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【評価・感想】『ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲』レビュー

4.0
ゲームレビュー
ゲームレビュー
この記事は約4分で読めます。
原題God of War II
対応機種PS2,PS3
プレイ時間12時間~
ストーリー前作で軍神となったクレイトス。スパルタ軍を指揮し、凄惨な戦いを繰り広げていたが、ロドス島での戦いで、その日々に終止符が打たれる。

本作は、2007年にPS2向けに発売されたアクションアドベンチャーゲーム。”SCEサンタモニカスタジオ”が開発したPlayStation向けの独占タイトルになり、PS2以外ではPS3版でも販売されている(されていた)。

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著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

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評価

一作目と比べて

ぱっと見では、今作と前作『ゴッド・オブ・ウォー』の違いはほとんど分からないが、実際に遊んでみると、前作からあれもこれも・・・・・・改善されていて、違いに気づかない方が難しい。

今作も「戦闘」「パズル」「ジャンプ&クライミング」で構成されているが、どれもしっかり肉付けされており、一作目からの進化がはっきりと分かる。今作ではボスが何体も用意されていて、短い間隔で頻繁に登場するし、パズルは、時間を減速させたり、翼で飛んだりする新要素によって、独創性が増している。ジャンプ&クライミングも、容赦なく落下死するようなシビアさが緩くなり、前作と比べるとテンポよく遊べるようになっている。

私にとっては、前作のレビューに書いた不満点の多くが解消された形になり、非常に好印象。前作は、一作目ゆえに色々と粗削りな部分が見られたが、今作ではそうした部分が修正され、アクションゲームとしてより洗練された作品へとレベルアップしたと思う(日本語版の表現規制も、ゲームプレイに影響しない)。

肝心のアクションは、より攻撃的でより・・ハイスピード。

今回は、双剣に加えて弓やハンマー、槍が登場。「遠くの敵は弓で」「この敵は槍で」などと武器を使い分けて大勢の敵をさばきつつ、タイミングを見て魔法も決めれば周囲は大騒ぎ。画面が賑やか過ぎて、もはや何が起きているのか分からないが、そのままボタンを押す指を止めなければ、”God of War軍神“の名に相応しい、凄惨で、でも爽快な戦闘が展開される。

特に今回は、”敵の攻撃を弾くとそのまま魔法で反撃できる”「ジャストガード」が用意されているので、防御からそのまま攻撃に転じることができるし、魔法や「スパルタン・レイジ」のゲージも割りとすぐに補充されるので、それらも積極的に使って戦えば、前作以上にスピードとパワーで押す戦闘が楽しめる。

前作同様にシンプルな操作性を維持しつつも、戦闘の豪快さは何倍にも増し、大勢の敵を倒していく”無双ゲー”として、さらに面白くなっている。

気になったところ

とにかく、QTE…。

今作でも、敵に一定のダメージを与えるとCSアタックと呼ばれるQTEが発生する。これに成功すると敵を倒せるが、失敗するとまた・・敵にダメージを与えて(最初よりは少ないダメージで良い?)QTEを発生させないといけない。QTE自体は嫌いではないので、それ自体に不満はないのだが、表示位置がコロコロ変わるので見逃しやすく、これが結構気になった(ラスボス戦では何度も失敗した)。

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総評

ストーリーは前作で、プレイ面は今作。

QTEは少し度が過ぎているような気もするが、「戦闘」「パズル」「ジャンプ&クライミング」はすべてがパワーアップしており、”あの『ゴッド・オブ・ウォー』”の続編として、非常に満足できる一作だった。

ストーリーが完全に続編ありきなので、クリアしてもモヤモヤ感は残るものの、アクションアドベンチャーゲームとしては、続編以降に求めるハードルがぐっと上がる二作目だ。

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