【評価・感想】『アサシンクリード シンジケート』レビュー

4.0
「アサシンクリード」シリーズ
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原題Assassin’s Creed Syndicate
対応機種 PC,PS4,Xbox One
プレイ/クリア時間 20時間~

👍Good

  • 堅実なアクションゲーム
  • ボリューム満点
  • 18世紀ロンドンの街並み

👎Bad

  • 終始、代わり映えしない
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紹介/どんなゲーム?

どんなゲーム?

「アサシンクリード」シリーズの9作目。

今作もオープンワールドゲームになっており─

  • パルクールを採用したゲームプレイ
  • 山ほど用意されたコンテンツ
  • 史実をベースにした壮大なSFストーリー

などが特徴として挙げられる一作。

過去作との繋がりは薄い

▼アサシンクリードの時系列▼

  • アサシンクリード オデッセイ(紀元前431年)
  • アサシンクリード オリジンズ(紀元前49年)
  • アサシンクリード(1190年)
  • アサシンクリード2(1497年)
  • アサシンクリード ブラザーフッド(1506年)
  • アサシンクリード リベレーションズ(1511年)
  • アサシンクリードIV ブラック・フラッグ(1715年)
  • アサシンクリード ローグ(1752年)
  • アサシンクリードIII(1765年~1777年)
    • アサシン クリード III レディ リバティ 
  • アサシンクリード ユニティ(1789年)
  • アサシンクリード シンジケート(1868年)<=今ここ

(2020年1月時点では)もっとも新しい時代を舞台にしているが、過去作との繋がりは非常に薄いので知らなくても問題なく遊べる。

関連記事>>>【ネタバレ】アサシンクリードシリーズのストーリーを解説付きで総復習

【ネタバレ】アサシンクリードシリーズのストーリーを解説付きで総復習/最新作オデッセイまでに現代・過去編の繋がりを大整理【考察】
アサシンクリードシリーズを振り返る。

アサクリ シンジケートのストーリー

テンプル騎士団の支部長・スターリックはロンドンでの活動を強化し、反対勢力や不満分子への締め付けを強めていた。

主人公・ジェイコブとエヴィーは、そんなスターリックに対抗すべく犯罪組織を結成し、テンプル騎士団をロンドンから追い出そうと画策する。

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評価

【Pros】「ユニティ」よりも簡単に

主人公の一人エヴィー。

全体的に前作『アサシンクリード ユニティ』よりも易しく、「ユニティ」とそれより前のアサクリの中間くらいの難易度になっている。

まず、今作では─

  • 敵の攻撃を知らせるアイコンがより強調して表示される
  • 「(攻撃の)受け流し」がより簡単になっている
  • 敵の銃撃がYボタン一回で回避可能になっている

