【評価/感想】マッド マックス【批評/レビュー】

オープンワールドゲーム
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原題MAD MAX
開発元Avalanche Studios
発売日2015年9月1日

映画の公開に合わせて発売されたゲーム版。
ただし、主人公やストーリーはゲーム版オリジナルとなっており、”Fury Roadのゲーム版”ではない。

Good

  • ゲームプレイ全体の安定感
  • シンプルな格闘戦
  • (良くも悪くも)ボリューム満点
  • フォトモード

Bad

  • ゲームプレイ全体の作業感・水増し感
  • 無意味なサバイバル要素
  • 共感できない物語
  • 映画ほどの勢いがない
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既視感は強いが”抜群の”安定感

Batmanライクな格闘戦

ゲームプレイの大半を占める格闘戦は、Batman Arkhamシリーズ(以下Batman)の影響を強く受けている。
その度合は“Batman経験者であれば、10秒も掛からずに操作方法を習得できる”ほどであり、Batmanファン的に目新しさは全くない。さらに、本作の格闘戦は殴打のみに焦点を当てており、多彩なガジェットと技を織り交ぜて戦うBatmanよりもシンプルだ。

確かに、こうしたレパートリーの少なさは玉に瑕ではある。
だが、必殺技が”ワンボタンで完結する”ほど求められる操作が少ないということは、プレイヤーの腕を問わず、誰でもMAXを演じられるということでもあり、その点ではBatmanよりもライトユーザーは受け入れやすいはずだ。

私としては本作のシンプルな格闘戦は気に入っている。
他に楽な対処法があるにも関わらず、ついつい戦ってしまうほどには。

関連記事>>>Batma Arkham Knight レビュー

Black Flagライクなカーチェイス

格闘戦の次に出番が多いカーチェイスは、『Assassin’s Creed IV Black Flag』の影響を受けており、”カリブ海の海水を抜いて、船から車に乗り換えた”とも言える。

元ネタ同様に”敵車両と戦う→撃破する→アイテムを回収する→車を強化する”というサイクルは当たり前のように面白く、様々なカスタマイズを車に施し、強敵を打ち破っていくのは快感であり、雑魚狩りと称した部品集めも飽きない。

関連記事>>>Assassin’s Creed Rogue レビュー

意外と多彩なマップ

舞台となるのは広大な荒野。
大きく分けて3つの地区から構成される本作のマップは、画面いっぱいに荒野が広がるのだが、その割には多彩なマップになっており、プレイヤーの探索心を刺激する。

Fallout 4』ほどではないが、マップ上に200個以上も存在する「スクラップ回収拠点」では、ゲーム世界を反映する演出や収集物が用意されており、別の視点からストーリーを紐解いてくれる。

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反復的なプレイ内容は欠点

ゲーム内容はAssassin’s Creedシリーズに忠実であり、言い換えれば”反復的なプレイ内容”が目立つ。

Assassin’s Creedが散々使い古した”敵拠点の制圧”や”マップの開放”が存在し、本作ならではの要素も基本的には反復的なプレイの繰り返しとなる。

最初の数時間も遊べば、本作の大半の要素にアクセスしたことになる。
その後は、その数時間の繰り返しとなり、これから続く反復的なプレイに面白さを見出だせないプレイヤーは、早い段階で飽きてしまうだろう。

非常に手堅く、そして遊びやすい作品ではあるのだが、一方で既視感が強く15年発売のオープンワールドゲームとしてはやや物足りない。

より詳しく>>ゲーム版『MAD MAX』の欠点。

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総評

高いポテンシャルを秘めながらも、それらを上手く形にできなかった一作。
“突出して悪いものは無いが、良いものもない”凡作止まりの作品であり、他のオープンワールドゲームと比べるとやや物足りない。

ただ、”サバイバル要素”や”砦のアップグレード”など、調理の仕方次第では美味しくなりそうな要素が見られるので、本作をベースにした続編には期待がもてる。

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Q&A

Q.クリア後も遊べる?
A.遊べる。