※一部記事でアフィリエイト広告を利用しています

【評価・感想】『コール オブ デューティ ブラックオプス2(CoD BO2)/ソロ・キャンペーン』レビュー

4.0
ゲームレビュー
ゲームレビュー
この記事は約6分で読めます。
原題 Call of Duty Black Ops 2
対応機種 PC,Xbox One(互換),PS3 etc
プレイ/クリア時間 8時間~

👍Good

  • 野心的なCoD
  • 過去と現在が交差するストーリー
  • ストーリーの分岐
    =>マルチエンディング

👎Bad

  • ストライクフォース
スポンサーリンク
著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

SNSをフォローして更新情報を得る

紹介

どんなゲーム?

近未来をテーマにしたミリタリー系FPS。
シリーズとしては『コール オブ デューティ ブラックオプス』の続編。

開発は『コール オブ デューティ3』『コール オブ デューティ ワールド・アット・ウォー』『コール オブ デューティ ブラックオプス』の【Treyarch】。

ブラックオプスとの繋がり

『コールオブデューティ ブラックオプス』より。

もう、それはガッツリ繋がっている。

『コール オブ デューティ ブラックオプス』のストーリーとニコイチみたいなところがあるので、最低でも「ブラックオプス」のストーリーは復習しておいた方が良い。

ブラックオプス2のストーリー

2025年の世界。
メネンデスという男が各国で市民を扇動し、着実にその支持を広げていた。

そんな中、メネンデスの仕掛けたサイバー攻撃が世界を襲う。

スポンサーリンク

評価

【Pros】野心的なコールオブデューティ

前作『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』までは、言ってしまえば『コール オブ デューティ2』の焼き直しに近く、良くも悪くも「いつもの変わらない味」だった。

  • 前作までは「2」の焼き直しだった

その点、今作は果敢にも”老朽化したシリーズ”の改築に取り組んでおり、「コールオブデューティ」におけるストーリーの在り方を始め、ゲームプレイやミッション構造の見直しが行われている。

確かに「全てが上手く行っている」とは言い難いが、”マルチプレイのような主人公のカスタマイズ”をソロ/キャンペーンに持ち込んでいる点は面白いし、”プレイヤーに選択させる”ことを重視したゲームプレイも面白い。

“ストーリーや時代設定が”ではなく、一つのゲームとして新鮮さを感じる中身になっている。

過去と近未来を行き来する

今作では『コール オブ デューティ ブラックオプス』の流れをくむ過去編と、”ハイテク装備で遊ぶ”近未来編の二つを交互にプレイしていく。

過去編に関しては「ブラックオプス」のレビューに任せるとして、この記事では近未来編について書くが、これに関してはハイテク装備がガンファイトにおける諸々の手間を省いてくれるので、プレイアビリティが底上げされている。

近未来編では非常にスピーディで、無駄のないシューティングが楽しめるが、一方で過去編では従来の泥くさいシューティングも楽しめるので、ちゃんとメリハリが付いている。

【Pros】ストーリーの分岐とマルチエンディング

捕虜を殺す?殺さない?

今作ではシリーズで初めて─

  • ストーリーの分岐
  • マルチエンディング

が採用されている。

また、それら以外にもエンディングには影響を及ぼさないが台詞やカットシーンには反映される小さな「選択」も存在する。

今作の「選択」は決してオマケではなく、それを軸にちゃんとストーリーが構成されているので、プレイヤーの一挙手一投足がゲーム世界に影響を与えると実感させてくれる。

【Cons(欠点)】ストライクフォースは蛇足

今作は、従来のキャンペーンと【ストライクフォース】と呼ばれるミニゲームの両面でストーリーを進めていく。

名称 説明
ストライクフォース FPSとRTS(リアルタイムストラテジー)が合体したミニゲーム。

【ストライクフォース】では、FPSとRTSを自在に切り替えつつ部隊に指示を出し、ミッションタスクを達成していくのだが、「無いなら無いでかまわないし、そっちの方が良い」レベル。

少なくとも難易度【Regular(ノーマル)】では、ストラテジー要素や分隊要素を無視して一人で黙々と敵兵を相手することで攻略できるほど大味だし、そもそもRTSできるほど仲間のAIは良くないし。

あと、私としては”FPSを遊んでいたのに、急に別ジャンルのミニゲームが登場してそのルールを覚えないといけない”ということが本当にシンドイと感じた。

一応、【ストライクフォース】は「やらない」ということは可能だが、それをしたことで行き着くエンディングはアレなので、結局「やらない」という選択肢は無かったりする。

スポンサーリンク

総評

「コール オブ デューティ」では珍しく野心的な一作。

“CoDというテンプレートの中で新しいことをやってやろう”という気概に満ちており、今作は「コールオブデューティ」に残されていた可能性に触れられる作品になっている。

【ストライクフォース】を除けば、シリーズの中では上位に食い込めるほどクォリティの高い一作だ。

関連記事>>>【ソロ/シングル/キャンペーン】オススメの「コールオブデューティー(CoD)」を全て紹介

▼CoDの関連記事▼

シェアする
SNSをフォローして更新情報を得る
スポンサーリンク
スポンサーリンク
Kakihey.com│ゲーム紹介・レビュー
タイトルとURLをコピーしました