※一部記事でアフィリエイト広告を利用しています

【評価・感想】シーズンパス「隠れし者」「ファラオの呪い」レビュー【アサシンクリード オリジンズの追加ストーリー】

4.0
ゲームレビュー
ゲームレビュー
この記事は約6分で読めます。

「隠れし者」「ファラオの呪い」は、『アサシンクリード オリジンズ』向けに配信されている追加ストーリー。この二作は”ゴールドエディション”、シーズンパスに収録されている。なお、追加ストーリーを導入すると、レベル上限が最大55レベルまで引き上げられる。

追加ストーリーは、本編のセーブデータを引き継ぐ形で遊ぶ。ただ、主人公のレベルを推奨レベルまで上げる選択肢が用意されており、いきなり追加ストーリーから遊ぶこともできる。

スポンサーリンク
著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

SNSをフォローして更新情報を得る

評価

隠れし者(追加ストーリー/DLC)

原題Assassin’s Creed Origins – The Hidden Ones
対応機種PC,PlayStation,Xbox
プレイ時間4時間~
ストーリー本編の4年後。現地の<隠れし者>の一人”タヒラ”の要請を受け、バエクはシナイ半島にやってくる。現地ではローマ軍と反乱軍の間で争いが起きており、バエクらはその戦いに巻き込まれていく。

「隠れし者」では、本編である『アサシンクリード オリジンズ』の4年後のシナイ半島が舞台。

シナイ半島には、<ビューポイント>が4ヶ所しかないことからも分かる通り、マップはかなり小ぢんまりとしているが、そうは言ってもシワの3倍くらいはあり、かつピラミッドから砂漠まで見所満載で、決して印象は悪くない。そんなマップには、本編と同じくサイドミッションや”?”がいくつか用意されており、それらも合わせれば、8時間くらいは遊べるボリュームになる。

基本的に、本編をコンパクトにした作品なので、プレイ面に関してはこれと言って書くべきことはない。一方、ストーリー面では、本編の終盤に結成された<隠れし者>の活躍と、バエクが信念を身にまとい人々を導く姿が描かれ、これはシリーズファン必見かと思う。

本編の出来事をきっかけに<隠れし者>が誕生し、今作の出来事で一層団結する。そして、一作目『アサシンクリード』の<アサシン教団>へと繋がるわけで、アサシンの起源を描く”オリジンズ”にとって、今作は、小粒ながらも重要度の高いエピソードになっている。

created by Rinker
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
¥5,000 (2024/12/21 15:36:13時点 Amazon調べ-詳細)

ファラオの呪い(追加ストーリー/DLC)

原題Assassin’s Creed Origins: The Curse of the Pharaohs
対応機種PC,PlayStation,Xbox
プレイ時間8時間~
ストーリー本編の4年後。アヤから<テーベ>の遺跡にまつわる奇妙な噂を聞かされたバエクは、現地に向かい、この土地を苦しめる不可思議な出来事を調査する。

「ファラオの呪い」は、本編の4年後の<テーベ>が舞台。

一つ前の「隠れし者」は、小規模な追加ストーリーだったが、今回は本編の1/3ほどの中規模な追加ストーリーになる。マップは(だいたい)シナイ半島の3倍はあり、ミッションだけでも、サイドミッションも含めると10時間ほどは遊べる。今回は本編と追加ストーリーの中間と言っても良いと思う。

「隠れし者」と同じく、本編をベースにした内容なので、プレイ面に関してはこれと言って書くべきことはないが、本編を気に入った人なら、お馴染みすぎる内容なので、特に不満なく遊べるはず。

今作の見所を一つ挙げると、やはり”エジプト神話”が絡んでくるところだろう。

今作では、現世と冥界を行き来できる。冥界マップとして<葦の原野><アテン><セト><ドゥアド>が用意されており、これらはオープンワールド(テーベ)の中のオープンワールドで、自由に探索できる。本編でも頻繁に言及されていた<葦の原野>や<ドゥアド>が”どういう場所なのか?”を知ることができ、本編のストーリーや台詞への理解度が深まる。なお、冥界マップ自体は<シワ>と同程度の大きさになる。

“オープンワールド化された冥界”以外では、あの世の敵たちと戦えるのも特徴。本編で言う警備兵の神話版のような強敵が登場し、なかなか遊びごたえのある戦闘が楽しめる。身構えるほど難しくはないが、本編や「隠れし者」と比べると、主人公のレベルやビルドの重要度は高いと感じた。

【Tips】「戦闘開始と同時にアドレナリンゲージを満タンにできるスキル」「”即時溜め”できるヘビー系の武器」「ヒットで回復できる弓矢」があると良いと思う

クリアした感想としては、エジプト神話を取り込んだ世界観が何より面白く、遊ぶことで、本編のストーリーやゲーム世界などの理解が深まる点が良かった。

ただ、気になるところが一つ。それはエンディングにあたるものがないこと。最後のミッションをクリアしても、他のミッションをクリアした時と同じで、非常にあっさりしている。ストーリー自体は一区切り付くが、遊んでいる側のテンションが盛り上がらず、非常に味気ない終わり方だった。「隠れし者」では、ちゃんとしたエンディングが用意されていたのに。

created by Rinker
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
¥5,000 (2024/12/21 15:36:13時点 Amazon調べ-詳細)
スポンサーリンク

まとめ│わざわざ買うべきか?

シーズンパスを購入する場合、定価(5,000円ほど)で買うと物足りなく感じるが、セール時だと1,500円ほどなので、この値段から買っても良いかなと思う。内容自体は、本編が気に入った人には強くオススメできる。

▼アサクリの関連記事▼

シェアする
SNSをフォローして更新情報を得る
スポンサーリンク
スポンサーリンク
Kakihey.com│ゲーム紹介・レビュー
タイトルとURLをコピーしました