腰を据えてプレイするにはやや物足りない【評価/レビュー】アサシン クリード III レディ リバティ【批評/感想】

オープンワールドゲーム
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【短評】
全体的に荒々しいアサクリ。
“携帯できるアサクリ”という最大のメリットを失ったことで、数々の欠点が浮き彫りになっている。
原題Assassin’s Creed III: Liberation Remastered
機種PC,PS4,Xbox One
発売日2019年5月23日
※アサクリ オデッセイのシーズンパス所有者はすでにプレイ可能

元は「PS VITA」向けに販売されていたアサクリ。
アサシンクリード3(リマスター版)』と同じく、リマスター化された方をこの記事では取り上げる。

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解説

ストーリーはほぼ独立した内容

現代編はなく、コナーの登場もファンサービス程度。
アサシンクリードの用語集】で、アサシン教団とテンプル騎士団の関係性やかつて来たりし者について予習しておく程度でOK。

▼時系列(レビュー)▼

過去作のストーリーは?

アサシンクリードシリーズのストーリーを解説付きで総復習】で詳しく解説している。

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評価

【Pros】クォリティの高いアサクリ体験※

黒人の奴隷がまだ当たり前のように存在する世界で、裕福な白人夫婦の養子として育てられた主人公アヴリーン。同時期に発売された『アサシンクリード3』のように、今作ではその複雑な生い立ちを背景にしたストーリーが展開され、そこへ歴史モノとSF風味を加えたことで”いつものアサクリ”が完成する。

もし、私がオリジナル版を「PS Vita」でプレイしていれば、その再現度を讃えたはず。
というのも、携帯ゲーム機という制約の中でも、ちゃんと『アサシンクリード3』並のコンテンツが用意できているからであり、携帯ゲーム機でこのクォリティの「アサクリ」がプレイできたのは驚きである。

  • 携帯ゲーム機向けだが、クォリティの高い「アサクリ」

後述するように、ところどころで”妥協の跡”は見られるものの、同じくリマスター化された『アサシンクリード3』と続けてプレイしても、違和感なく遊べる内容にはなっている。

【Cons(欠点)】全体のクォリティ

まず、全体的にミッションの質は高くない。
アサシンクリード3』同様に、失敗=リスタートの「強制ステルスミッション」はストレスの原因だし、一本道的なミッション展開にも飽き飽きさせられる。また、”細切れに感じる”ミッションも少し物足りない。

  • 全体的にミッションのクォリティが低い

あと、目玉の【変装】がほぼほぼ意味をなしていない。
【変装】できる衣装はアサシン/奴隷/レディの3種類だが、はっきり言ってアサシン一着あれば十分なので、”ゲーム側から指定される時”以外は特に意識することのない要素となっている。

【変装】に関しては、衣装を選ぶ楽しさよりも、”アサシンの装備でプレイしないのにできない”もどかしさの方が強い。

技術的にも

プレイヤーの行動と演出が噛み合っていなかったり、暗転中もプレイが継続していたりと技術的な問題を抱えている。また、カットシーンとプレイの移行にも違和感を覚える。

【Cons】携帯ゲーム版のギミック

「PS Vita」版では、ゲーム機の機能を活用したギミックが用意されていた。

  • 球体を転がして穴に落とすパズル
  • カヌー操作

リマスター版ではこれらはコントローラ操作に置き換わっているのだが、肝心の最適化が不十分。特にカヌーの操作はクセが強く、中盤の「川下り」で危うく詰むところだった。

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総評

全体的に荒々しい一作。
リマスター版では”携帯できるアサクリ”という最大のメリットを失ったことで、数々の欠点が浮き彫りになってしまっており、腰を据えて大画面でプレイするにはやや物足りない外伝作になっている。

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