現代サバイバル・ホラーゲームの金字塔【評価/感想】バイオハザード4【批評/レビュー】

4.5
サバイバル/ホラーゲーム
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対応機種PC,PS4,Xbox One,スイッチ etc
プレイ/クリア時間15時間~

Good

  • ビハインド・ビュー
  • 頭を使わせる戦闘パート
  • 手に汗握るボス戦
  • 数多くの救済措置

Bad

  • 中盤以降はワンパターン
  • QTEと即死攻撃
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紹介

どんなゲーム?

『バイオハザード リマスター』より。

三人称視点(TPS)を採用したサバイバル・ホラーゲーム

今作は『バイオハザード6』まで続く現代バイオを形作った作品であると同時に、今では一般的となった【肩越し視点】を初めてTPSに取り入れた革新的な作品としても知られている*。

なお、今作がTPSに与えた影響は『ギアーズ・オブ・ウォー』、『バットマン アーカム・アサイラム』や『グランド・セフト・オート4』などで見ることが出来る。

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バイオハザード4のストーリー

主人公は特別捜査官レオン・S・ケネディ。

彼は”行方不明となった”合衆国大統領の娘アシュリーを捜索すべく、ヨーロッパの寂れた山村を訪れる。そこでレオンは、アシュリーを取り巻く危険な現実を目にするのだった。

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評価

【Pros】TPSとも違う「ビハインド・ビュー」

初登場の【肩越し視点】。

今作では、いわゆる「固定カメラ」から【ビハインド・ビュー】と名付けられた三人称視点に一新されている。

そして、この【ビハインド・ビュー】が見事にハマっている。

▼ビハインド・ビューの特徴▼

  • 肩越し視点
  • 視野(見える範囲)が狭い
  • 移動しながらの銃撃は不可
  • リロードは毎回立ち止まって行う
  • 通常時の視点移動は上・下・左・右ごと

一歩間違えれば”大惨事”にもなり得たが、今作は諸々の”制約”を「エリア内の仕掛け」や「アイテムの使い分け」でカバーするデザインにしたことで欠点を長所に変えてみせている。

今作はゲーム内のものほぼ全てにちゃんと意味があり、天井に吊るされたランプ一つ取っても攻略に活用できるし、敵の攻撃モーションにも反撃のきっかけが隠されていたりする。

確かに【ビハインド・ビュー】時の制約はプレイヤーに不利ではあるが、十分に対抗できる手段が用意されており、腕前と判断力でカバーできる絶妙なバランスを保っている。

開発陣の類まれなセンスが炸裂した形だ。

ユニークなビハインド・ビュー

見た目とは裏腹に【ビハインド・ビュー】はTPSとも違う。

言うなれば、初期バイオハザードの延長線上にあるTPS。

イメージとしては”固定カメラがそのまま主人公の背後に回って来た”感覚に近く、固定カメラ時に感じた”視点の縛り”がある程度は残っている。

さらに【左スティック】で移動できるものの、方向転換の際は”立ち止まって操作キャラクターの向きを調整する”必要があるのもラジコン操作を想起させる。

「バイオハザード」のルーツを残しつつ、上手くモダン化している。

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【Pros】「制限の緩和」はハードルを下げる

【タイプライター】はセーブ地点。

まず、今作では「リソース管理」が楽になっている。

インベントリの上限は段階的に上げられるし、通常アイテムとミッションアイテムも別枠扱いなので、インベントリがパンパンになることはない。

それに加えて、今作ではミッションアイテムを抱えきれないほど所持させられることも無い。

そして、セーブ回数は無制限に。

【インクリボン】は不要となり、【タイプライター】さえあれば何度もセーブ可能になったので、些細なミスでそれまでの努力が台無しになるようなことはもうない。

さらに【チェック・ポイント】も完備されている。

大胆に制限が緩和されたことで、プレイのハードルがグッと下がっている。

後述する【ゲームランク】も用意されており、より多くのプレイヤーが手に取りやすい作品となっている。

さらに今作には【ゲームランク】もある

【ゲームランクとは?】
プレイ内容を判断し、最適な難易度に調整してくれる機能。

正攻法ではないが、今作ではわざと死亡を重ねて難易度を下げた上で敵と戦える。

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【Cons(欠点)】「死にゲー」的な部分は人を選ぶ

死亡画面

  • 多用されるQTE
    • 失敗=死亡
  • 即死系トラップ or 攻撃

今作もやはり「死んで覚えろ(死にゲー)」的なところがあり、そんな死因の大半は”初見で防ぐのは難しいこと”ばかりなのでイライラさせられる。

唯一の救いは”初見殺し的なトラップ”の直前に【チェツク・ポイント】が用意されており、すぐに再開できること。

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【Cons(欠点)】アシュリーの子守は大変

レオンとアシュリー。

キャラクター名基本的な役割
レオン・S・ケネディ主人公・操作キャラクター
アシュリー・グラハム同行者

今作ではペアでの行動が基本。

アシュリーは主人公レオンに追従する形で同行するのだが、“二人三脚というよりも子守”であり、常に「護衛ミッション」を遊んでいる状態に近い。

また、アシュリーは無敵扱いではなく、さらにフレンドリーファイア(同士撃ち)も有効になっている。加えて、敵に拉致されることもあるなど、非常に手の掛かる存在となっている。

幸い、大抵の場合は気にならないものの、アシュリーのおかげでリスタートさせられることがあるにはあるので、欠点として書いておきたい。

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【Cons(欠点)】中盤以降は息切れ

中盤以降は「とにかく敵をたくさん登場させる」というパターンが目立つ。

狭い空間での戦闘も多くなり、ワラワラと湧く敵を撃ち返す”だけ”の戦闘が続き、中盤までのギミックを活用して攻略していく面白さが薄れてしまっている。

なので、今作を前後半と分けた場合、後半の質は前半に劣る。

さらに似たような敵との戦闘が続くこともあり、中弛みを感じることも多く、これならボリュームは今の2/3程度でも十分だったと感じる。

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総評

今なお色褪せないサバイバル・ホラーゲームの金字塔。

発売から10数年以上経過した今でも十分に通用する内容であり、『サイコブレイク2』を除けば今作に匹敵するサバイバル・ホラーゲームを探すのは困難とさ感じる。

正直、プレイ前は「そうは言っても古いゲーム」という先入観を持っていたが、良い意味でそれを裏切られた。

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▼関連作品▼

オススメのサバイバル・ホラーゲーム

*Third-person shooter(Wikipedia)

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