シリーズ最高傑作【評価/感想】ヒットマン(2016)【批評/レビュー】

4.5
ステルスゲーム
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原題Hitman(2016)
機種PC,PS4,Xbox One
カキヘイ
カキヘイ

現時点ではシリーズ最高のヒットマン。
選択に溢れた「暗殺」と、プレイヤーの知的好奇心を刺激するマップは唯一無二であり、これ以上のヒットマンを望むことは酷にも感じる一作。

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紹介

どんなゲーム?

暗殺系ステルスゲーム

プレイヤーは”熟練の暗殺者”として、「箱庭」とも言うべきエリア内でターゲットを自由に暗殺していく。

ある時は離れた場所から狙撃し、またある時は事故に見せかけて暗殺するなど、プレイヤーの発想力次第で様々な遊び方できるゲームになっている。

ディフィニティブ・エディションとは?/違い

いわゆる完全版。
今作向けに配信された追加コンテンツと追加コスチュームが収録されたパッケージ。

なので、ゲーム内容に違いはない。

過去作との繋がり

なお、シリーズとしては『ヒットマン アブソリューション』の続編。
ただし、シリーズ的には「リブート(仕切り直し)」に近く、今作が初でもとくに問題はない。

一応、当サイトではヒットマンシリーズの評価とストーリーを含む解説記事を用意している。

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ヒットマン(2016)のストーリー

 

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評価

【Pros】完成度の高いヒットマン体験

まず、今作は現時点でもっともオススメできるヒットマンである。

なぜなら、今作はシリーズの中でもとりわけ高く評価されている『ヒットマン ブラッドマネー』の順当な進化版になっているから。

  • 箱庭型エリアを自由に探索する
    • エリア内には山ほどのギミック
  • ターゲットの最期を演出する
    • 1人に付き5個以上の暗殺方法

要するに前作『ヒットマン アブソリューション』で姿を消していた要素の数々が、今作ではほぼ完全に復活しており、最初から最後までヒットマン。

変装システムは旧作仕様に

頭に「・」の付いた敵はこのエリアのボス。なので、変装した従業員はすぐに見抜ける。

前作『ヒットマン アブソリューション』で”改悪”された【変装システム】は、『ヒットマン ブラッドマネー』との”イイトコドリ”で着地している。

今作では”一部の同僚だけに怪しまれる”仕様に変更。
前作では、変装してもバレるので“警官に変装したAgent 47が警官で溢れるエリア内を中腰で移動する滑稽なシーンが目の前で展開される”という意味不明なことが起きていたが、今作ではその点にメスが入っている。

徹底した親切設計はプレイのハードルを下げる

47には透視能力も!

「ヒットマン」の良さを復活させつつ、同時に徹底した親切設計も取り入れている。

そもそも、「ヒットマン」は万人受けするゲームでは無かった。
エリアをじっくりと探索し、AIの行動パターンとマップ構造を把握し、試行錯誤しながら暗殺計画を詰めていくゲームになっており、じっくり腰を据えてプレイする必要があった。

  • これまでの「ヒットマン」は試行錯誤と、入念な作戦の立案が必要だった

その点、今作ではヒントを随時報告してくれるモードが用意されている。
ヒントが耳に入ればオペレーターがそれを教えてくれ、マップ上のアイコンが暗殺方法さえも紹介してくれる。

  • ヒントや暗殺方法をプレイヤーに教えてくれる

言わば、これまで何時間も投入して得ていた攻略情報が今作では楽に手に入るということであり、この親切設計はプレイのハードルを大きく下げてくれる。

もちろん、ノーヒントでもプレイ可能

シリーズファン向けにノーヒントのモードも用意されており、”これまでのように腰を据えてプレイしたい”というニーズにもしっかりと答えてくれる。

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【Pros】再び、人々の日常に忍び寄るスリル

前作『ヒットマン アブソリューション』は、ギラギラ/コテコテのグラフィックが印象的で、登場するキャラクターは軒並みインパクト重視だった。

一方、今作はグラフィックも含めて、現実的なトーンで統一されている。

今作に登場するのは、実業家を隠れ蓑にしているスパイや、密かにウィルスを開発しているマフィアなど、現実と空想の中間に居るようなターゲットたちばかりであり、ヒットマン ブラッドマネー』に似た空気感を再現できている。

要するに、今回はダニー・トレホ風の化け物や、武装したシスターの集団は登場しない。

新旧いいとこ取りのマップ

今作の舞台は、パリの博物館やタイの高級リゾートホテルと言った現実的なマップと、傭兵の拠点である農場や北海道のハイテクな医療施設と言った非現実的なマップが用意されている。

言わば、初期ヒットマンの得体の知れない、もしくは怪しい場所に潜入する感覚と、『ヒットマン ブラッドマネー』の日常に溶け込む感覚を両立させており、まさに新旧のいいとこ取りである。

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【Pros】何度も繰り返し遊べる驚異のリプレイ性の高さ

ヒットマンは「周回プレイしてナンボ」という側面がある。
それは今作も同様であり、周回プレイすればするほど、噛めば噛むほど味が出てくるので、「1周だけでは半分も楽しめていない」と断言できる。

私は何度も周回プレイして効率化を極めるプレイが好きなのだが、中には全NPCをハンマーで殴打していくプレイに面白さを見出す猛者もおり、プレイヤーそれぞれの”やり込み”が可能だ。

チャレンジの数も膨大

例えば、各ミッションには80個以上の”やり込み要素”が存在する。

  • チャレンジ
    • 高度な暗殺
  • 探索
    • エリアの探索
  • テクニカル
    • いくつかの条件を達成する

と言ったミッション内でのやり込み以外にも、【エスカレーション】と呼ばれる”奇抜な縛りプレイ”まで用意されており、完全クリアを目指す場合は100時間はゆうに掛かる。

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【Cons(欠点)】一部の細かな欠点

主な欠点説明
総当たりで何とかなる結局、【発見される】=>【直前のデータから再開】を繰り返すことになるので、総当たりで攻略できてしまう。
監視カメラ範囲が分からないので”確実に”回避できない。
証拠隠滅監視カメラに撮られた場合、監視室まで行って”証拠隠滅”するのだが、その場所が分かりにくいのでエリアをグルグル回ることも。
ミニマップの機能性警戒エリアを強調表示して欲しい。
足を踏み入れて初めて警戒エリアだと気づくことがあるので。

決してゲームプレイを台無しにするほどではないが、これらが改善されればさらに快適にプレイできるはずだ。

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【総評】シリーズを再定義する一作

ヒットマンにおける”一つの完成形”。
前作『ヒットマン アブソリューション』で足元が揺らいだシリーズを再定義した一作であり、「今作以上のヒットマンは登場するのか?」とも感じる傑作ヒットマンである。

続編>>>ヒットマン2 レビュー

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