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【評価・感想】『エージェンツ オブ メイヘム』レビュー

3.5
ゲームレビュー
ゲームレビュー
この記事は約4分で読めます。
原題Agents of Mayhem
対応機種PC,PlayStation,Xbox
プレイ時間16時間~
ストーリー個性豊かなエージェントたちが揃う集団「メイヘム」は、世界征服を目論む「レギオン」の野望を打ち砕くべく、近未来のソウルで大暴れする。

本作は、「セインツロウ」シリーズの開発元が送るオープンワールドゲームになり、「セインツロウ」のパラレルワールドでのお話になっている。

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著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

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評価

12人のエージェンツが、ソウルで大暴れ

本作の特徴は、やはり多彩な”エージェンツ”だろう。

操作可能キャラクターとして、様々な国から招集された、様々な特技を持つ12人のエージェンツがいる。オープンワールドでは、三人一組で行動することになるので、プレイヤーはその中から三人を選び、ときには入れ替えるなどしながらゲームを進めていく。そして、選んだ三人は、十字キーを押すことで瞬時に切り替えることができる。

「三人の操作キャラクターを切り替える」と聞くと、『グランド・セフト・オート5(GTA5)』を思い出させるが、GTA5が”ミッションに様々な視点を取り入れるためにキャラクターを切り替えさせた”のに対し、本作の方は、”武器を持ち替える感覚でキャラクターを切り替えさせる”ので、似ているようで役割は全く違う。

本作の戦闘では、例えば、接近してくるザコには、刀を得意とする”シェヘラザード”で戦い、中距離から銃を撃ってくる敵には、アサルトライフルを得意とする”ハリウッド”で戦うというように、敵の種類や数に合わせてキャラクターを切り替えていく。“それぞれの短所を、それぞれの長所で埋める”意味合いが強く、キャラクターを切り替えることは、敵を倒し切る上で重要な要素になっている。

難易度は15段階、途中変更可能
  • 12人のエージェンツから3人を選ぶ
    ※3人はいつでも入れ替え可能
  • 12人のエージェンツはそれぞれに特性がある
  • オープンワールドでは3人を自在に切り替えて敵と戦う

これらを組み込んだ本作の戦闘は、かなり面白い。

セインツロウ ザ・サード』や『セインツロウIV』と同じく、シューティング自体はベーシックなものだが、視覚効果がさらに進んだ本作では、”派手なエフェクトを全身に浴びながら”大勢の敵を倒していくことができ、戦闘での爽快感が格段に増している。

ほぼ”敵と戦う”だけの内容でありながらも、アバウトなエイムで敵を撃ちまくり、それぞれの特殊能力で敵を圧倒していくパワープレイが爽快で楽しく、この部分は最後まで飽きずに遊べた。

エージェンツは12人(有料DLCで数名追加できる)で、3人まで同行させられる。ゲームでは武器を切り替えるようにエージェンツを切り替える。派手なエフェクトのおかげで、戦闘は爽快🖐

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反復的なゲーム内容

全体的に、ゲーム内容が反復的でデジャブのような感じがする。

  • 毎回、似たような構造の(地下)基地に侵入する
  • ミッションはどれも似たようなものばかり
    ※ミッションのパターンが少ない

ゲームの割りと早い時点で「またこれか」「またここか」となり、以降はずっとそれの繰り返し。こちら側でエージェントを積極的に切り替えることで、ある程度の新鮮さを保ったまま遊べるが、それでも”同じことを繰り返している”感は拭えない。なお、サイドミッションも同様で、(確認した限り)小さなタスクの繰り返し。

メインミッションもサイドミッションも同じことの繰り返し

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総評

個性的なエージェントで大暴れするアクション部分や、舞台である近未来のソウルなど、光る部分は多いが、他にもオープンワールドゲームがたくさんある中で、わざわざこのゲームを優先的に遊ぶ理由はあまりない。

どういう人にお勧めできるかと考えてみると、「セインツロウ」を含めたオープンワールドゲームの人気作を一通り遊んだ上で、(私のように)まだ足りないと感じた人であれば、本作はその隙間を埋めてくれる良いゲームになると思う。

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