「課金」を除けば良作【評価・感想】『アサシンクリード オデッセイ』レビュー

4.0
オープンワールドゲーム
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原題Assassin’s Creed Odyssey
対応機種PC,PS4,Xbox One
プレイ/クリア時間30時間~
ストーリー紀元前430年の古代ギリシアを舞台に、主人公・アレクシオス/カサンドラは動乱に巻き込まれていく

👍Good

  • 広大なオープンワールド
  • 山ほど用意されたコンテンツ
  • 「選択」によって分岐するストーリー

👎Bad

  • 課金を意識させられる
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カキヘイ(@kakihey_jp)

Kakihey

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2014年より当ゲームサイトを運営中。
これまでに250本近くのゲームレビューを投稿
最近はYoutubeの方でも動画レビューを公開中…。
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紹介

「アサシンクリード」シリーズの11作目にして、前作『アサシンクリード オリジンズ』同様にRPG、レベル制度やハクスラ要素などを採用したオープンワールド系RPG。

他のゲームで例えれば、『ウィッチャー3 ワイルドハント』のアサクリ版。

なお、今作の時代設定は、古代エジプトを舞台にした『アサシンクリード オリジンズ』よりも前になっており、”シリーズで最も古い時代を描く”。

ちなみに、上記事ではこのシリーズのストーリーを詳しく解説している。

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評価┃前作との違いを中心に比較

まず、今作は前作『アサシンクリード オリジンズ』をベースにした続編。

“新機軸”となった前作を改善/拡張した内容になっており、『アサシンクリード2』『アサシンクリード ブラザーフッド』をベースにした『アサシンクリード リベレーション』のような作品。

よって、前作と共通する部分に関しては『アサシンクリード オリジンズ』のレビューを読んで欲しい。

"仕切り直し"の一本【評価・感想】『アサシン クリード オリジンズ』レビュー
年刊リリースを中断して初めてのアサクリ。今回はシリーズの「起源」を描く内容のため、シリーズ初心者も十分に楽しめる一作になっている。また、RPG要素が加わったことでオープンワールド系RPGに進化している。
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【Pros】「選択」によって分岐するゲーム世界

『アサシンクリード オデッセイ』ではプレイヤーの「選択」がゲーム世界にインパクトを与える。

前作『アサシンクリード オリジンズ』と比べて、もっとも大きな違いはプレイヤーの選択によってストーリーが枝分かれしていくところ。

※「アサクリ」シリーズ初

これまでとは違い、今作ではスタート地点は同じでも”それぞれのプレイヤーが通る道は「選択」によって変化”し、エンディングもいくつかのパターンが用意されている。

「選択」に関しては、『ウィッチャー3 ワイルドハント』を意識していると思われ、「選択」を通して主人公にプレイヤー自身を投影させたり、この世界での身の振り方を決めたりできる。

※主人公の性格や性的嗜好もプレイヤー次第

また、今作でもキャラクターの生死を左右する選択が用意されているので、個々の選択がずっしりと重い。

『アサシンクリード オデッセイ』では難しい選択を迫られる。

当然、サイドミッションにも「選択」が用意されている。

正直、サイドミッション自体はいつものお使いだが、”選択できる”だけで新鮮さを感じさせるところがあり、「クリアしておしまい」ではなく、それが深くゲーム世界に影響するので、サイドミッションであってもプレイする価値が生まれている。

余談だが、今作のサイドミッションは、これも『ウィッチャー3 ワイルドハント』風だが、地元の風習や神話をモチーフにした小話になっており、よく練られている。

少なくとも、過去作のサイドミッションと比べると格段に面白くなっている。

初登場の「選択」は、このシリーズに新たな生命を吹き込んでおり、”自分自身がゲーム世界(or アサクリの世界)に影響を与える”事実が、これまでよりも深いゲーム体験を生んでいる。

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【Pros】男女の主人公と海戦が復活

「選択」の次に大きな違いは─

  • 男女の主人公
  • 海戦・海賊要素

の2点が復活したところ。

今作ではアレクシオス、カサンドラが主人公として用意されているので、プレイヤーはゲーム開始時にどちらか一方を選んで遊べる。

アサシンクリード シンジケート』のようにプレイ中に切り替えはできないし、キャラクター毎の特色は存在しないが、プレイヤーの選択肢が一つ増えたのは喜ばしいこと。

古代ギリシアでの海戦。人力。

海戦・海賊は、シリーズファンの中でも好き嫌いが分かれるが、アサシンクリード4 ブラック・フラッグ』と比べると多くの点が簡略化されており、非常に遊びやすくなっている。

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【Pros】美しい古代ギリシア

今作のオープンワールドは、前作『アサシンクリード オリジンズ』の古代エジプトとは対照的で、白を基調とした建築物と真っ青な空のコントラストが美しい。

真っ青な海と空、青々と生い茂る大自然。紅葉した木々、桜で彩られた秘境など、目の保養になる景色が次々と飛び込んで来る。

さらに、前作では大ピラミッド、今作では「パルテノン神殿」などの日本人にも馴染み深い名所が数多く用意されており、中には今では見られないものも…。

今作も、徹底した時代考証がなされているようで、ユービーアイソフトがYoutubeで公開している藤村シシン氏の解説動画を観ればそれがよく分かる。

探索モードは”探索の楽しさを生む”

