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【評価・感想】シーズンパス「ドルイドの怒り」「パリ包囲戦」レビュー【アサシンクリード ヴァルハラの追加ストーリー】

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この記事は『アサシンクリード ヴァルハラ』のシーズンパスに収録されている拡張ストーリーである「ドルイドの怒り」と「パリ包囲戦」のレビュー記事になる。

シーズンパスに含まれない「ラグナロクの始まり」は、後日レビュー記事を公開します

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Kakihey

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ヴァルハラ シーズンパスの感想

評価│ドルイドの怒り

「ドルイドの怒り」は、『アサシンクリード ヴァルハラ』のシーズンパスに含まれる最初の有料追加ストーリー。

過去作の追加ストーリーと同じく、今作も”本編のミニサイズ版”。

新マップとしてアイルランドが用意されているが、その中でやることは、イングランドでやったことと大きく変わらない。もちろん、あの”石積み”も再登場している。ゲームの規模的には、メインクエストは本編の”○○篇”に相当するボリュームで、謎や収集物と言った寄り道要素は、本編の三地域分ほどの数になり、15時間もあればすべて遊び切れる(私は12時間ほどで全クリ)。

ただ、新要素もあり、”交易”がそれになる。

今作では、アイルランド中に交易所を設置し、交易網を拡大する新しい遊びが用意されている。交易所を設置すると、そこからダブリンにある店に物品が送られ、その物品を外国に販売することで、ダブリンの地位が上昇していく(最大5レベル)。

  • 【交易の流れ】交易所を設置する=>交易所からダブリンに物品が送られる=>ダブリンから外国に物品を売り捌く=>ダブリンの地位が上昇する

しかし、単に交易所を設置するだけでは不十分で、略奪した物資を使って小屋や倉庫などを設置し、各交易所の生産性を向上させないといけない。

要するに、アイルランドでも”略奪し、その物資で拠点をアップグレードする”をやる。

本編には、略奪した物資で定住地(レイヴンズソープ)を発展させていく要素があったが、この交易システムはそれを応用したものになり、本編の特徴的な要素をアイルランド仕様に作り直した形

こうした交易システムも含めて、今作は”本編のミニサイズ版”になり、大ボリュームだった本編を、その良さを損なわずに15時間ほどのゲームに上手く落とし込んでいる。本編だけでも90時間ほど遊んだので、さすがに食傷気味だが、期待は超えないが、裏切らない一作ではあった。

画面左上に注目

余談だが、今作では”フル・シンクロ”的なものが復活している。

達成すれば報酬を上乗せしてくれるだけだが、失敗するとしっかり”☓”が付くので気になる。個人的に、フル・シンクロは遊び方を縛る要素であまり好きではなかったので、ここに来ての復活に若干の戸惑いを感じている。

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評価│パリ包囲戦

「パリ包囲戦」は、『アサシンクリード ヴァルハラ』のシーズンパスに含まれる最後の有料追加ストーリー。

「パリ」と言えば『アサシンクリード ユニティ』、「ユニティ」と言えば”ブラックボックスミッション”ということで(?)、今作では”ブラックボックスミッション”が復活している。

「ユニティ」のようにターゲットへのアプローチ方法がいくつか用意されており、プレイヤーはその中から好きな方法を選び、ターゲットに接近し、始末する。やはり、これは自分なりの暗殺方法を組み立てていく点が面白く、手間が掛かる分だけ、すべてが上手く行ったときは達成感もあり、本編の暗殺にはない魅力がある。

アサシンクリード オリジンズ』以降のスタイルでも”ブラックボックスミッション”は機能すると分かったはずなので、今後も積極的に採用して欲しいところ。

なお、今回は「ドルイドの怒り」で言う交易システムのような”定住地の発展”に代わる遊びはなく、淡々とクエストを遊んでいく内容になる。「ドルイドの怒り」では、本編の要素を上手くアレンジし、コンパクトに落とし込んでいたが、こちらはそこまで手が込んだ内容ではない。

一応、反乱軍を支援し、強化するミニゲームは用意されているが、悪名レベルが4に達するまで、簡単なコピペ・・・クエスト─○○を倒せ等─を延々とやるだけで、これはただの作業と言って良い。”ネズミの群れ”に関しても、実験的な要素という印象を受けた。

「ドルイドの怒り」がよく出来ていたので、どうしてもそれと比べてしまう。だが、暗殺により焦点を絞っているところは好印象で、ベースは本編と同じということで、終わってみれば悪くない追加ストーリーだった。

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まとめ│シーズンパスは買うべき?

良くも悪くもやることは本編とほとんど変わらないので、本編が好きで、クリアしてもまだ欲しいと思うのなら買うべき。目新しいものはないが、本編と同じくらい楽しめるはず。

個人的には『アサシンクリード オリジンズ』や『アサシンクリード オデッセイ』の追加ストーリーのように、過去作へと繋がるエピソードを見つけられなかったのが残念だった。あくまでも、ストーリーは主人公のアイルランドやパリへの”遠征”なので、ストーリーの拡がりという部分が少し弱かったなと。

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