原題 | Tomb Raider |
対応機種 | PC,Android,iOS etc |
プレイ/クリア時間 | 20時間~ |
ストーリー | 考古学者、冒険家のララ・クロフトは”秘宝”を求めてペルー、ローマ、エジプト、アトランティスを調査する。 |
👍Good
- パズル、探索
👎Bad
- 稀に暴発するカメラワーク
紹介
記念すべき「トゥームレイダー」シリーズの一作目。
このゲームは、考古学者、冒険家のララ・クロフトが金銀財宝を求めて世界中を冒険するアクションアドベンチャーゲームになっており、プレイヤーはララとして危険な場所に足を踏み入れる。
なお、アクションアドベンチャーゲームとしては─
- 探索、パズル
- 人間や動物との戦闘
などが特徴として挙げられる。
評価
“上手くなっていく”手応えを感じながら
『Tomb Raider(1)』は、”些細なミスも許されない”タイトな作風が特徴。
ことパズルに限れば、意外にもゲーム側の理不尽さに苦しめられることはそうなく、振り返ってみれば失敗の原因は助走が足りなかったり、ジャンプするタイミングがズレていたりなど、「自分がヘタだった」と納得できるものばかり。
そして、『Tomb Raider(1)』は”失敗を前向きに捉えて試行錯誤”しているうちにどんどん上達していくゲームになっており、費やした時間は決して無駄にならない。
プレイ開始時は、その独特な操作性に戸惑ってしまうが、中盤に差し掛かる頃には最初の頃からは想像できないくらい、ララ・クロフトを自由自在に操作できるようになっている。
こうした“自分の腕を上げてゆき、真正面からパズルと向き合う”というタイトなゲームプレイは非常に魅力的で、じっくりと腰を据えてパズルを楽しめる。
さらに、『Tomb Raider(1)』は難易度曲線がよく練られており、”上手くなってきている”という手応えがちゃんと伝わってくるので、遊んでいて達成感を覚える。
意外と難易度は高くない?
- クイックセーブ/ロードが可能
- 標準装備の二丁拳銃は弾薬無限
- 戦闘時は強力なオートエイムが発動
多少の忍耐力は求められるが、投げ出してしまうほど難しいゲームではなかった。
前半は後半に劣る
ペルー、ギリシャが舞台の前半はちゃんとパズルで楽しませてくれたが、エジプト、アトランティスが舞台の後半は初見殺しや戦闘で一方的に倒されることが目立った。
※特にアトランティスでは”逃げ込んだ先にトラップ”みたいなことを平気でやってくる
「死にゲー」「覚えゲー」的なイメージは後半に形作られていく印象があり、前半が良かっただけに粗削りな後半は残念だった。
総評
色褪せないアクションアドベンチャーゲームの良作。
確かに取っ付きにくい部分はあるけれど、探索やパズルは発売20年以上という時の経過を感じさせない仕上がりになっており、1996年にこのゲームが生まれた事実に驚かされる。
現在のゲーミングPCでも遊べるので、気になった人はぜひ遊んでみて欲しい。
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