原題 | Splinter Cell Blacklist |
対応機種 | PC,Xbox One(互換),PS3 |
プレイ/クリア時間 | 15時間~ |
👍Good
- 堅実なゲームプレイ
- ステルスでも、アクションでも遊べる
- 多彩なロケーション
👎Bad
- 一部のFPSパート
- 誤操作が起きやすい
紹介
どんなゲーム?
アクション系ステルスゲームになっており─
- 米軍の凄腕スパイとして数々の任務を遂行する
- ステルスでもアクションでも遊べる作風
- 多彩なロケーションとガジェットが登場する
などの点が特徴として挙げられる作品。
過去作との繋がり
一応、前作『スプリンターセル コンヴィクション』の続きになっているが、ゲーム内のムービーや台詞で補完されるので未プレイでも遊べる。
ブラックリストのストーリー
【エンジニア】と名乗るテロ集団がアメリカの空軍基地を襲撃。
その後、テロ集団は犯行声明の中で”世界各国に駐留するアメリカ軍の即時撤退”を要求し、それが認められない場合はさらなるテロ攻撃を予告する。
事態を重く見た米国政府は、テロ集団に対抗する組織【フォース・エシュロン】を創設し、そのリーダーにサム・フィッシャーを任命。
サム・フィッシャーはテロ計画【ブラックリスト】を阻止すべく、【フォース・エシュロン】のリーダーとしてテロ集団と対峙する。
評価”正当進化”
【Pros】新旧双方のファンが納得できる
メインシリーズは全てクリアしているが、今作は”シリーズで一番面白いスプセル”だと断言する。
今作は”新旧双方のファンが納得できる”作品になっており─
- 前作『スプリンターセル コンヴィクション』の攻撃的なステルス
- 「コンヴィクション」より前の硬派なステルス
の二つを見事に両立させたゲーム内容になっている。
スタイル | 説明 |
ゴースト | 完全ステルス |
アサルト | 徹底したアクション |
パンサー | ステルスとアクションの融合 |
今作では”3つのプレイスタイル”を新たに導入し、“ステルスプレイはあくまでもプレイスタイルの一つ”と限定したことで、それ以外の方法でも遊べる余地が生まれている。
なので、今回は─
- 旧作のノリが好きな人は「ゴースト」でプレイし、前作のノリが好きな人は「パンサー」でプレイする。もっとカジュアルに遊びたい人は「アサルト」で特攻プレイする
というような遊び方ができる。
まさに”新旧スプセルのいいとこ取り”とも言える作風になっており、新旧双方のファンが納得できる一作に仕上がっている。
+自由度アップ
進行ルートほぼ固定だった前作とは対照的に、今作では必ずと言っていいほど複数の進行ルートが用意されている。
さらに、今回は旧スプセル並に様々なガジェットが登場し、小型ドローンやクロスボウなどがプレイヤーをサポートしてくれる。
- 複数の進行ルートが確保されている×多彩なガジェット
上記の組み合わせてよって、過去作以上に遊びの幅が広がっている。
【Pros】相性抜群の協力プレイ
『スプリンターセル カオス・セオリー』の頃から評判の良い協力プレイは、今作でもそのポテンシャルの高さを発揮する。
“気心の知れたフレンドと一緒に攻略する”楽しさは協力プレイならではであり、一緒に敵を倒したり、二手に別けれて効率的に進めたりすることが面白い。
ちなみに、最高難易度【パーフェクト】では非常にストイックなステルスゲームに変貌し、よりフレンドとの意思疎通や連携プレイが重要になるので一層面白くなる。
【Cons(欠点)】唐突なFPSパートは不要
前作『スプリンターセル コンヴィクション』と同じく、マルチプレイの予行演習的なパートは不要に感じるし、強制的な戦闘パートも同様。
総評
(2020年現在では)もっとも面白いスプセル。
新旧双方のファンが納得できる中身になっており、旧スプセルの硬派なステルスと新生スプセルのカジュアルなステルスが見事に融合している。
とりあえず、今作を遊んでおけば間違いない。
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