【評価・感想】『アサシンクリード(1)』レビュー

3.5
オープンワールドゲーム
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原題Assassin’s Creed
対応機種PC/Xbox One(互換)/PS3 etc
プレイ/クリア時間10時間~
ストーリープレイヤーは12世紀の中東を生きた伝説のアサシン、アルタイルを通して「エデンの果実」の行方を追う。

👍Good

  • オープンワールドとパルクールの融合
  • 没入感の高いオープンワールド

👎Bad

  • あまりにも単調
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紹介

【評価・感想】『アサシンクリード(1)』レビュー

パルクール系オープンワールドゲーム。

剣戟と【パルクール(人間の身体能力を活用するスポーツ)】を取り組んだ作品になっており、プレイヤーは建物を登り、飛び回り、そして敵と戦っていく。

なお、シリーズとしては記念すべき1作目。

上記事ではシリーズのストーリーを詳しく解説している。

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評価

パルクールで、街を駆け抜ける

当時のインタビューによれば、本作は「プリンス・オブ・ペルシャ」にルーツを持つ作品であり、元々は『Prince Of Persia: Assassin』だったものがキャンセルされ、Assassinの部分が製品化されたのだという。

したがって、本作の主人公のフリーラン(パルクール)やクライムなどのアクションも、「プリンス・オブ・ペルシャ」向けに開発されたものが応用されている模様。

そう言われてみれば、『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』ほど多彩ではないにしても、フリーランや壁をよじ登るアクションなどは、プリンス・オブ・ペルシャっぽさを感じさせる。

さらに、本作ではオープンワールド全体をフリーランの舞台にすることで、オープンワールドゲームにおける移動を”街全体を活用した地形パズル”にしているので、目的地までの移動が「プリンス・オブ・ペルシャ」で言うところのステージにもなっている。

プレイヤーは壁をよじ登り、建物と建物の間を飛び越えるなどして進んでいくが、一連のアクションを成功させるためには、正確なボタン入力やルート選択が必須であり、移動中はまるでプラットフォーマー・ゲームを遊んでいるような感覚がある。

実際のフリーランが街を一つの遊び場にするように、本作でもオープンワールドをフリーランの遊び場にしていることで、いつもの移動が、スリリングなゲーム体験になっている。

ただし、誤操作による落下死が起きやすいのは玉に瑕。

「プリンス・オブ・ペルシャ」は、各ステージが規則的な作りをしていることに加えて、目の前のステージをいかに攻略していくかを考えてから動き始めるので、言わば”頭の中で予習した動きをそのまま実演する”ゲームだった。

対して本作の方は、急に逃走劇に発展するなど、割りと即興的なアクションが求められるので、咄嗟のボタン入力が中途半端になってしまい、あらぬ方向にジャンプしてしまうことが多々あった。

とは言っても、フリーランは、”オープンワールドでの移動を楽しくしてくれる”というメリットの方が大きいので、誤操作にまつわる部分は十分許容できる範囲ではある。

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没入感の高いオープンワールド

全体的に、本作はプレイヤーにゲーム世界を深く探索させる作りになっている。

例えば、情報が入手できそうな場所は、ピンポイントではなく、方角や目印になる建物を伝えるだけであり、プレイヤー自身がその辺りまで出向き、自分の目と耳を頼りに情報を探し当てないといけない。

「貧民地区の教会の辺りだ」と言われれば、実際に貧民地区まで行き、町中をぶらつきながら教えてもらった教会を探すことになる。

多くのオープンワールドゲームでは、ミニマップ上のGPSや画面上のアイコンがプレイヤーを誘導してくれるが、それは便利な反面、プレイヤーがゲーム世界を深く探索する機会を奪ってもいる。

フリーランの次に、本作がユニークである点は、このようにプレイヤーにゲーム世界への理解を深めさせながらゲームを進めていくところにあり、それによって生まれる高い没入感は、本作の長所になっている。

もし、このゲームをじっくり遊ぶ時間があるのなら、ぜひ、HUDレス(もしくは武器アイテム以外はオフ)にして遊んでみて欲しい。

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あまりに反復的なゲーム内容

とにかく、同じことの繰り返しが過ぎる。

本作ではターゲットを暗殺する前に、ターゲットの周辺を調査する必要があり─

  • 尋問(殴打)
  • 盗聴
  • スリ

などをして、情報収集しないといけない。

そして、それらがコピペミッションになっているので、一度遊んだ後は最後まで延々と同じことの繰り返しになってしまい、序盤の時点ですでに飽き飽きさせられる。

また、オープンワールドを埋めるサイドミッションの数々も、やはり、コピペミッションが点在しているだけであり、せっかくのオープンワールドがもったいないし、数だけあっても全然嬉しくない。

あと、後半はショートカットできるが、ミッション開始時に毎回、マシャフ(拠点)から各都市へと移動させる点も、実績(トロフィー)に関心が無ければ、空っぽの空間をただ移動するだけになってしまい、退屈させられる。

総じて、フリーランや戦闘などの各要素はしっかり作り込まれているが、肝心のコンテンツがおざなりになっており、楽しい瞬間はそう多くない。

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総評

個々の要素は作り込むも、それらを活かす場までは用意されていない一作。

オープンワールドをフリーランの遊び場として活用するアイデアと、プレイヤーをゲーム世界に没入させるミッションの在り方は本作の長所になっているが、同じことの繰り返しに終始するゲーム内容は、せっかくの良さを損なわせている。

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初版:2018年7月16日 14:03

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