【評価/感想】キャンペーンモード/タイタンフォール 2【批評/レビュー】

ゲームレビュー
タイトルTitanfall 2
開発元Respawn Entertainment
発売日2016年10月28日

Titanfallは、Respawn Entertainmentが送るロボ系FPS。

過去にCall of Dutyを手掛けた元スタッフによる一作になっており、プレイヤーは近未来を舞台にTitan(タイタン)と呼ばれる巨大ボロと共に、”惑星を股にかけた”敵対勢力IMCとの死闘に身を投じる。

【短評】
タイタンとの共闘は唯一無二のゲーム体験。
また、”バディもの”のお約束を突き詰めたストーリーも納得の仕上がり。

▼ストーリー トレーラー ▼

Good

  • 無駄がなく濃いキャンペーン
  • お約束のストーリー展開
  • 白熱したTitan

Bad

  • ウォールラン
  • 一部の即死パズル
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FPS、タイタン、パズルはどれも一流

そのスピード感に痺れる撃ち合い

高低差を利用した戦闘。上空から失礼します!

余計な褒め言葉は不要、とにかく爽快
元々、Call of Dutyシリーズに携わっていた人たちの一作ということで、スポーツ系FPSライクな内容ではあるのだが、CoDよりも「撃つ」「走る」「避ける」の3点に重きが置かれている印象で、そのゲームプレイからは初代『DOOM』にも似たオールドスクールな香りがする。

外骨格スーツによる人間離れしたアクションは、目が回るほどのハイスピードな撃ち合いを可能にし、押し寄せる敵の大群を片っ端から殲滅していくのは実に爽快。

また、広く取られたエリアを縦横無尽に駆け抜けるのは”病みつきになるほど”気持ちよく、そのスピード重視のゲームプレイは”一度体験すると忘れられない”はずだ。

グラフィックや操作性は違えど、「撃つ」「走る」「避ける」の3点を突き詰めたオールドスクールなFPSという印象を受け、賞味期限とは無縁の普遍的なゲームプレイを提供してくれる。

力と力が激突するタイタン戦

タイタン(巨大ロボ)との戦闘は今作のハイライト。

他の作品ではボス戦に当たるタイアン戦は、前作同様に面白い。

余計な小細工なく、真正面から火力で勝負する内容になっていることに加えて、タイアンの見た目からは想像できないほどスピード感のある戦闘にもなっており、遊びがいと爽快感を同時に体感できるバランスになっている。

また、FPSパートとタイアンパートの配分が適切なのも大きく、どちらも「飽きるまで遊ばせない」という意図が感じられ、中だるみすることなく最後まで遊べるのも嬉しい。

ただ、難易度と武器の種類は課題。

まず、難易度はノーマルだとヌルく、かと言ってその一つ上だとシビアすぎるので、その中間の難易度が欲しいと感じた。

また、タイアンの武器は複数用意されているものの、使い分ける意味が薄く、もっと他の武器を使うべき理由を用意して欲しかった。

多彩な仕掛けが山盛りの各エリア

様々なギミックで楽しませてくれる。画像は現在と過去を交互に入れ替えるデバイス。

各ミッションでは、常識に囚われない多彩なギミックで楽しませてくれる。

例えば、稼働中の組み立てラインを舞台にしたミッション「深淵へ」では、床が壁になり、壁が床になるギミックが用意され、目まぐるしく変化するエリアを舞台にした銃撃戦が楽しめる。

また、それとは別のミッション「結果と原因」は、”タイム トラベル”を多用したユニークなデザインになっており、プレイヤーは「現在」と「過去」を自在に切り替えてエリアを進んでいくのだが、ボタン一つで戦況が一変するダイナミックさは面白く、開発元の柔軟な発想力には素直に感心する。

なお、今作のギミックの使い分けは太っ腹。
いくらでも応用できるギミックが”たった一つのミッション限定”だったりするのだが、これは大手パブリッシャーだからこそ許される贅沢な演出になっている。

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FPSプラスα

ウォールランを多用した戦闘は爽快。ただし、頻度が高すぎる気も...。

純粋なFPSというよりも、それの割合が大きいゲームという印象を受ける。

今作は”始まりから終わりまで”常に敵と撃ち合うような作品ではなく、ウォールラン(壁走り)を活用したパズルや、上記のタイタン戦などの割合も高く、パズルゲーでもロボゲーでもあるという「FPSプラスα」な内容になっている。

正直に言って、目玉のタイタン戦以外は”淡白な仕上がり”になっているのだが、今作のようにゲーム側のペースで進む1本道ゲームにおいては、”戦闘から離れて一呼吸置く”良い機会になっている。

とくにゲーム的な意味はないが、相棒のタイタン”BT”との会話も何気に癒やしの瞬間だったりする。

上記の通りプラスαの部分は淡白な内容であり、個人的にはBTとの会話をもっと盛り下げて欲しかったとは思うが、自己主張し過ぎないことの良さもある。

パズルでのウォールランの多用は課題

「マルチの予行演習」なのは理解できるが、戦闘以外でのウォールランは必要以上に多いと感じた。

確かに、上手く使いこなせたときの爽快感はあるのだが、不意の落下死が多くせっかくのテンポを邪魔しているときがある。

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総評

タイタンとの友情を描くストーリーは王道的だが最高。

完成度の高いキャンペーンモードに仕上がっている。
様々なイベントを適切に盛り込んだキャンペーンは非常に質が高く、シンプルにバディもののお約束を追求したストーリーも、単純明快ながらも夢中になれる。

また、清々しいほど1本道なキャンペーンは、シングルプレイ不要論の声が上がる今だからこそ、逆に新鮮味を感じる。

もし、あなたが昔ながらの伝統的なシングルプレイキャンペーンを欲しているのなら、『タイタンフォール2』を遊ばない理由はない。

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