などの改善によって、前作で理不尽に感じた部分が満遍なく潰されている。

また、ゲームプレイ自体も過去作よりに戻っており、“逃げるのも手だった”前作と比べるとカジュアル化され、以前の無双ゲー色が戻って来ている。

今作のステルスプレイ。

さらに、良い意味で大味な”アサクリの”ステルスプレイも復活。

  • 口笛が復活
  • 敵の視界が再調整されている

などによって、敵を静かに排除するハードルが下がっており、前作よりも格段にステルス状態を維持したままエリアを制圧することが楽。

確かに、前作ファンはカジュアル化した今作は物足りないはず。

しかし、カジュアル化によってコアなゲームファンでなくとも手を出しやすい内容になっており、かつ過去作ファンにとっても嬉しい”原点回帰”になっている。

【Pros】剣ではなく、拳で戦う

暴走列車上での戦闘シーン。

今作の戦闘は泥臭い殴り合いや杖を使った殴打が中心になっており、これまでの剣や銃を中心にしたものと比べると目新しく感じる。

確かに多くのものが変更されたが─

  • 軽快なアクション
  • コンボを繋げていく楽しさ
  • 決め技が炸裂した際の爽快感
  • 小気味良いヒット音

などの点はしっかり押さえられており、“アサクリ”としての面白さは守られている。

ちなみに、今作では敵にレベルが割り当てられており、高レベルな敵に喧嘩を売ることでよりハードな戦闘が楽しめる点が良い。

今作の戦闘シーン。剣や銃は不要、今回は杖と拳で戦う。

ただし、”待ちの戦闘”の復活はテンポを悪くする。

前作とは違い、今作では”敵の攻撃を受け流して自分の攻撃に繋げる”戦法が使えるので、自分から攻撃を仕掛けていくアグレッシブさに欠ける。

【Pros】前作と比べて無駄のないスキル

ユニティに続いてスキルが再登場。

タイトルスキルの扱い
前作(ユニティ)主人公らしい能力に近づけていく
今作主人公を強化していく

まず、前作『アサシンクリード ユニティ』では「イスに座る」や「現金をバラ撒く」ことすらスキルでアンロックしないと出来なかった。

その点、今作のスキルシステムは”あると助かるものをアンロックしていく”形に刷新されており、プレイヤーが欲しいスキルをアンロックしていく。

非常に分かりやすく、理に適っている。

【Cons(欠点)】とくに意味はない2人の主人公

右はもう一人の主人公ジェイコブ。エヴィーの弟。

エヴィー・フライはメインシリーズでは初の女性主人公ということで、プレイヤーの選択肢が一つ増えたことは素直に嬉しい点。

ただし、本当に“選択肢が一つ増えただけ”なのは物足りない。

キャラクター名特徴
エヴィー・フライ(姉)ステルス特化型
ジェイコブ・フライ(弟)アクション特化型

上記の通り、姉弟はそれぞれ特徴付けられているが実際はほとんど変わらない。

さらに、2人の主人公を活かしたミッションもほぼ無く、ミッションを同時進行的に進めたり、主人公を交互に入れ替えて進めたりする仕掛けはない。

この点は、一足先に複数の主人公を採用した『グランド・セフト・オート5』と比べると物足りなく感じる。

キャラクターの変更が機械的

瞬時にキャラクターモデルが入れ替わってしまうので味気ない。

『グランド・セフト・オート5』では、キャラクターチェンジする度に各主人公の人物像を掘り下げる演出が用意されており、彼らの人生を垣間見ることが出来た。

欲を言えば、今作にもそうした演出があれば良かった。

【Cons(欠点)】制圧アクティビティは重い

「制圧アクティビティ」。

【制圧アクティビティ】とは”縄張り争い”のことであり─

  • 児童解放
  • 賞金稼ぎ
  • テンプル騎士団狩り
  • ギャングの拠点
  • +ギャングウォー

をクリアすることで支配された地区を解放できる。

単純に”一つの地区を解放するために5つのミニゲームを遊ぶのはしんどい”。

一応、【制圧アクティビティ】はオプション扱いだが、実質的に必須のサイドミッションになっており、他のブロックでも同じセットを繰り返すことに…。

ほぼ必須の【制圧アクティビティ】の下に別のミニゲームを置くことで、半ば強制的にそれらを遊ばせようとする魂胆が見え隠れして、個人的には好かない。

【Cons(欠点)】ロープランチャーは諸刃の剣

「ロープ・ランチャー」が初登場。パルクールがこれまで以上に快適に?

確かに【ロープランチャー】は楽しくてテンポが良い。

大通りを挟んだ向かいの建物に【ロープランチャー】を発射すれば、後は自動的に渡ってくれるので移動時間を大幅に短縮できるし、頭上への移動もかなり楽になる。

けれども、これは諸刃の剣。

「アサシンクリード」の代名詞である【フリーランニング】を”過去のものにするアイテム”であり、このシリーズを特徴付けた要素を消し去ってしまっている。

私としては【フリーランニング】の面白さを突き詰めて欲しい。

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総評

主人公の一人ジェイコブ。

見事にシリーズの軌道修正に成功した一作。

確かに”いつものアサクリ”的ではあるものの、堅実なアクションゲームになっており、第一作目から追っている熱心なファンのみならず、新規プレイヤーも手を出しやすいはず。

私にとっては『アサシンクリード4 ブラックフラッグ』以来の当たりだ。

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