原題 | Assassin’s Creed: Revelations |
対応機種 | PC,PS4,Xbox等 |
プレイ時間 | 12時間~ |
ストーリー | — |
今作は、2011年に発売されたオープンワールドゲーム。「アサシンクリード」のメインシリーズの4作目になり、『初代アサシンクリード』を含めた初期シリーズを締めくくる完結編になっている。なお、現在では「エツィオ・コレクション」に収録されている。
評価
新要素を中心に
今作も、前年に発売された前作『アサシンクリード ブラザーフッド』をベースにしている。「ブラザーフッド」で導入された「エクスキューション・ストリーク」や「アサシンの弟子」、「フルシンクロ」などは引き続き登場しており、ゲームの仕組みは「ブラザーフッド」とほとんど変わらない。もちろん、都市の店舗を再建し、街を復興させてお金を稼ぐミニゲームも再登場している。
そんな中で、一つの目玉要素と言えるのが「アジト防衛戦」。主人公の手配度がMAX状態になると、アサシンのアジトがテンプル騎士団に襲撃される。そうなると「アジト防衛戦」が発生し、敵を撃退しないといけなくなる。ただ、敵を撃退する方法がユニークで、今作ではそれをタワーディフェンス風のミニゲームとして行う。この防衛戦では、敵の進行ルート上に仲間を配置し、武器も設置し、敵がアジトに到達するまでに全滅させないといけない。
正直、ここだけ別ゲーになっているのだが、一応、そうした新要素が用意されている。ただ、これは絶対にプレイしないといけない要素ではなく、手配度に注意していれば、チュートリアルで一度遊んだ後は一切プレイせずにエンディングまで行くことができる。もっと言えば、弟子を最高ランクまで育成してアジトを任せると発生しなくなる。
「アジト防衛戦」以外では、自作爆弾も目玉要素と言える。今作では、材料を調合して様々な爆弾を自作できる。殺傷用や陽動用などがあり、各々のプレイスタイルに合わせて使い分けて遊ぶ。ただ、これも普通に遊ぶ分にはそこまで重要度は高くなく、「フルシンクロ」をスムーズに達成するために使うものになっている。
あとは「フック」の登場によって、フリーランがより快適に実行できるようになったことくらいか。
このように、今作にも新要素はいくつかあるが、意識せずに遊ぶとそのままスルーできてしまうほどのものなので、基本的には「ブラザーフッド」の評価がそのまま当てはまる内容と言って良い。
初期シリーズの完結編
今作の目玉は、どちらかと言えばストーリーの方だと思う。今作では、一作目『アサシンクリード』の主人公だったアルタイルと、この三部作の主人公のエツィオの人生が交差するストーリーが用意されており、シリーズ初期の完結編とも言える作品になっている。
総評
今作は、前作「ブラザーフッド」の後に遊んでも後悔しない続編だった。「2」から「ブラザーフッド」のような進化を求める場合は、肩透かしを食う可能性が高いが、基本は「ブラザーフッド」と大きく変わらないので、手堅く遊べる「アサシンクリード」になっている。
個人的にはストーリー終盤の展開だけで、細かな不満は吹き飛んだ。
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