新しいプレイスタイル。
世界を探索しながら、ターゲットやクエスト目標を自分で見つけていく。

アサシン クリード オデッセイ本来のゲーム体験。

引用元 – ゲーム内の説明文

要するに、「探索モード」とは自分の足で歩き、自分の目で見ることを重視するモード。

一般的なオープンワールドゲームでは、プレイヤーに必要以上の情報を与えて正しい方向に導こうとするが、「探索モード」では必要最低限の情報しか与えられない。

画面上のアイコンやマーカーは必要最低限まで絞られ、さらにターゲットの居場所は「目標は(地名)の沖合にいる」というようにボカした形で伝えられる。

マップ上の点を追うのではなく、実際に”この世界を探索している”という感覚が味わえる。

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【Cons(欠点)】課金への導線が気になる

『アサシンクリード オデッセイ』にも課金アイテムが存在する。

端的に言えば、課金アイテムなしの過去作よりも、課金アイテムありの今作の方が色々と手間と時間が掛かるので、個々の要素が「課金への導線になっているのでは?」と。

アイテム名説明
材料パック(大・中・小)アップグレードに使用する
ブーストパック得られる経験値と報酬が2倍

具体的には、今作は得られるXPが渋めに調整されているので、メインミッションのみを集中的に進めたい場合は「ブーストパック」の追加購入は避けられない。

ちなみに、私はプレイ時間の半分を「ブーストパックなし」、もう半分を「ブーストパックあり」でプレイしたが、正直「ブーストパックあり」の方がレベルアップの速度が適切に感じられた。

「ブーストパックあり」の状態がデフォルトで、「ブーストパックを購入すればここからさらに二倍!」であれば全く文句はなかった。

以前、「ブーストパックはメーカーの親切だ!」と反論されたことがあるが、本当に親切ならゲーム内のオプションで切り替え可能にしているし、定価に含めているはず。

少なくとも、私がプレイした時は「ブーストパックなし」だと、メインミッションを進めるためにサイドミッションを消化する非効率なことをしないといけなかった。

さらに、過去作感覚で船をアップグレードしたい場合も「材料(パック)」が必要。

今回はアップグレードに必要な材料の量がやたらと多く、敵船を5,6隻撃破して木材を集め、野生動物を狩って生皮を剥ぎ、武具を分解して鉱物も回収しないといけない。

過去作ではなく、『ウィッチャー3 ワイルドハント』『フォールアウト4』などのオープンワールド系RPGと比べても、課金アイテムなしだと今作は特に手間と時間が掛かるという印象を受ける。

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手配度も課金の導線では?

  • 手配度を下げる方法=>懸賞金を掛けた人間を始末する or 懸賞金を払う

ただし、非常に金(ドラクマ)を食う。

というのも、懸賞金を掛けた人間を始末する瞬間を目撃されるとさらに懸賞金が上がってしまうし、ミッション中であってもひと目の付く場所で戦闘になれば懸賞金は上がってしまうから。

結局、手配度も「課金の導線になっているのでは?」と。

私には、今作の手配度は”プレイヤーに金(ドラクマ)を吐き出させる”ことが目的になっているように感じられて、課金を促す”要素に思えてならない。

手配度自体は『アサシンクリード2』の頃から登場しているが、あの頃は町中の「手配書」を破る、「先触れ」に”小遣い”を渡してウソの情報を伝えさせることで「手配度」は下げられたが、今作の場合はとにかく「金」だ。

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【Cons(欠点)】煩雑さが残る戦闘

『アサシンクリード オデッセイ』の戦闘シーン。基本的にはオリジンズのまま。

前作『アサシンクリード オリジンズ』をベースに、アクション性が強化されている。

ウィッチャー3 ワイルドハント』っぽい「攻撃/防御/パリィ」を重視したアクション色の強い内容になっており、前作ファンであれば”パワーアップした”今作の戦闘は間違いなく楽しめるはず。

また、今作では特殊能力や技が追加されており、無双感と手強さが上手く両立されている。

ただし、まだまだ「発展途上」に感じる瞬間は多い。

乱戦時に暴走するロックオンには苦労させられるし、LB+RB同時押しの「パリィ」は前作よりもマシとは言えまだまだ煩雑さが残る。

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【Cons(欠点)】”賞金稼ぎ”はプレイのペースを乱す

アサシンクリード オリジンズプレイヤーよりも高レベルの強敵がオープンワールド内にいる
アサシンクリード オデッセイ主人公に掛けられた懸賞金が一定額に達すると追って来る仕様に変更され、懸賞金の額に合わせて人数が増えていく

はっきり言って「賞金稼ぎ」は改悪。

今作では何をしていてもお構いなしに賞金稼ぎが現れてしまい、ゲームプレイにランダム性を持ち込むというよりは単にペースを乱す存在になっている。

前作『アサシンクリード オリジンズ』のように、一定の場所に留まる仕様の方が遊びやすい。

『ファークライ5』のレビューにも書いている通り、私はオープンワールドゲームにおける”ペースを乱す”存在はあまり好きではない。

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【どっちが面白い?】オリジンズとの比較

上記事では今作と前作「オリジンズ」を比較して、それぞれの特徴を紹介している。

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総評

『アサシンクリード オデッセイ』の主人公アレクシオス。

『アサシンクリード オリジンズ 2.0』。

基本的に「前作の強化版」と言えるゲームプレイは流石の完成度であり、コンテンツも文字通り”溺れるほど”用意されている。

そして、何よりも新要素である「選択」が長い歴史を持つシリーズに残されていた可能性を示している。

ただし、(過去作と比べて)あまりにも「課金」の存在感が強く、「課金アイテム」がチラつく経験値や材料の在り方には疑問が残る。

関連記事>>>【2020年版】オススメの「アサシンクリード」を全て紹介/未プレイでも遊べる?プレイする順番は?なども

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