過去作には遠く及ばない【評価・感想】『 アサシンクリード3』レビュー

3.5
オープンワールドゲーム
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原題Assassin’s Creed III
対応機種PC,PS4,Xbox One,スイッチ
プレイ/クリア時間25時間~
ストーリー独立に揺れるアメリカを舞台に、ネイティブ・アメリカンの血が流れる主人公・コナーは、テンプル騎士団の陰謀を阻止せんと暗躍する。

👍Good

  • 美しいグラフィック
  • 都市と大自然のマップ
  • 刷新された戦闘メカニックとパルクール 

👎Bad

  • 全面的に粗粗しい
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この記事の著者
おなまえ

ゲーマー

カキヘイ(@kakihey_jp)

Kakihey

プロフィール

2014年より当ゲームサイトを運営中。
これまでに250本近くのゲームレビューを投稿
最近はYoutubeの方でも動画レビューを公開中…。
プロフィール詳細

紹介

パルクール系オープンワールドゲーム。

剣術と【パルクール(人間の身体能力を活用するスポーツ)】を取り組んだ作品になっており、プレイヤーは建物を登り、飛び回り、そして敵と戦っていく。

なお、メインシリーズとしては5作目。
今作よりケンウェイ一族にまつわる新章が始まる。

上記事ではこのシリーズのストーリーを詳しく解説している。

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評価

【Pros】新生アサシンクリード

アサシンクリード リベレーション』までは、一作目『アサシンクリード(1)』をベースにしており、『アサシンクリード2』も『アサシンクリード ブラザーフッド』も『アサシンクリード リベレーション』も、広い意味では同じゲームだった。

  • 前作までは一作目の拡張版だった

その点、今作ではゲーム内容の全面的な刷新が行われており、新生「アサシンクリード」とも呼べる一作になっている。

  • パルクール
  • 戦闘メカニック

など、シリーズを象徴する要素が新しく生まれ変わっている。

まず、パルクールは建物以外も登れるようになり、過去作のように”登れない崖っぷちのせいで迂回させられる”というストレスが無くなっている。

また、パルクールの操作性も一新されており、今回はRT長押しで半自動にパルクールするので、より簡単な操作で軽快なアクションが楽しめるようになっている。

  • パルクールの制約が緩くなり、様々なところを登れる
  • 半自動にパルクールするので、より簡単な操作でパルクールを楽しめる

確かに、RTにパルクールが割り振られたことで「ダッシュしたいのにパルクールしてしまった」という新たな問題も発生しているが、デメリットよりもメリットの方が大きい。

次に戦闘メカニックは、無双とアクションを見事に両立。

前作『アサシンクリード リベレーション』までは、ほぼワンボタンで無双アクションが楽しめたが、今回はプレイヤーが敵に仕掛けていく積極性も重要で、アグレッシブさが増している。

当然、一新されたアニメーション、エフェクトやサウンドも戦闘の爽快感を底上げしており、新生「アサシンクリード」に相応しい内容に刷新されている。

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【Pros】一部のサイドミッションは当たり

海戦船を操縦し、敵船と戦う
ホームステッド人々を呼び込み、その地域を発展させる育成系ミニゲーム

残念ながら”大半のサイドミッションは空っぽ”だが、「海戦」や「ホームステッド」は面白く、時間を忘れて没頭してしまう。

アサシンクリード4 ブラックフラッグ』でメイン要素に格上げされ、『スカル アンド ボーンズ』として独立するだけあり、海戦は今作の時点で非常に白熱したゲームプレイが楽しめる。

「ホームステッド」も、固有の名前を持ったキャラクターたちと一緒にその地域を発展させていくことが面白く、当時のアメリカの生活を上手くサイドミッションに反映している。

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【Cons(欠点)】不自然なペース配分

観客でごった返す王立劇場でのオープニングは、圧倒的な表現力と一新されたアニメーションが相まって、これから始まる大冒険への期待が膨らむ。

しかし、残念ながらそれをピークに尻すぼみしていく。

  • ゲーム全体のペース配分が不自然

とにかく、“アサシンクリードがなかなか始まらない”。

パッケージにプリントされた主人公が操作できるのはシークエンス6であり、それまではチュートリアルとストーリーの説明を兼ねたシークエンスが延々と続く。

例えば、オープニングの後はアメリカに向かう船上でのイベントがあり、アメリカ上陸後も仲間集めに奔走し、その後も主人公・コナーの幼少期の出来事をプレイする…。

  • 最初の5時間が長々としたチュートリアル

…にも関わる、説明不足に感じることが多い。

例えば、唐突に登場する「弟子システム」やそれに付随する育成要素は、過去作で”分かっている”人以外は気づきにくい仕様になっており、過去作をプレイしていた私でも一周目の時は存在すら知らずにクリアしてしまった。

