【評価・感想】『セインツロウ ザ・サード(リマスタード)』レビュー

3.5
ゲームレビュー
ゲームレビュー
この記事は約4分で読めます。
原題Saints Row: The Third Remastered
対応機種PC,PlayStation,Xbox,Switch(無印版)
プレイ時間15時間~
ストーリーサード・ストリート・セインツが、新たな街「スティール・ポート」に降り立つ。ボス(主人公)は、この街を支配すべく、この街を牛耳るギャングたちと死闘を繰り広げる。

今作は、「セインツロウ」シリーズの三作目(※メインシリーズ)。『セインツロウ』『セインツロウ2』と同じく、「グランド・セフト・オート」風のオープンワールドで大暴れする。

スポンサーリンク
著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに260本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

SNSをフォローして更新情報を得る

評価

“脱”GTA、最初の一歩

シリーズの出発地点である『セインツロウ』が、『グランド・セフト・オート サンアンドレアス』に強く影響を受けたと思われる作品だったので、常に比較対象として「グランド・セフト・オート(以下GTA)」があり続けてきたが、今作では、ついに独自路線を歩みだした。

今作は、ギャグっぽく、ハチャメチャ。

これまでは、真面目なトーンのストーリーとゲーム世界があり、不真面目さはアクティビティ(サイドミッション)で補うというスタイルで、”時おり垣間見える狂気性やシュールさを楽しむゲームだった”と言えるが、今作の場合は、その境界線を大きく踏み越えて、ギャグっぽく、何でもありなお祭り感を楽しむゲームになっている。

ACT 1(全3章)は、過去作の作風をまだ引きずっていてイマイチなのだが、ACT 2からは吹っ切れて、すごいことになっていく。ここでは、ネタをすべて紹介していくようなことはしないが、魔改造されたミュータントのような敵が出てきたり、SFチックな武器や乗り物などが次々と出てくる。

当然、こうした作風の転換は、シリーズファンの中では賛否両論なのだが、過去作の作風から脱却することがGTAとの差別化に繋がっており、オープンワールドゲームとして、独自のスタイルを確立しつつある。特に発売当時は、リアル志向に振り切った『グランド・セフト・オート4』がライバルだったので、今以上に違いが際立っていたように思う。

意外とマジメ路線だった過去作と決別し、なんでもアリな作風に一新された。

肝心のプレイ面は、とくに不満なく最後まで遊べた点が長所か。

過去作と比べて、主人公の機動力があまり高くないが、(主に)肩越し視点で銃を撃っていくオーソドックスなTPSとしては悪くなく、「銃を撃ち」「敵を倒す」という基本は問題なく楽しめる。ドライビングは、これに関しても過去作の方が機動力が高かったように感じるが、それを除くと特に不満なく乗り回せた。

あと、“ぶっとんだ”兵器についても述べておくと、これらはユニークで面白い。

チャージに時間が掛かったり、弾数が少なかったりするなど、短所がはっきりしているものも多いが、敵を『Half-Life 2』の”あれ”で木っ端微塵にしたり、サメを召喚して喰わせたりでき、オーソドックスな撃ち合いを、かなり楽しいものにしてくれる。

シューティングやドライビングなど、コアの部分はとくに不満なく遊べた。ぶっとんだ兵器は、オーソドックスなゲームプレイを楽しいものにしてくれる。

メインミッションは短く、淡白

今作は、メインミッションが10時間程度でクリアできる。

  • そもそもメインミッションが短め
  • メインミッションの中に、ムービーを観るだけ、アクティビティ(ミニゲーム)を遊ぶだけのものがあり、体感的にも短く感じる

メインミッションを中心に遊ぶ場合、『セインツロウIV』と一緒に遊ぶと丁度良い。

メインミッションは数が少なく、若干プレイ時間の水増しも。

スポンサーリンク

評価

今のところ『セインツロウ2』がシリーズ屈指の出来なので、それとの比較はどうしても避けられないのだが、ゲーム自体は、オープンワールドゲームのお手本とも言える作りで、かつGTAとは異なるユニークさを兼ね備えた作品でもあり、これはこれで面白い。

「グランド・セフト・オート」のようなオープンワールドゲームが好きで、コメディ映画っぽいノリが好きなら、とりあえず、プレイ予定リストに放り込んでおいて損はないかなと思う。

▼関連記事▼

シェアする
SNSをフォローして更新情報を得る
スポンサーリンク
スポンサーリンク
Kakihey.com│ゲーム紹介・レビュー
タイトルとURLをコピーしました