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【評価/レビュー】粗削りな優等生。Horizon Zero Dawn【批評/感想】

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開発元Guerrilla Games
ハードPS4
その他公式サイト

KILLZONEシリーズで有名な「Guerrilla Games」が送る、オープンワールド系アクションゲーム。

1000年前、世界は大災厄に襲われ、闇に包まれた。

やがて大地は変化し、地球は動物の姿を模した機械たちに支配される。

かつて存在した文明に一体何が起きたのか?

なぜ地球上に機械の生物たちが存在するのか?

熟練ハンター「アーロイ」となり古の遺物や謎に満ちた建造物が点在するオープンワールドを探索し忘れ去られた大地の秘密と謎を解き明かそう。

引用 – Horizon Zero Dawn

Good

  • 美しいグラフィック
  • 機械獣(1体)との戦闘
  • 主人公の出自とゲーム世界の秘密

Bad

  • 宗教観
  • 納得できないリスタートが多い
  • 忘れ去られた近接攻撃
  • 思い通りに行かないステルスプレイ
  • 不要なものが多いスキルツリー
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機械獣と短所

巨大な機械獣との戦闘は本作の見所。『Horizon Zero Dawn』より。

『Horizon Zero Dawn』の世界では現代文明が崩壊し、「機械獣」と呼ばれるモンスターが地球を支配している。

プレイ時間の大半は、そうした「機械獣」との戦闘が占めるわけだが、主人公の何十倍もの大きさを誇る「機械獣」との戦闘は、非常に白熱。

本作の戦闘は、アナログスティックをグリグリ操作し、エリア中を縦横無尽に走り回りながら攻撃を避け、一瞬のスキを突いて反撃に転ずることを繰り返すだけなのだが、巨大な「機械獣」がスクラップになっていく様には爽快感があり、ヒット感も心地よい。

また、そこまで重要ではないが「クラフト」で装備を充実させ、「スキル」で主人公を育成させていく過程も面白い。

終盤は大盛り上がり。『Horizon Zero Dawn』より。

その一方で、ゲームプレイの水を差す点も存在する。

例えば操作方法。このゲームでは、回復アイテムや罠などの使用が”十字キー下”で統一されており、プレイヤーは左右の十字キーでアイテムを選び、十字キー下で使用を決定するわけだが、これが非常に窮屈。

特殊な持ち方をしない限り、カメラを操作するアナログスティックから指が離れるので、動き回る「機械獣」を追いきれない。にも関わらず「機械獣」は容赦なく攻撃してくれるので、ものすごくフラストレーションが溜まる。

お目当てのアイテムを探すために、一旦戦闘から離れて十字キーを操作する時間は無駄で、わざわざスキを作る必要もない。

罠は武器選択のホイールに収め、十字キーには任意でアイテムを選んで登録しておく。これは『The Witcher 3: Wild Hunt』と同じ方式だが、こちらの方が何倍も遊びやすいだろう。

(余談だが、体力が回復する薬草は十字キー上に固定されている。なぜ、回復アイテムもここに入れてくれないのか?)

ステルスプレイは大味。『Horizon Zero Dawn』より。

カバーに入れないので遊びにくい。

これ以外にも、戦闘面における難易度の調整不足も書いておく。

具体的には、敵が2体以上になると四方八方から攻撃され、“よく分からないまま”倒されることが増え、納得できないリスタートが目立つ。

さらに視野も不自然なほど狭く、上空を飛び回る「機械獣」との戦闘では苦労させられ、これも無駄に難易度を上げている。

また、”敵の頭数を減らすための”ステルスプレイも出来が悪い。

目の前の敵を口笛で誘導するつもりが、何故か遠くにいる敵が反応してしまったり、カバーにも入れないので意図せず発見されてしまったりなど、こちらも今ひとつ練り込みが足りない。

置いてけぼりの世界観

ラスボス。『Horizon Zero Dawn』より。

一つ固有名詞を覚える前に、別の固有名詞が登場するのでストーリーが読みにくい。部族名に始まり、地域や「機械獣」の名称など、次々と新しい固有名詞が登場し、説明口調の割には置いてけぼり感が強かった。

また、“現代文明の遺物を崇拝する”彼らの宗教観も、受け入れることが出来なかった。自動ドアのボイスを「神の声だ」なんて言ったりするのだが、そうした姿が「滑稽」に映ってしまい、その度に冷める自分が居た。

その一方で、主人公の出自に関する物語や、世界の成り立ちの秘密などは、非現実的とも言い切れないライン上の話になっており、一つのSi-Fi作品として面白いと感じた。

総評

Fallout 4的なセリフの選択あり。『Horizon Zero Dawn』より。

プレイ面は二番煎じだが、どれもしっかり遊べる出来に仕上がっている。

色々と不満点はあるが、新規タイトルの1作目にしては満足のいく内容で、2作目以降の飛躍に期待したい作品になっている。

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