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Ifの歴史を特殊能力で切り抜ける【評価/レビュー】リマスター版 「ワシントンの圧政」【批評/感想】

オープンワールドゲーム
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原題Tyranny of King Washington(Remastered)
機種PC,PS4,Xbox One

「ワシントンの圧政」とは、『アサシンクリード3』向けて配信された3エピソード構成のシングルプレイDLC。3エピソードで一つのストーリーを描く。

この記事では3エピソードまとめてレビューする。

▼ストーリー(ざっくり)▼
故郷の村で目覚めたコナー。
すぐに彼はこの世界の異変に気づく。後にジョージ・ワシントンが「リンゴ」の力に使ってアメリカの征服を目論んでいることを知り、仲間ともにワシントン陛下に対抗する。
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評価

【Pros】Ifの世界

「もし、ジョージ・ワシントンが”リンゴ”を手に入れていたら?」というIfの歴史を描く一連のDLCでは、暴君となったワシントン”陛下”を止めるべく暗躍するラドンハゲードン(コナーとは名乗らない)の姿が描かれる。

さて、このDLCの良さの一つはラドンハゲードン主体のストーリーだろう。
本編『アサシンクリード3』では時代に翻弄される青年として描かれていたが、今回はラドンハゲードンの強い意思が行動の原動力。要人に指示されて動くコマではなく、複雑な背景を持つ一人の人間の意思として暴君に対峙する姿は本編以上にしっくり来る。

また、キャラクターの描き方もIfならではであり、母ガジージーオとの再開と、彼女の意思を引く継ぐ形のエンディングも、Ifというネタを活かしたものになっている。

さらに、このDLCでの出来事が実際のアメリカ史に影響を与えたことを示唆する締めの演出も見事であり、これこそが「アサシンクリード」の真髄だと感じる。

【Cons】自由であり、不自由

  • エピソード1「悪名」
  • エピソード2「裏切り」
  • エピソード3「償い」

各エピソード毎に特殊能力がアンロックされる。

能力説明
狼の衣体力と引き換えに透明化。
また、透明のオオカミを3体召喚できる。
鷹の翼屋根やオブジェクトの縁に瞬間移動できる。
また、10m以上離れた場所から「アサシン・キル」できる。
熊の力周囲の敵を衝撃波で一掃できる。

基本的に特殊能力は非常に便利。
本編『アサシンクリード3』で”時間を食った”部分を省略できるので、ほぼノンストレスでプレイできる。【鷹の翼】での瞬間移動なんて、一度体験するとパルクールがまどろっこしく感じるほど。

ただ、特殊能力は不自由さを生む。
例えば【狼の衣】が登場したことで、ステルス厳守の追跡や探索が目立ち、【熊の力】が登場したことで、大勢の敵と戦うだけの脳筋プレイも増えている。

特殊能力は自由であり、不自由でもある。
ミッション時以外では「われこそが神だ!」と言わんばかりの万能感を味わえるが、一方でミッション時はその「特殊能力」に囚われてしまっているような不自由さも感じるのだ。

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総評

全体的に見れば”可もなく不可もなく”。
Ifのストーリーはヒネリが利いているし、特殊能力も本編『アサシンクリード3』とは一味違うゲームプレイを提供してくれるが、本編と同じく一本調子かつ制約の多いミッションは見逃せない欠点になっている。

「わざわざシーズンパスを追加購入してプレイすべきか?」と問われると答えに窮するが、追加購入せずとも遊べるリマスター版『アサシンクリード3』の所有者であれば、プレイして損はないはずだ。

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