また、「交易」に関してもインターフェイスが何層にもなっており、ネットで解説を読んでようやく理解できた始末。

  • チュートリアルに時間を割くが、説明不足

全体的にペース配分が不自然で、煩雑に感じられる。

チュートリアルに何時間も費やすが説明漏れが生まれており、メインミッションに当たるシークエンスもスロースターター過ぎて、飽き飽きさせられる。

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【Cons(欠点)】一本道的なゲーム進行

基本的に、今作のメインミッションは一本道的な構造になっており、過去作と比べて創意工夫できる余地があまりにも少ない。

単に仲間を護衛するだけだったり、仲間とお散歩するだけだったりするミッションが多く、演出重視ではあるが、それと引き換えに攻略の幅を失っている。

フル・シンクロは余計に退屈

サブ目標失敗(画像左)。クリアしても達成感が薄い。

今作にも「フル・シンクロ」が存在する。

アサシンクリード ブラザーフッド』の頃からあまり好きではないが、今回はやけにクリア条件が厳しくて、相当面倒くさい要素になっている。

今回はプレイ中に「サブ目標」が追加されることが多く、「フル・シンクロ 失敗」と表示されて初めてその存在に気づくことがある。

個人的には「意識してプレイすれば達成は簡単」だった『アサシンクリード ブラザーフッド』くらいの緩さが良い。

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【Cons(欠点)】製品としてのクォリティ

あくまでもオリジナル版での出来事です

映像が”ぼけた”ままに。

他所でも指摘されている通り、未だにバグが多く残っている。

私の場合では帳簿に「輸送隊が攻撃されました」という表示が残り続ける、グラフィックが乱れると言ったバグに遭遇しており、製品としてのクォリティに疑問符が付く。

また、プレイ面に関しても”街中で警戒された際に敵兵がアホほど湧く”点や、行動を縛る敵兵の異常なほどの視力の良さなど、明らかに不自然な状態が放置されており、細かな部分の詰めが相当甘い。

これは年刊リリースの弊害か。

特に今作はストーリーと発売時期がリンクする内容になっており、余計に延期は許されない状況だったと思われるが、それゆえにテストプレイや修正の時間が十分に取れなかったのでは?と邪推する。

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リマスター版では不評だった一部の要素が改善

リマスター版の方では、オリジナル版では不評だった部分にメスが入っている。

わざわざ実装するということは、オリジナル版ではよっぽど不評、もしくは切望された要素とも言えるわけで、事実、リマスター版ではゲームプレイ面がやや底上げされている。

具体的には、アサシンクリード4 ブラック フラッグ』のように「口笛」が追加されたことで、オリジナル版と比べてステルスプレイのハードが驚くほど低くなっている。

  • ミッション【役者は揃った】のような強制ステルスパート
  • 「フル・シンクロ」のステルスプレイ縛り

こうしたミッションがオリジナル版よりもはるかに楽になっている。

次に、武器選択もシームレス化されている。

オリジナル版では、武器を変更する度に別画面を開く必要があった(しかもワンテンポ遅れる)が、リマスター版では一般的な武器ホイールが導入されており、シームレスに武器の変更ができるようになっている。

他にも、(体感的に)敵AIの視野や市内での敵の湧き方が良い方向に調整されているように感じることが多く、オリジナル版よりもはるかに遊びやすくなっている。

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総評

全体的に”粗粗しい”大作。

今作はこのシリーズを根底から見直した野心的な一作ではあるが、一方で量を重視した空っぽのサイドミッションや、詰めの甘い調整が散見される内容でもあり、全面的に粗粗しい。

正直、過去作には遠く及ばないナンバリングタイトルだ。

関連記事>>>【2020年版】オススメの「アサシンクリード」を全て紹介/未プレイでも遊べる?プレイする順番は?なども

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