シカゴをハックせよ【評価・感想】『ウォッチドッグス(1)』レビュー

4.0
「ウォッチドッグス」シリーズ
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
原題Watch_Dogs
機種PC,PS4,Xbox One etc
プレイ/クリア時間20時間~
ストーリー

IT企業【ブルーム】の【ctOS】が採用されたシカゴ。

凄腕のハッカー、エイデン・ピースは凄腕のハッカー、そしてビジランテとして【ブルーム】の企みを暴かんとする。

👍Good

  • ハッキング主体のゲームプレイ
  • 作り込まれたオープンワールド

👎Bad

  • やや粗削り
スポンサーリンク

紹介

テック系オープンワールドゲーム

プレイヤーはネットワーク接続された全てを武器に、巨大IT企業【ブルーム】に対峙する。

さて、このシリーズは”今よりもIT化が進んだ”近未来の世界が舞台。

IT企業【ブルーム】は【ctOS】と呼ばれるシステムを開発し、それを用いた「スマート シティ」計画を推し進めており、「シカゴ」はそれのモデルケースとして【ctOS】が導入されていた。

外部記事>>>ctOS公式サイト

主人公、エイデン・ピアースは凄腕のハッカー。

彼にとって”全てがインターネット接続された”「スマート シティ」は格好の遊び場であり、プレイヤーは彼を通して街全体にハッキング攻撃を仕掛けながら、数々のミッション攻略していく。

スポンサーリンク

評価

【Pros】革新的な”ハッキング”

まさに”シカゴを掌握する”感覚。

“たったワンボタンで大都市のインフラが思うままになる”ダイナミックさは、本作ならではの点であり、今でも斬新に感じられる点でもある。

  • 吊り橋を操作して追跡車両を足止めさせて逃げ切る。停電を発生させ、その混乱に乗じてその場から立ち去る。

ということがワンボタンで、なおかつ自然に実行できる。

続編『ウォッチ ドッグス 2』と比べれば選択肢は少ないものの、ハック中心のゲームプレイは類似作とは一線を画するものになっており、ハックやガジェットを駆使して敵を翻弄するのはユニークで、面白い。

また、ハッキング中心のゲームプレイは、同じくオープンワールドゲームの「グランド・セフト・オート」シリーズと比べた際に感じる大きな違い。

サンフランシスコを舞台にした続編!

【Pros】固有の情報を持つNPCたち

本作ではほぼ全てのNPCに個人情報が振り分けられている。

本作のNPCはその世界に根付いた存在として描かれており、彼らにはそれぞれ仕事があり、守るべき家族がいる。また、中には深刻な問題を抱えた者たちも。

  • ほぼ全てのNPCに個人情報が用意されている

よって、単に人間らしく振る舞うNPCとはレベルが違い、たった今倒した敵の年齢や家族構成まで把握できるので何気ない殺傷が”罪悪感”を植え付ける。

他のゲームでは安易に手を染めるNPCへの犯罪行為の数々(車を奪う、カネを盗む etc)を抑止する効果があり、NPCの死は特に重い。

個人情報を持つNPCの存在も、ウォッチドッグスらしさを感じさせる点。

【Pros】独自のオンライン(マルチ)プレイ

ウォッチドッグス公式サイトより(URL)。

本作はオフラインとオンラインがシームレスに繋がっている。

私は「オンライン ハッキング」を中心にプレイしたが、これは命懸けの”隠れんぼ”、もしくは”鬼ごっこ”になっており、上手くハッキング要素をオンラインプレイに落し込んでいる。

完全オフラインでプレイ可能

ゲーム内オプションで設定すれば完全オフラインでプレイ可能。

この設定だとプレイ中は誰も入って来ないので、文字通り一人で遊べる。

【Cons(欠点)】各ミッションのクォリティ

基本的に”広めに取られたエリア内で自由に遊べる”作風ではあるが、一部ミッションでは─

  • 強制的な戦闘
  • 強制的なステルスプレイ

などが用意されており、そうした一部ミッションでは”プレイヤー自らが道を切り開いていく”楽しさが抜け落ちてしまっている。

運任せになる時も

敵車両を襲撃する際、運悪く通報されるとターゲットを追いつつ、警官に追われる大混乱に陥り、その際は”直近のチェックポイントから再開した方が早い”という事態に。

面白いミッションと、面白くないミッションが両極端。

なお、上の記事では指摘した問題点に対処する方法を紹介している。

【Cons(欠点)】窮屈なスキルツリー

本作のスキルシステムは決められた順番にアンロックしていく方式になっているので、”不要なスキルまで取得させられる”。

お目当てのスキルにたどり着くまでに、不要なスキルをいくつかアンロックしないといけないのは割りと不便なので、次回作では見直して欲しいところ。

スポンサーリンク

総評

粗さも残る、オープンワールドゲームの良作。

言わば、他のUbisoftゲームの”寄せ集め”に近い作品ではあるが、その分だけプレイ面は手堅く、野心的なハッキング要素も見事に機能している。

▼ウォッチドッグスの関連記事▼

*1 Watch Dogs Ubisoft E3 2012 Press Conference(Youtube)

タイトルとURLをコピーしました