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【評価/感想】ヒットマン コントラクト【批評/レビュー】

ゲームレビュー
原題Hitman Contracts
機種PC,PS3,Xbox360 etc
発売日2004年4月20日
開発元IO Interactive

前作『ヒットマン2 サイレント アサシン』の続編。
内容的には”前作で確立したゲームシステムで1作目をリメイク”に近く、現に約半分のミッションは1作目のリメイクになっている。

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今作の特徴

1作目のリメイク

すでに述べた通り、今作は1作目『ヒットマン コードネーム47』のリメイクに近い。
今作でリメイクされるミッションは、異国情緒に溢れる中国編やHitmanらしい暗殺が楽しめる「Traditions of the Trade」などであり、一部を除いてオリジナルに近い形で再登場している。個人的に、1作目は非常に荒削りな内容だったので、リメイクという形で再訪問できるのは嬉しい。

なお、今作でリメイクされるミッションはどれも面白い。
そもそも、1作目の時点でも原石的な良さを持っていたので、当然と言えば当然。

ただ、1作目をクリア済みの場合は「ボリュームに欠ける」かも。
というのも、オリジナル版に忠実であるがゆえに”1作目経験者”は一度クリアしたミッションを再プレイすることになり、新たなミッションを求める身としてはやや複雑ではある。

前作からの改善

前作『ヒットマン2 サイレント アサシン』よりも、プレイ感覚は向上している。
すでに前作の時点で完成していたこともあり、今作は既存のゲームシステムを改善に注力しており、前作の欠点は見事に潰している。

例えば、中腰時の移動速度が上がったのでターゲットへの接近が容易になり、敵の警戒度が緩めなので大胆な行動にも出れるバランスに調整されている。

前作よりもテンポは良くなり、暗殺に集中できる環境に近づいている。

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欠点、時間的な制約

hitman3-16052402

時間と共に状況が変化する仕掛けは不要に感じる。
ヒットマンの面白さは、マップをじっくりと観察することで暗殺のきっかけを見つけ、自分の計画に反映していく点だと思うので、今作のようにプレイを急かす要素は似合わない。

また、一部ミッションでの強制的な進行も気になる。
ある人物に変装すると自動的に次の展開に進んだり、開始後すぐに特定の人物に変装しないと円滑に任務を遂行できなくなる1本道的な展開はあまり面白くなく、「このようにしてプレイするんだ」という開発者の声が聞こえてくる。

上記の新要素の多くは不発気味。
続編以降に登場しないということは、あまり良い声は聞かなかったのでは?と邪推する。

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総評

hitman3-16052403

1作目=>2作目への「進化」は見られないが、手堅い続編になっている。
複雑に入り組んだレベルデザインは相変わらず優れており、リデザインされたリメイクミッションも面白い。

ただ、実質的に新規ミッションは4個(プロローグとエピローグは除く)に留まっており、その点はやや不満ではあるが。

続編>>>ヒットマン ブラッドマネー レビュー