【評価/感想】ウィッチャー2 王の暗殺者【批評/レビュー】

【評価/感想】ウィッチャー2 王の暗殺者【批評/レビュー】

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ウィッチャー2のタイトル画面。

原題The Witcher 2: Assassins of Kings
対応機種 PC,Xbox 360
発売日2011年5月17日
開発元CD PROJEKT RED
備考公式サイト

The Witcher』の直接的な続編であり、セーブデータを引き継いでプレイできる。
また、今作のセーブデータは続編である『The Witcher 3: Wild Hunt』に引き継ぐことができ、1作目→2作目→3作目とセーブデータが反映される。

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大きく進歩した2点

ゲラルトとレソ。二人の運命は...?

戦闘メカニックの大幅な変更は、もっとも大きな変更点だ。

まず、前作『The Witcher』の戦闘は【クリック連打】で完結するシンプルな内容だった。
プレイヤーは、クリックのタイミングだけに注意すればよく、タイミングさえ合えば後は主人公が半自動的に戦闘を進めていくスタイルであり、”主人公をグリグリ操作して敵と戦いたい”私には物足りないものだった。

一転して今作では、一般的なアクションRPGを意識した戦闘メカニックが導入されている
具体的には、視点は3人称視点固定となり、戦闘は【攻撃】や【防御】を意識させるアクション性が高いものに一新され、敵との攻防や駆け引きが楽しめる内容になっているのだ。

確かに、前作のスピード感は失われてしまった。
しかし、スピード感と引き換えに得たアクション性が高いゲームプレイは、ゲーム内容にマッチしており、前作と比べれば、より多くのプレイヤーにとって受け入れやすいはずだ。

全体的に合理化

巨大タコのようなモンスター。最後はQTEでフィニッシュ。

▼前作の特徴▼

  • 手動の戦闘スタイル変更
  • 剣の切り替え
  • 瞑想は特定の場所でのみ

前作『The Witcher』では、相手の種類や人数に合わせて【戦闘スタイル】を”手動”で切り替える必要があり、手動のスタイル変更が煩雑(はんざつ)さを生んでいた。
また、スキル取得や霊薬の調合も瞑想中のみに限定されており、瞑想中できる場所も限られていたこともあり、こちらも手間の掛かる要素だった。

しかし、今作では綺麗さっぱり姿を消している。
まず、【戦闘スタイル】は新たな戦闘メカニックの導入によって姿を消し、剣の切り替えも自動化されている。さらに、瞑想は”非戦闘時”であれば常に可能となり、わざわざ宿屋や焚火まで移動する手間が無くなっている。

全体的に合理化が進み、他の大作ゲームとも引けを取らないゲームプレイを実現している。

グラフィックも進化

グラフィックは大きく進歩しており、探索することに面白さを感じる。

今作は自社製の”REDengine”を使用しており、グラフィック面は格段に進歩している。

フェイシャル アニメーションだけは時代を感じるが、それ以外の部分は今でも一線級の美しさであり、ふらふらとエリアを探索する度に、その丹念な作り込みに感心する。

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細かな欠点が散見される

戦闘時に霊薬を飲めない

霊薬を飲むゲラルト。

なぜか、【霊薬】の使用が戦闘時に限定されてしまった。

まず、The Witcherでは【霊薬】によって主人公Geralt(ゲラルト)の能力を一時的に強化でき、様々な【霊薬】を組み合わせて”その戦闘に特化した”状態を作り出せる。

ただ、今作では【霊薬】の使用が戦闘時に限定され、突然の戦闘では”霊薬が飲めない”ことが起きる。その場合は【素の状態】で戦うことになり、ときには劣勢を強いられることも…。

戦闘と非戦闘の境界線が曖昧である以上、【霊薬】の使用制限は改悪と言ってもいい。

移動が億劫になる

マップが使いづらい。

▼その理由▼

  • マップの視認性が低い
  • Geraltはジャンプできない

まず、マップが見づらい。
画像(上)は今作マップなのだが、ひと目で道と道以外の場所の判別が付かないので、もはや迷路である。

また、主人公のGeraltは、ローリングは得意でもジャンプができない。
Geraltは、膝ほどの高さの段差や岩を飛び越えられず、その度に無駄な迂回を余儀なくされる。

マップのデザイン、ジャンプ不可によって移動が億劫に感じられる。

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総評

剣を手に疾走するゲラルト。

クセの強い作品ではあるが、重厚なストーリーやチャレンジングな戦闘はとても面白い。

今作と『The Witcher 3: Wild Hunt』は、切っても切れない関係性であり、『The Witcher』とまとめて一気にプレイしたい作品だ。

Q&A

Q.ストーリーの繋がりは?
A.前作のエンディングから始まり、3へ続く形でエンディングを迎える。

Q.日本語で遊べる?
A.PC版とXbox版は日本語字幕に対応している。

Q.Xbox Oneで遊べる?
A.下位互換性に対応しており、Enhancedにも対応(比較動画)。

Q.PS3やPS4で遊べる?
A.未発売。