欠点が非常に目立つ大作【評価/感想】バイオハザード6【批評/レビュー】

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サバイバル/ホラーゲーム
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原題Resident Evil 6
対応機種PC,PS4,Xbox One etc
プレイ/クリア時間20時間~

👍Good

  • ボリューム満点
  • シリーズファン向けの演出多数

👎Bad

  • 全体的に粗い作り
  • QTE推し
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紹介

どんなゲーム?

三人称視点を採用したアクションゲーム。

シリーズとしては『バイオハザード5』の約3年半後に発売された続編。

今作の特徴はレオン、クリス、ジェイク、エイダを主人公にした4つのキャンペーンが用意されている点であり、その4つのキャンペーンが交差する壮大なストーリーが展開される。

なお、前作同様に今作も全編Co-op/協力プレイに対応している。

QTEの現状

QTEの一例。君は『ヘビーレイン』か?というツッコミは我慢。

悪名高き(?)今作の【クイック タイム イベント(QTE)】。

ただ、現在は─

  • 発売後のアップデートで一部の【QTE】が無効化された
  • 【オートアクションボタン】をオンにすれば一部を自動化できる

なので、よっぽどの”QTE嫌い”でもない限りは許容できる範囲かと思う。

バイオハザード6のストーリー

ラクーン事件から15年が経過した世界。
今度は中国でパンデミックが発生し、謎のウィルスによって多くの犠牲を出す。

ウィルスから世界を救うべく、ある男が立ち上がる。

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バイオハザード5との違い

上記事では今作と『バイオハザード5』との違いを解説している。

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評価

【Pros】ボリューム満点

今作のキャンペーン一覧。上からレオン編、クリス編、ジェイク編、そしてエイダ編。

とにかくボリューム満点。

4つのキャンペーンはそれぞれ5時間~6時間の内容になっており、ゲーム自体は前作『バイオハザード5』よりも巨大化している。

また、今作ではクロスオーバーという手法を採用している。
基本的に各編は独立しているが、ある時点でそれぞれのストーリーが交差する仕掛けになっており、シリーズファン的に胸熱なキャラクター同士の共演や共闘を見ることができる。

  • 4つのキャンペーンを収録
  • 各キャンペーンが絡み合うストーリー

上記2点は今作ならではの要素。

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【Cons(欠点)】単にクォリティが低い

このイベントの最中も、普通に攻撃される件。

もはや、今作はシューター(シューティング・ゲーム)。

にもかかわず、肝心の撃ち合いが全く面白くない。
不完全なカバーシステムから始まり、気分を盛り下げるおバカな敵や、弾薬不足に起因するプロレス技の繰り返しなど、他より秀でた部分というよりも、マシな部分さえもすぐに見つけられない。

それ以外にも、下記のような問題も多発する。

  • 狙撃銃やマシンガンに被弾する度に地面に倒れ込む
  • 敵に掴まれるとボタン入力させられる
  • 演出の度にカメラ操作を奪われる
  • 一部敵の攻撃や地面が揺れる度に操作不能になる
  • 次のエリアに進む際に相棒待ちの時間が発生する など

要するに今作には”面倒くさい要素”が詰まっている。

今回は特に海外ゲームを強く意識した作風だが、実際は単に表面を真似ただけになっており、プレイすればするほど化けの皮が剥がれ、荒削りな素顔が見えて来る。

当然、前前作の『バイオハザード4』には遠く及ばず、前作『バイオハザード5』と比べても明らかに質が低い。

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【Cons(欠点)】結局は量は質とのトレードオフ

確かにボリューム満点。

6時間~8時間も遊べるキャンペーンが4本も用意されており、内容も多種多様。

さらに、各キャラクターのアクションも大幅に追加されており、格闘技、プロレス技に加えてローリングや背面ジャンプなど様々なアクションが実行可能だ。

  • キャンペーン×4
    • ミニゲーム
  • 様々なアクション技

ただし、そのボリュームが仇となっているように感じる。

多彩なアクション技は戦闘に混乱を持ち込み、各キャンペーンも全体で見れば似たり寄ったりな内容が目立つ。

また、レースやヘリ無双などのミニゲームも、これと言って必要性を感じず、”空欄を埋めるため”だけに存在しているように思えるのだ。

私としてはもっと数を絞り、個々の質を高める方向を目指して欲しかった。

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【Cons(欠点)】独善的なUI

今作の個性的すぎるUI。

UI(ユーザー・インターフェース)は悪い意味で感心する。

メニュー画面のトップには”馴染みのない”アイコンが5個以上も並び、各アイコンの下層部分も同様の「惨事」が続くので、結局はデカデカとしたアイコンではなく、その下に小さく書かれた説明文を読んで初めて「何をする項目なのか」が分かる始末。

非常に独善的なUIになっており、ユーザービリティよりもユニークさが優先されてしまっている。

インベントリも改悪

それに加えて、【インベントリ】も改悪されている。

前作『バイオハザード5』までは「説明書は不要」に感じるほどシンプルかつ直感的な操作を実現していたが、今回はそれとは真逆のデザインが採用されている。

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総評

主人公の一人エイダ。

ただただ”巨大なだけ”のゲーム。

確かに、あれもこれも詰め込むサービス精神自体は嬉しい。

だが、それが質とのトレードオフであれば話は別。また、個性は非常に重要だがそれが独りよがりな自己満足で終わってしまっているのであれば、それもまた話は別である。

今作に必要だったものは、”類似作を吸収して肥大化していく”ことではなく、今背負っている山ほどのモノを一つずつ卸していく作業だった。

今作に限っては「クォリティよりもボリューム最優先」という場合に限ってオススメできるレベル。

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