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不朽の名作、現代サバイバル・ホラーゲームの金字塔【評価/感想】バイオハザード4【批評/レビュー】

サバイバル/ホラーゲーム
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原題Resident Evil 4
機種PC,PS4,Xbox One etc

シリーズを刷新した一作。
『バイオハザード6』まで続く現代バイオを形作った作品であると同時に、今では一般的となった【肩越し視点】を初めてTPSに取り入れ、TPSというジャンルに多大なる影響を与えた作品*としても知られている。

なお、今作がTPSに与えた影響は『ギアーズ・オブ・ウォー』、『バットマン アーカム・アサイラム』や『グランド・セフト・オート4』などで見ることが出来る。

そして、『バイオハザード5』にも引き継がれる。

Good

  • ビハインド・ビュー
  • 頭を使わせる戦闘パート
  • 手に汗握るボス戦
  • 数多くの救済措置

Bad

  • 中盤以降はワンパターン
  • QTEと即死攻撃

▼ストーリー▼

主人公は特別捜査官レオン・S・ケネディ。
彼は”行方不明となった”合衆国大統領の娘アシュリーを捜索すべく、ヨーロッパの寂れた山村を訪れる。そこでレオンは、アシュリーを取り巻く危険な現実を目にするのだった。
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関連記事>>>バイオハザード(1) レビュー

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評価できる点

TPSとも違う「ビハインド・ビュー」

初登場の【肩越し視点】。

初期バイオハザードとは決定的に異なる点。
今作ではTPS(三人称視点シューター)風の【ビハインド・ビュー】と呼ばれる視点が初導入されており、これまでの固定カメラが廃止された。それに伴い、「見えないからこその恐怖」は「見えるからこその恐怖」へと変わっており、演出手法も抜本的に手直しされている。

さて、肝心の【ビハインド・ビュー】は上手くハマっている。
確かに「TPS」として見れば多くの点で見劣るし、プレイ開始当初は戸惑うはず。だが、今作がその視点を”あえて”【ビハインド・ビュー】と命名したのは「今作が”一般的なTPS”ではない」からだ。

言うなれば、初期バイオハザードの延長線上にあるTPS。
イメージとしては”固定カメラがそのまま主人公の背後に回って来た”感覚に近く、固定カメラ時に感じた”視点の縛り”がある程度は残っている。さらに【左スティック】で移動できるものの、方向転換の際は”立ち止まって操作キャラクターの向きを調整する”必要があるのも、ラジコン操作を想起させる点だ。

当時のTPSと言えば、『マックス・ペイン』や『グランド・セフト・オート3』が有名だが、それらとはまた流派が異なり、”初期バイオの延長線上にあるTPS”と考えれば諸々の制約も「こういうものだ」と納得できる。

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その”制約”を活かしたゲームプレイ

▼ビハインド・ビューの特徴▼

  • 肩越し視点
  • 視野(見える範囲)が狭い
  • 移動しながらの銃撃は不可
  • リロードは毎回立ち止まって行う
  • 通常時の視点移動は上・下・左・右ごと

一歩間違えれば「大惨事」にもなり得たが、見事に成立させている。
今作は諸々の”制約”を「エリア内の仕掛け」や「アイテムの使い分け」でカバーする作風になっており、単に敵を撃って終わりではない。敵との駆け引きはもちろん、効果的にアイテムやギミックを使用することも重要であり、制約の中でやり繰りする面白さが生まれている。

また、戦闘のバランスも絶妙。
天井に吊るされたランプ一つ取っても攻略に活用でき、敵の攻撃にも攻略のきっかけが隠されていたりする。【ビハインド・ビュー】時の制約はプレイヤーに不利だが、十分に対抗できる手段が用意されており、腕前と判断力でカバーできる絶妙なバランスを保っている。

