ファークライ シリーズのオススメを紹介する。
この記事では、“実際にプレイした”作品に絞って紹介しており、合わせて各作品の簡易評価も記載しているので、購入する際は参考にして欲しい。
なお、Crytek開発のシリーズ1作目『FarCry』は除外している。
というのも、Crytek版FarCryは後に”Crysis”としてシリーズ展開されており、現在のFar Cryとは内容が異なるので。
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オススメのファークライ
【1位】ファークライ 3
ストーリー
舞台は南国の島「ルークアイランド」。
未開の大自然が広がり、多種多様な野生動物が生息する島だが、実はバースなる人物が率いる海賊が支配していた。
アメリカ人のリア充である主人公ジェイソン一行は、そうとは知らずに「ルークアイランド」にやって来るのだが、まんまとバース一味に囚われてしまう。
狂気の始まり。
果たしてジェイソンは仲間を奪還し、島から脱出できるのだろうか…?
評価
- 危険でいっぱいの南国の島が舞台。
- 獰猛な野生動物、危険な海賊の根城。
- 彼らが複雑に絡み合う独自の生態系。
- 獰猛な野生動物、危険な海賊の根城。
- コンテンツが山盛り。
- 人気の高い拠点制圧や、アトラクション的な電波塔の解放など。
徹底したカジュアル化で、広い層が楽しめるようになったFar Cry。
これまでのFar Cryは、どちらかと言えばコアなシューティングファン向けだったが、今作の場合はオープンワールド系FPSの「入門編」に最適な一作になっており、気になる人は遊んで損はないはずだ。関連記事>>>ファークライ 3 レビュー
※PS4/Xbox One向けには、リマスター版であるClassic Editionが存在する。
【2位】ファークライ 5
ストーリー
謎のカルト教団「エデンズ・ゲート」に支配された土地「ホープ・カントリー」。
教祖のジョセフ・シードを始め、幹部のジェイコブ、ジョン、フェイスは地元民の土地を奪い、拉致を繰り返すことで教団を肥大化させていった。
業を煮やしたアメリカ政府は教祖の身柄を確保すべく、捜査チームを派遣する。
しかし、その作戦は失敗に終わり、主人公を含む捜査チームは教団が支配する土地に取り残されてしまう。
主人公は地元民と協力しながら教団と戦うことに。
囚われた仲間を解放し、土地や住民を奪い返す死闘の幕が上がる。
評価
- 陸海空を舞台にした自由度の高い戦闘。
- チュートリアル以外はCo-opで遊べる。
- 遊び方は無限に広がる。
- チュートリアル以外はCo-opで遊べる。
- 美しい大自然が広がる「ホープ カントリー」
- 山ほどのコンテンツ/アクティビティが用意されている。
- 「釣り」がオススメ。
- 山ほどのコンテンツ/アクティビティが用意されている。
他のゲームの言葉を借りれば、これまでの”アタリマエを見直した”ファークライ。
マンネリ化が目立ち、行き詰まりつつあったシリーズを見事に刷新しており、マップ デザイン、仲間との共闘や陸海空を舞台にした戦闘が、シリーズに新たな息吹を吹き込んでいる。
関連記事>>>ファークライ 5 レビュー
【3位】ファークライ 2
概要
内戦に揺れるアフリカ亡国。
主人公は一人の傭兵として、この内戦を影で操る「ジャッカル」という名の武器商人を追うのだが、その過程で血みどろの内戦に身を投じることになる。
「正義」も「悪」も存在しない混沌とした世界。
他のファークライとは一線を画するダークな世界観だが、それが唯一無二の魅力なのだ。
評価
- 「後は好きに遊べ」のゲームデザイン。
- ゲーム側の介入は最低限。
- プレイヤー自らが作戦を立案・実行していく。
- 目で見て、耳で聞く泥臭いプレイが魅力。
- プレイをサポートする要素は一切なし。
- ゲーム側の介入は最低限。
- 常在戦場。
- 一部を除いて周囲は敵の縄張り。
- 常に命を狙われる緊張感。
- 狩る者であり、狩られる者でもあるコアなプレイ。
- 一部を除いて周囲は敵の縄張り。
攻略記事>>>『Far Cry 2』が楽しくなるTipsを紹介する。
私利私欲に塗れた正義の内情を描く社会派なストーリーや、どこまで行っても後味の悪さが残る結末など、シリーズの中でも異質な一作ではあるが、それらとリアル志向のゲームプレイが『ファークライ 2』を「唯一無二の大傑作」へと昇華させており、私のオールタイムベストの仲間入りだ。
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【4位】ファークライ ニュードーン
概要
『ファークライ5』の続編。
前作と同じく「ホープ・カントリー」を舞台にしているが、核爆弾によって世界は一変。さらに新たな敵「ハイウェイマン」も登場するなど、今作も引き続き混沌とした世界が描かれる。
評価
実際のところ『ファークライ5』と大差ない。
なので、『ファークライ5』を気に入った人は安心してプレイできる続編になっており、ゲーム世界は一変してもこれまで通りのファークライが楽しめる一作。
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【5位】ファークライ 4
概要
南アジアの秘境「キラット」。
主人公は母の遺言を実行すべく、この小国に足を踏み入れるのだが、そこは強権的な指導者パガン・ミンと、それに反発するグループ「ゴールデン・パス」が激しく対立する危険な土地だった。
主人公エイジェイは「ゴールデン・パス」の一員として内戦に参加する。
自らのルーツでもある「キラット」を守り、そして母の遺言を実行すべく死闘を繰り広げるのだが、その過程で多くの決断に迫られるのだった。
評価
- 舞台はヒマラヤ山脈の秘境。
- 澄み渡る青空と雪景色が印象的。
- ゾウやサイなどの野生動物が新たに登場。
- ゾウには乗って戦える。
- ファークライ 3の発展版。
- 移動時間を短縮する小型ヘリ/グラップリングが登場。
- マップは高低差があるのでウイングスーツも大活躍。
- もう一度3を”再体験”できる。
- 移動時間を短縮する小型ヘリ/グラップリングが登場。
良くも悪くも”『Far Cry 3』のまま”であり、それを現状維持と受け取るか、停滞と受け取るかでこの作品の印象は大きく変わるだろう。
少なくとも、”もう一度3をプレイしたい”と感じるプレイヤーにとっては、それ以上ない理想的な一作に仕上がっている。
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【6位】ファークライ プライマル
概要
紀元前一万年の石器時代が舞台。
主人公タカールはウィンジャ族の者であり、「オロス」と呼ばれる土地ではウィンジャ族が危機に直面していた。タカールは仲間を集め、ウィンジャ族を立て直し、敵対する部族と対峙することに。
評価
- 舞台はオロス
- サーベルタイガーを始めとした野生動物の宝庫
- ↑を手懐ければ相棒として行動できる
- 弓と鈍器が使用できる武器
- 銃器類に頼らない原始的な戦闘
基本的には弓・鈍器縛りの『ファークライ4』。
ゆえに銃器類の不在を許せるのであれば楽しめるが、それが気になる人は合わないかも知れない。
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まとめ
▼要点▼
もっとも無難な選択は『ファークライ 3』。
Ubisoft開発のファークライを確立した一作であり、『ファークライ 4』や『ファークライ プライマル』は3の発展版と言える内容になっている。
また、『ファークライ 2』はクセが強いので注意。
個人的には「傑作」だと思っているが、色々と荒削りな内容になっている。
オススメは『ファークライ 3』。
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