【評価・感想】『バイオミュータント』序盤レビュー

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『バイオミュータント』は、世紀末をテーマにした”ケモノ”オープンワールドゲームになっており、プレイヤーは”ケモノ”となり、この危険な世界を冒険する。

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第一印象(評価)

※序盤を遊び、その感想を書いています

色んなゲームの要素をごった煮

まず、このゲームを遊ぶ前に、『バイオミュータント』が元々はインディーゲームで、開発チームも20人前後と小規模という点は押さえておきたい。要するに、日本国内での宣伝とは裏腹に、実際は大作ゲームとインディーゲームの中間くらいにあるゲームで、それを理解していないと肩透かしを食う可能性大。

さて、ゲームとしては類似作の要素を足して、割った感じ。

まず、目玉の戦闘は「デビルメイクライ」と『アサシンクリード オリジンズ』をミックスさせたものに近く、敵をテンポよく刻み込むオーソドックスな近接攻撃や爽快感溢れるアクロバティックなアクション、超人的なパワーで敵を圧倒するアビリティ(特殊能力)など、各ゲームの要素を掻い摘み、一つのゲームに落とし込んでいる。

私は、「マーセナリー」という剣を使った近接攻撃を得意とするクラスを選択し、基本的にはどの戦闘でも敵陣に突っ込んで敵と戦っているが、ある程度・・・・自由に動かせるキャラクターをゴリゴリ動かし、迫力あるアクションを交えながら敵を倒していくのは非常に爽快感があり、繰り返し遊べる。

また、見える範囲が若干狭い気もするが、キャラクターの動きに変なクセはないし、操作方法を覚えてしまえば、違和感なくキャラクターを操作できるので、丁寧に作られたアクションゲームという印象を受ける。

なお、(序盤を終えた限りは)難易度はあまり高くなく、大雑把に戦っていてもボス(もしくはボス級)を倒すことは容易。これに関しては、手軽に爽快なアクションが楽しめる反面、戦い方が雑でも特に困らないので、防御や回避などを正確に使わなくてもゴリ押しで突破できる大味さがあり、好みが別れるところかと思う。

序盤を遊んだ印象では、爽快感重視のアクションゲームと言ったところで、アクションゲーム好きを唸らせるような敵との駆け引きや、戦闘の難しさはあまりないが、特に難しいことは考えずに、キャラクターを縦横無尽に動かしつつ、派手なアクションを繰り出して楽しむゲーム、としては結構よく出来ている。

次にオープンワールドは、これも足して、割った感じ。

後述するように、最序盤は狭いエリアが中心で「あれ?」と思ったが、その後にちゃんと広いエリアが登場する。本作のオープンワールドは、ホライゾン ゼロ・ドーン』的な現代文明の名残を感じさせる世紀末と、『マッドマックス』の荒廃した世紀末が合わさったような世界になっており、”ケモノ”を抜きにしても新鮮さを感じさせる。

しかし、「フォールアウトのように探索すべきロケーションはたくさんあるか?」と言われると、自分が遊べた範囲ではそう多くなく、”さっと入って、さっと出ていく”くらいの規模のものがポツポツある感じ。

ただ、インディーゲーム発のオープンワールドゲームとしては、そこそこ広く、そこそこ作り込まれた世界が用意されており、”過度に期待をしなければ”オープンワールドゲームファンでも十分満足できるはず。

ちなみに、本作にはミニマップがなく、画面上に表示された目的地のアイコンを頼りに冒険する。

昨今、『ゴーストオブツシマ』や『アサシンクリード ヴァルハラ』など、“ミニマップに頼らない探索を模索する”オープンワールドゲームが少しずつ増えて来ているが、本作もその流れを汲んだゲームと言える。

エリアの地形やランドマークなどをじっくり見ながら世界を冒険するのは、ゲーム世界をより深く知る良いきっかけになるし、ゲーム世界へと没入する手助けもしてくれる。

あと、オープンワールド繋がりで紹介しておくと、主人公が”ケモノ”ということで(?)、高所から落下してもダメージを受けず、ダッシュも制限なくできるので、オープンワールの探索が楽。

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始まるまでが長い

2時間くらい遊んで、ようやく面白くなって来た。

オープンワールドゲームなのに、開始してすぐオープンワールドにプレイヤーを放り出すことはせず、狭いエリアで、長々とチュートリアルだったり、ストーリーの説明だったりが続くので非常に退屈。もう少しで、プレイを止めるところだった。

加えて、ケモノたちは独自の言語を話していて、ナレーターが毎回翻訳する形で会話が進むのだが、ケモノが話した後にナレーターが話すので、会話のテンポが悪い。

また、専門用語や独自システムが多く、慣れるまで大変。

あと、日本語訳の質があまり高くない。

今のところ吹き替えされた部分は問題ないのだが、選択肢の日本語訳がかなり怪しい。直訳すぎたり、言葉遣いが不自然だったりして、これを日本語版として7000円近くで売るのはどうかと思った。特に本作は選択が重要なのに、日本語訳のせいで自信を持って選べない。

なお、後日、ローカライズのアップデートがあることが予告されている。

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第一印象まとめ

『バイオミュータント』は、インディー系のオープンワールドゲームとしては、それなりに完成度の高いゲームだった。

正直、目新しさはないが、オープンワールドゲームとして必要なものは揃っているし、アクションも手堅く楽しめるものが用意されており、完成度は決して低くない。

ただ、日本語訳の問題があり、今遊ぶべきかは難しいところ。

私としては、日本語訳が修正された後に遊ぶことをお勧めする。

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