シカゴをハックせよ【評価/レビュー】ウォッチドッグス(1)【批評/感想】

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オープンワールドゲーム
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カキヘイ
カキヘイ

良作のオープンワールドゲーム。
ハッキングを組み込むことでユニークな一作に仕上げており、GTAシリーズとは違った面白さを持つ一作。

原題Watch_Dogs
機種PC,PS4,Xbox One etc
開発元Ubisoft Montreal
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紹介

ウォッチドッグスとは?

テック系オープンワールドゲーム
プレイヤーはネットワーク接続された全てを武器に、巨大IT企業【ブルーム】に対峙する。

さて、このシリーズは”今よりもIT化が進んだ”近未来の世界が舞台。
IT企業【ブルーム】は【ctOS】と呼ばれるシステムを開発し、それを用いた「スマート シティ」計画を推し進めており、「シカゴ」はそれのモデルケースとして【ctOS】が導入されていた。

外部記事>>>ctOS公式サイト

主人公エイデン・ピアースは凄腕のハッカー。
彼にとって”全てがインターネット接続された”「スマート シティ」は格好の遊び場であり、プレイヤーは彼を通して街全体にハッキング攻撃を仕掛けながら、数々のミッション攻略していく。

プレイ時間は?

一般的なオープンワールドゲームと同等。
メインミッションのみを追えば20時間~30時間。サイドミッションも消化すると40~50時間前後くらいかと思う。

なお、現在は「コンプリートエディション」が販売中。
これには本作と大型DLC「バッド・ブラッド(レビュー)」も収録されており、ボリューム満点。

ウォッチドッグスのストーリー

どっちが面白い?GTAとウォッチ ドッグスを比較

実は似て非なるゲーム同士。

詳しくは【GTAとウォッチ ドッグスを比較/同じオープンワールドでも中身は違う?】で解説しているので、ぜひ読んで欲しい。

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評価

【Pros】革新的な”ハッキング”

まさに「シカゴを掌握する」感覚。
“たったワンボタンで大都市のインフラが思うままになる”ダイナミックさは、本作ならではの点であり、今でも斬新に感じられる点でもある。目の前のATMをハックして軍資金を拝借することから、電力網をハックして街全体を停電させることまで、ネット接続された多くのものを意のままに操作できるのだ。

そして、「ハッキング」はプレイに欠かせない要素でもある。
続編『ウォッチ ドッグス 2』と比べれば選択肢は少ないが、ハック中心のプレイは類似作とは一線を画する内容になっており、システムをハックして道を切り開き、ガジェットで敵を翻弄していくプレイは自由度が高く面白い。

吊り橋を操作して追跡車両を足止めさせて逃げ切る。停電を発生させ、その混乱に乗じてその場から立ち去る。ということがワンボタンで、なおかつ自然に実行できる。

まるで”シカゴ全体が遊び場”に感じられる。
そんなハッキング中心のゲームプレイは、GTAシリーズには無い”ウォッチドッグスらしい”点である。

サンフランシスコを舞台にした続編!

【Pros】固有の情報を持つNPCたち

各NPCには個人情報が振り分けられている。
他のオープンワールドゲームでは、単なるモブに過ぎないNPCたちだが、本作ではその世界に根付いた存在として描かれており、彼らにはそれぞれ仕事があり、守るべき家族がいるのだ。また、中には深刻な問題を抱えた者たちもいる。

単に人間らしく振る舞うNPCとはレベルが違う。
たった今倒した敵の年齢や家族構成まで把握できるので、何気ない殺傷が”罪悪感”を植え付ける。他のゲームでは安易に手を染めるNPCへの犯罪行為の数々(車を奪う、カネを盗む etc)を抑止する効果があり、NPCの死は特に重い。

個人情報を持つNPCの存在も、ウォッチドッグスらしさを感じる点。

【Pros】独自のオンライン(マルチ)プレイ

ウォッチドッグス公式サイトより(URL)。

本作はオフラインとオンラインがシームレスに繋がっている。

私は「オンライン ハッキング」を中心にプレイしたが、これは命懸けの”隠れんぼ”、もしくは”鬼ごっこ”になっており、上手くハッキング要素をオンラインプレイに落し込んでいる。

完全オフラインでプレイ可能

ゲーム内オプションで設定すれば完全オフラインでプレイ可能。
この設定だとプレイ中は誰も入って来ないので、文字通り一人で遊べる。

【Cons(欠点)】各ミッションのクォリティ

全体的にミッションのクォリティが安定しない。
特に一部の強制的な戦闘や、発見=失敗のステルスミッションはせっかくの自由度を台無しにするものであり、”プレイヤー自らが道を切り開いていく”楽しさが欠落している。

また、運任せも少なくない。
敵車両を襲撃する際、運良く通報されなければそれまでだが、運悪く通報されるとターゲットを追いつつ、警官に追われる大混乱に陥る。その際は直近のチェックポイントから再開した方が早いという有様。それ以外にも、ハッキングが役に立たなくなるカーチェイス、腕の良すぎる追跡車両や執拗なスナイピングにもウンザリさせられる。

したがって、各ミッションのクォリティが安定しない。
小さな欠点が多くあり、それらが一斉に降り掛かって来た際にはストレスがピークを迎える。

なお、当ブログの記事「【攻略】『ウォッチドッグス』を”より”楽しくプレイするためのTips」では上記欠点への解決策を紹介しているので、プレイの際は参考にして欲しい。

【Cons(欠点)】窮屈なスキルツリー

端的に言えば”不要なスキルまで取得させられる”。
というのも、本作のスキルシステムは決められた順番にアンロックしていく方式になっているので、お目当てのスキルにたどり着くまでに、不要なスキルをいくつかアンロックすることを強いられるのだ。

したがって、現状では窮屈なスキルシステムになっているので、もっと無駄なく、お目当てのスキルにアクセスできるようにして欲しい。

なお、別記事ではオススメのスキルを紹介している。

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総評

粗さも残るが、オープンワールドゲームの良作。
言わば、他のUbisoftゲームの”寄せ集め”に近い作品だが、その分だけプレイ面は手堅く、野心的なハッキング要素も見事に機能している。

垢抜けた続編『ウォッチドッグス2』の土台となった記念すべきシリーズ1作目。

*1 Watch Dogs Ubisoft E3 2012 Press Conference(Youtube)

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