【評価・感想】『トゥームレイダー アニバーサリー』レビュー

3.0
アクションゲーム
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
原題Tomb Raider Anniversary
対応機種PC,Xbox One(互換),PS3 etc
プレイ/クリア時間10時間~
ストーリー

考古学者、冒険家のララ・クロフトは”秘宝”を求めてペルー、ローマ、エジプト、アトランティスを調査する。

👍Good

  • レジェンド上で一作目をリメイク

👎Bad

  • 説明不足のボス戦
  • チェックポイントの間隔が長い
  • アナログ操作は誤操作を誘発する
スポンサーリンク

紹介

【評価・感想】『トゥームレイダー アニバーサリー』レビュー

トゥームレイダー(1)』を前作『トゥームレイダー レジェンド』上でリメイクした一作。

スポンサーリンク

評価

一作目をレジェンド風にリメイク

今作は一作目『トゥームレイダー(1)』のリメイクになっており、ラジコン操作はアナログ操作に変更され、ステージやパズルも、その全てがリデザインされた上で新しくなっている。

正直、一作目と比べて変わりすぎているところもあるけれど、前半に関しては一作目の特徴を上手く残したままリメイクしており、一作目を知っているとその違いが楽しめる。

肝心のゲーム内容は、“初期トゥームレイダー”風の試行錯誤を良しとするパズルやジャンプアクションが用意されており、「レジェンド」よりも難しくなっている。

エリアを行き来してアイテムを集めたり、大掛かりな仕掛けを解いたりするが、基本的にヒントは最低限に抑えられているので、ちゃんと周囲を観察し、頭を使わないといけない。

前作『トゥームレイダー レジェンド』のレビューにて━

“ベテランの冒険家から新米の冒険家までしっかりフォローする懐の深さが大きな魅力”

と書いたけれど、今作の場合は中級以上の冒険家が苦労しながらパズルを攻略していく作風になっており、初期シリーズの手強さが程よく再現されている。

ラジコン操作が恋しくなる

アナログスティックを活用するアナログ操作と、オリジナル版を基にしたステージとの相性が悪いので、最初から最後まで誤操作に悩まされる。

元ネタの『トゥームレイダー(1)』では、いわゆる”ラジコン操作”が採用されており、キャラクターの立ち位置や方向などが微調整できたので、精密なアクションが可能だった。

特に元ネタのように、エリア構造が入り組んでいたり、連続技が必要だったりするゲームでは、”意図した通りにキャラクターを動かせる”ラジコン操作は理に適っていた。

その点、今作は微調整が難しいアナログ操作と、オリジナル版を基にしたステージの組み合わせになっており、直感的な操作が仇となる場面が少なくなかった。

指先の力加減によってキャラクターが微妙に動いてしまってジャンプに失敗したり、人一人分のスペースでの操作に難儀したりするなど、何度も「ラジコン操作があれば」と思ってしまった。

確かに、アナログ操作が全てを台無しにしているわけではないが、要所要所で気になる欠点にはなっており、そうした小さなストレスが蓄積されていく。

ちなみに、アナログ操作を採用した前作『トゥームレイダー レジェンド』では、エリア構造がシンプルになり、だいたいの操作でアクションが成功するなど配慮されていた。

一部改悪されている

まず、チェックポイントの間隔が長くなっている。

前作『トゥームレイダー レジェンド』では、死亡ポイントの手前で必ずと言っていいほどオートセーブが入り、仮にアクションに失敗しても、失敗した直前からすぐにやり直せた。

しかし、今作ではなぜかチェックポイントの間隔が長くなっており、場合によってはやり直す度に同じトラップを攻略したり、敵と戦ったりしないといけない。

おまけに、『トゥームレイダー(1)』のようなクィックセーブも廃止されてしまっている。

“死”行錯誤のゲームなので、この変更点はプレイの快適さを削ぐ。

次に戦闘は、カメラがよく暴走する。

今作では、敵の大半が動物やモンスターになっており、敵はララに向かって突進してくるが、その際にロックオンとそれに追従するカメラが暴走する。

乱戦時にカメラが暴走すると敵を正確に狙い撃つことが難しくなり、余計にダメージを受ける原因になってしまい、ストレスが溜まる。

これまた前作では、登場する敵の大半が銃を持った人間だったこともあり、一定の距離を保ったまま戦うことが多く、ほとんど気にならなかった。

さらに、今回は敵の攻撃が命中する度にララが”倒れ込む”ようになってしまい、即反撃したいのに立ち上がるまで待たないといけず、これもストレスが溜まる。

スポンサーリンク

総評

全体的にイマイチなリメイク作品。

確かに、『トゥームレイダー(1)』と比べてはるかに遊びやすくなっているが、操作性、セーブや戦闘などの面で新たな問題が発生しており、プレイの快適さが損なわれている瞬間が多々あった。

正直、今作は手放しでは喜べないリメイク版だった。

▼トゥームレイダーの関連記事▼

タイトルとURLをコピーしました