【評価・感想】『グランド・セフト・オート サンアンドレアス/GTA SA』レビュー

5.0
ゲームレビュー
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この記事は約6分で読めます。
原題Grand Theft Auto San Andreas
対応機種PC,PlayStation,Xbox,Switch etc
プレイ時間31時間~
ストーリー一切合切を捨て地元から逃げたCJ(カール・ジョンソン)は、母の訃報を知り、5年ぶりに帰ってくる。この5年間で、かつて所属していた「グローブ・ストリート・ファミリーズ」は衰退し、街の様子も様変わりしていた。CJは、「グローブ・ストリート・ファミリーズ」の復活に力を注ぐ兄(スウィート)に協力しながら、他方では、自身を脅迫する悪徳警官たちの仕事もこなしていく…。

『グランド・セフト・オート サンアンドレアス』は、前作『グランド・セフト・オート バイスシティ』の約2年後に発売された続編。

グランド・セフト・オートIII』『グランド・セフト・オート バイスシティ』と来たシリーズの集大成とも言えるゲームであり、このシリーズやジャンルの記念碑的な一作でもある。

関連記事>>>【評価・感想】『グランド・セフト・オート トリロジー決定版』レビュー

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著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに260本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

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評価

マップもミッションも”てんこ盛り”

今作は、シリーズの集大成に相応しく、量と質で他を圧倒する。

まず、マップの規模が過去最大。

舞台は、これまでのような”いち都市”ではなく、サンアンドレアス”州”全体にまで及び、「ロスサントス」「サンフィエロ」「ラスベンチュラス」と言った三大都市はもちろん、郊外に広がる田舎から広い砂漠地帯まで存在する。

当然、単に広いだけではない。

三大都市はそれ単体でも”(当時の)オープンワールドゲームの主役を張れる”レベルで、賑やかな中心街から人気のない路地裏に至るまで、一切の妥協なく作り込まれている。郊外の田舎や砂漠地帯も同様で、町や自然が綿密に配置されており、コピペで面積を稼ぐなんてことはしない。

また、ゲーム世界の現実っぽさも見事で、道行く人々は地域や時間帯に合わせて移り変わり、天候もダイナミックに変化する。オリジナル版の発売当時は「こんなにもリアルなゲーム世界があるのか」と驚いた。

現在では、今作よりも広大で、リアルなオープンワールドを持つ作品はたくさんあるが、やはり、「サンアンドレアス」の”ロスサントスを出発し、田舎を抜けてサンフィエロに寄り、そこから砂漠を通ってラスベンチュラスまで行く”というスケールのデカさは圧巻で、その部分は今のゲームと比べても全く引けを取らない。

そして、そんな広大なゲーム世界には、メインミッションはもちろん、不動産やアルバイトなどのコンテンツも、文字通り、山ほど詰め込まれており、そうした”寄り道”だけでも相当遊べる。おまけに今作では、教習所やデートなども新たに追加されており、コンテンツの幅も格段に広がっている。

肝心のメインミッションも、エリアを転々とするので、ミッション数は前作比で倍増となり、ミッション内容も各エリアの特色が出たものを中心に、様々な内容のものが揃っている。ストリートギャングの話もあれば、諜報機関が絡む奇妙な話もあり、その多様さにはただただ驚かされる。

確かに、ゲームプレイ面では時代を感じさせるところはあるが、オープンワールドの規模や量と質を両立したコンテンツなどは、今でも並のオープンワールドゲームと十分張り合える。

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RPG要素の導入は”新しい”

今作では、軽いRPG要素が新たに導入されている。

今作には射撃や運転などのスキルが用意されており、それらは銃を撃ったり、車を運転していたりすると自動的に伸びていく。また、ライフスタイルによって主人公の体格が変化するようになり、服装やアクセサリーなどで外見もカスタマイズできるようになった。

正直、RPG要素自体は大味に調整されているので、良くも悪くもゲームに大きく影響することはない。

しかし、ただ街を歩き、車を乗り回しているだけでもスキルアップしていく方式のおかげで、ゲーム内でのあらゆる行動に意味が生まれ、体格の変化も、ジムに行ったり、食事を摂ったりすることに意味を持たせてくれ、ゲーム世界での疑似生活をより豊かにしてくれる。

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刷新されたゲームプレイ

前作『グランド・セフト・オート バイスシティ』は、「III系統のゲームを遊んでいる」とはっきり分かり、欠点もそのまま受け継いでしまっていたが、今作では完全に作り直されており、良い意味で全くの別物になっている。

  • 主人公を直感的に操作できる
  • 壁をよじ登るなど、パルクールっぽい動きができる

過去作と比べると、こちらの方が操作性やプレイの手触りが良く、アクションゲームとして、より洗練された作品になっている。

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トリロジー決定版

2021年に発売されたリマスター版こと『グランド・セフト・オート トリロジー決定版』については、上記のレビュー記事で詳しく書いている。

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総評

間違いなく、シリーズ最高傑作。

(当時としては)驚異的なオープンワールドの規模とコンテンツの数々に加えて、各地を転々としながら様々な表情を見せるメインミッションなど、多くの点において過去作を凌駕し、同時にこのシリーズやオープンワールドゲームの基準を一気に押し上げた作品にして、「グランド・セフト・オート」の一つの到達点とも言える作品。

現在では、今作のリマスター版である『グランド・セフト・オート トリロジー決定版』も販売されているので、オープンワールドゲームが好きで、まだ遊べていない人は、どのバージョンでも良いので、ぜひ遊んでみて欲しい。

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初版:2016年3月4日 3:00 AM

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