【評価/感想】ウィッチャー【批評/レビュー】

前の記事>>>『The Witcher』 インプレッション

原題 The Witcher
対応機種 PC
発売日 2008年9月16日
開発元 CD PROJEKT RED
備考 公式サイト

ゲーム版The Witcherの記念すべき第1作目。
プレイヤーは記憶喪失となって発見された主人公Geraltとして、人間と非人間族が共存する混沌とした世界を生きていく。

ダークファンタジー系RPGジャンルにおける有名シリーズである。

▼The Witcher レビュー▼

充実したストーリー

選択と結果

全編を通し、プレイヤーの【意思と選択】を重視する作風になっている。

『The Witcher』は、Deus ExやMass Effectのような選択ベースのストーリー展開になっており、プレイヤーの【意思と選択】が、後の展開を大きく変化させ、各キャラクターの命運をも左右する。

こうした【意思と選択】は双方向型メディアであるゲームならではであり、特にWitcherはそのシステムを上手く活かしている。

余談だが、私は序盤から”政治的に中立”の立場に徹していたが、結局は非人間側に付くことになり、序盤に出会った戦友と剣を交える結果になってしまった。

関連記事>>>Deus Ex: Mankind Divided レビュー

充実したサイドクエスト

The Witcherと言えば、充実したサイドクエストも見所の一つ。

それは1作目である本作にも言えることであり、ストーリーと結末がよく練られているので、”メインクエストを放置してでもクリアしたくなる”ほどだ。

多くのゲームでは、サイドクエストはオマケで「質より量」を重視することが多いが、本作では「量より質」を重視しているようであり、とても好印象だ。

多くの面が粗粗しい

本作の戦闘は、クリックのみで完結するシンプルな内容であり、簡単な操作で豪快な技を繰り出せる良さがある。

その一方で、一度でもタイミングを誤ると敵から一斉攻撃され、ハメ殺されることがよく起き、全体的に見ると非常に粗粗しい。

また、【剣】の切り替えや複数の【戦闘スタイル】の使い分けも面倒。
一時停止できるとは言え、10種類近くも用意された【戦闘スタイル】をその都度使い分けるのは余計な手間であり、ゲームシステムを理解していない序盤はただただ煩雑(はんざつ)な印象を受ける。

それ以外にも…

  • 瞑想は特定の場所でのみ可能
  • 長い移動が多い
  • ミッションが反復的
  • 時間に左右される*

と言ったことが挙げられ、全体的に見ると粗粗しさを感じる内容になっている。

※NPCは時間スケジュールに沿って行動しており、ミッションの進行がそれに左右される

総評

磨けば光る原石的な一作。
上記の通り、粗粗しいものではあるが、それでも最後まで遊べたのは重厚なストーリーのおかげであり、選択ベースのダイアログも奥深く、分岐していくので2周目のモチベーションにも繋がる。

次の記事>>>The Witcher 2: Assassins of Kings レビュー

Q&A

Q:視点変更はできる?
A:できる

見下ろし視点 肩越し視点

Q:ストーリー的な繋がりは?
A:エンディングは2へと繋がる内容。

Q:日本語で遊べる?
A:PCのみ日本語化Modが存在する