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ポリスアクションゲームの良作【評価・感想】『バトルフィールド ハードライン(キャンペーン/ソロプレイ)』レビュー

4.0
ゲームレビュー
ゲームレビュー
この記事は約5分で読めます。
原題 Battlefield Hardline
対応機種 PC,PS4,Xbox One etc
プレイ/クリア時間(キャンペーン/ソロプレイ) 8時間~

👍Good

  • 手堅いゲームプレイ
  • ノリの良い刑事ドラマ風のストーリー
  • マイアミやロサンゼルスの描写

👎Bad

  • 代わり映えしないゲームプレイ
  • 作業的な証拠品集め
  • 一部の難易度の急上昇
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著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

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紹介

どんなゲーム?

「警察」をテーマにした「バトルフィールド」。

今作の開発を指揮したのが「デッドスペース」シリーズで知られる【Visceral Games】ということもあり、「バトルフィールド」シリーズの中では特にキャンペーン(ソロプレイ)に力が入っている一作。

海外ドラマ風のキャンペーン

ゲーム再開時に「前回までのハードラインは…」と流れ、終了時には「次回のハードラインは…」と流れることからも分かる通り、今作はアメリカのテレビドラマを意識した作風になっている。

プロローグを含めると全11話のエピソードで構成されており、プレイヤーはマイアミ市警の刑事ニック・メンドーサとして署内に蔓延る汚職を捜査する。

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バトルフィールド ハードラインのストーリー

マイアミ市警の刑事ニックは、ドーズ警部の指揮の下、署内に蔓延る汚職を捜査する。
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評価

【Pros】ファークライ的なゲームプレイ

一応、今作は「バトルフィールド」を冠した作品ではあるが、プレイ内容は『ファークライ3』の【拠点制圧】を延々とプレイするものになっている。

  • 万能スキャナー
    ※敵にマーキングできる
  • ミニマップ
    ※敵の位置と視界が常時表示される
  • 誘導アイテム
    ※薬莢を投げた場所に敵を誘導できる
  • 警戒メーター
    ※敵の視界に入ると警告される

などのお馴染みのゲームシステムはほとんど実装されているので、プレイ感覚は『ファークライ3』と非常に似通ったものになっており、ある意味、安心して遊べる作品。

敵が大勢いるエリアに忍び込み、「どうすれば気づかれずに制圧できるか」と考えながらプレイするのは面白く、さらに”発見されると集中砲火を浴びる”という事実がピリッとした緊張感を生む。

ちなみに、今作の主人公はあくまでも「刑事」。
よって、当然ながら敵を殺すよりも「逮捕」する方が評価されるし、兵士のように銃撃戦に長けた”補正”もされていないので、ステルスプレイの方がメリットの多い作風である。

  • 敵を殺すのではなく逮捕する。
  • 兵士とは違って銃撃戦には長けていない

この2点は『ファークライ3』と比べた際に感じる今作の特徴になっており、一応は独自色が出せている。

グラップリングフックとジップラインは攻略の幅を広げる

唯一『ファークライ3』と異なるのは、プレイヤー自身が進行ルートを作り出せる点。

【グラップリングフック】を使えば屋上まで登れるし、【ジップライン】を使えば向かいの建物まで素早く、かつ発見されずに移動できる。

【グラップリングフック】と【ジップライン】は攻略の幅を広げるアイテムになっており、同じことの繰り返しになりがちなゲームプレイに変化を与える。

最後に肝心のゲームプレイだが、実に堅実な作り。
「バトルフィールド」の名に恥じないガンファイトと、マトモに機能するステルスメカニックが見事に共存しており、この二つの移行もスムーズに行える。

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【Pros】各チャプターにおける多様性

それぞれのチャプターに特徴があり、どれ一つとして似たようなものがないのは特筆すべき点。

ダウンタウンを遠くに眺めるマイアミのスラム街、ロサンゼルスを一望できる高級住宅やカルト化した右翼集団のキャンプなど、これでもかというほど様々な舞台が用意されている。

そして、それぞれのマップが「EA」ご自慢の【Frostbite】で描かれており、その目を見張る表現力がその土地に命を吹き込む。

私にとっては「次のチャプターではどこに行けるのか?」という楽しみが、プレイする上でのモチベーションになっていたほどだ。

演出にも力が入っている

マイアミではワニが生息する湿地帯、ロサンゼルスでは映画『ターミネーター2』でお馴染みの用水路が登場し、その土地を代表するロケ地できっちり楽しませてくれる。

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【Cons(欠点)】基本的には同じことの繰り返し

ほぼ唯一の欠点。

言ってしまえば、【索敵する】=>【警報機を破壊する】=>【敵を無力化する】のセットの繰り返しなので、続けて遊んでいるとさすがに飽きてくる。

確かに、カーチェイスだったり、逃亡シーンだったりと変化球は用意されているものの、それも一部に過ぎず大半は”同じことの繰り返し”である。

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総評

総じてクォリティの高いキャンペーンモード。

「バトルフィールド」であえて刑事モノを描いている点はユニークだし、刑事ドラマ風のストーリーも”西海岸を舞台にした刑事ドラマ”の特徴を上手く捉えている。

そして、プレイ面は『ファークライ3』の模倣ではあるが、いくつかの独自要素を交えつつ堅実なステルス系シューターとして見事にまとめ上げている。

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