【ビハインド・ビュー】への転換と、それを基にしたゲームプレイは非常に高いレベルでまとまっており、開発陣の類まれなセンスが炸裂している。

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「制限の緩和」はハードルを下げる

【タイプライター】はセーブ地点。

  • 無制限にセーブ可能
    • 別にチェック・ポイント(再開地点)も完備
  • 弾薬やアイテムが豊富に入手可能
    ※難易度ノーマルの場合
  • インベントリ上限が拡大
    • 通常アイテムとミッションアイテムが別枠扱いに

まず、今作では「リソース管理」が楽になっている。
インベントリの上限は段階的に上げられるし、通常アイテムとミッションアイテムも別枠扱い。嬉しいことにミッションアイテムに関しても、抱えきれないほど所持させられることも無い。

また、セーブ制限も撤廃。
「インクリボン」は不要となり、【タイプライター】さえあれば何度もセーブ可能。また、セーブとは別に【チェック・ポイント(再開地点)】も完備されており、リスタートの負担が大きく軽減されている。

大胆に制限が緩和されたことで、プレイのハードルがグッと下がっている。
後述する【ゲームランク】も用意されており、より多くのプレイヤーが手に取りやすい作品となっている。

さらに今作には【ゲームランク】もある

【ゲームランク】は”難易度を自動調整する機能”。
プレイ内容を判断し、最適な難易度に調整してくれるので、余程のことが無い限り詰むことがない。

どうしても敵にやられる場合は、わざと何度か死亡すれば相当難易度が下がる。正攻法ではないが、こういう方法でも攻略可能。

関連記事>>>バイオハザード(1) レビュー

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欠点

「死にゲー」的な部分は人を選ぶ

死亡画面

  • 多用されるQTE
    • 失敗=死亡
  • 即死系トラップ or 攻撃

今作もやはり「死んで覚えろ(死にゲー)」的なところがあり、そんな死因の大半は”初見で防ぐのは難しいこと”ばかりなのでイライラさせられる。また、何度もリスタートさせられたチャプターは本当に苦痛だった。

唯一の救いは”初見殺し的なトラップ”の直前に【チェツク・ポイント】が用意されており、すぐに再開できること。

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アシュリーの子守は大変

レオンとアシュリー。

キャラクター名基本的な役割
レオン・S・ケネディ主人公・操作キャラクター
アシュリー・グラハム同行者

今作ではペアでの行動が基本。
アシュリーは主人公レオンに追従する形で同行するのだが、“二人三脚というよりも子守”であり、常に「護衛ミッション」を遊んでいる状態に近い。

また、アシュリーは無敵扱いではなく、さらにフレンドリーファイア(同士撃ち)も有効になっている。加えて、敵に拉致されることもあるなど、非常に手の掛かる存在となっている。

幸い、大抵の場合は気にならないものの、アシュリーのおかげでリスタートさせられることがあるにはあるので、欠点として書いておきたい。

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中盤以降は息切れ

中盤以降は「とにかく敵をたくさん登場させる」というパターンが目立つ。
狭い空間での戦闘も多くなり、ワラワラと湧く敵を撃ち返す”だけ”の戦闘が続き、中盤までのギミックを活用して攻略していく面白さが薄れてしまっている。

なので、今作を前後半と分けた場合、後半の質は前半に劣る。
さらに似たような敵との戦闘が続くこともあり、中弛みを感じることも多く、これならボリュームは今の2/3程度でも十分だったと感じる。

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総評

今なお色褪せないサバイバル・ホラーゲームの金字塔。
特に前半戦は【ビハインド・ビュー】とエリア構造が見事に融合しており、発売から10数年以上経過した今でも十分に通用する内容。正直、プレイ前は「そうは言っても古いゲーム」という先入観を持っていたが、良い意味でそれを裏切られた。

サイコブレイク2』を除けば、今作に匹敵するサバイバル・ホラーゲームを探すのは困難とさ感じる一作である。

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▼関連作品▼

オススメのサバイバル・ホラーゲーム

*Third-person shooter(Wikipedia)

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