスプレイや時間制限などの縛りがあり、「フル・シンクロ」の存在と相まって、遊んでいて窮屈に感じる瞬間は少なくない。

私は『グランド・セフト・オート ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー』のように、ミッションクリア後に任意のチャレンジを表示し、”チャレンジは二回目以降のお楽しみ”という方式の方が良かった。

もっと言えば、減点方式ではなく、加点方式の方が良かった。

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総評

前作『アサシンクリード2』に一歩及ばない続編。

確かに、改善と拡張によってゲームプレイ自体は「2」と比べて着実に進歩しているが、いたずらにプレイスタイルを縛る「フル・シンクロ」だったり、遊びの幅を狭めるミッションの在り方だったりは、疑問符が付く変更点になっている。

また、マップが実質的に”ローマのみ”という点も、フィレンツェ、ヴェネツィア、トスカーナ、フォルリまで登場した「2」と比べると、スケールダウンしたように感じる。

よって、今作も間違いなく完成度の高いアクションゲームではあるけれど、前作を超える続編ではなかった。

関連記事>>>【2020年版】オススメの「アサシンクリード」を全て紹介/未プレイでも遊べる?プレイする順番は?なども

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初版:2018年7月31日 15:42

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