原題 | Watch Dogs Bad Blood |
対応機種 | PC,PS4,Xbox One |
プレイ/クリア時間 | 5時間~ |
👍Good
- 本編よりも若干、遊びの幅が広がった
- 本編よりも明るく、オープンな雰囲気
👎Bad
- 基本的には本編と同じ
『ウォッチドッグス』向けに発売されたストーリーDLC。
以前は「ブラッド・ブラッド」のみ単体販売されていた(今でもUplayでは販売されている)が、現在では本編もセットになった「コンプリート・エディション」が販売されている。
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本編にプラスアルファ
基本的には本編である『ウォッチドッグス』の縮小版になっており、アクションでも、ステルスでも遊べる自由度の高さや、ハッキングを使って街そのものを遊び場とする特徴的なゲームプレイなど、本編を象徴する要素はもれなく再登場している。
悪く言えば、本編を小さく切り取っただけの作品ではあるが、本編と同じゆえに”ハッキングを組み合わせた”アクションやステルスなどは、この「バッド・ブラッド」でも変わらず楽しめる。
ただし、「ラジコン」を活用したステルスプレイは「バッド・ブラッド」ならでは。
ミッションエリア内(ミニマップの赤い範囲)限定だが、ラジコンを走らせることができ、エリア内を偵察したり、敵に電気ショックをお見舞いして気絶させたりできる。
なお、「ラジコン」は便利である一方で、行動範囲が狭めに設定されている上に、これのみでミッションはクリアできないので、一台で全てが解決する万能アイテムではない。
確かに、「ラジコン」は若干の不自由さを覚えるが、万能アイテムじゃないからこそ、各ミッションでの攻略法が”ラジコンを遠隔操作して装置をハッキングするだけ”というように単純化しておらず、せっかくのステルスプレイが骨抜きにされていない。
(人間、楽な方法があればそればかり使ってしまう)
「ラジコン」というプラスアルファは、”ウォッチドッグスらしい”ハッキングを駆使したステルスプレイの良さを残しつつ、本編には無かった体験を新たに加える要素になっている。
他にも、”ドアをハッキングすることで敵(警備員)を室内に閉じ込める”という新しいギミックが用意されているが、これに関しては、少なくともメインミッションでは使える場面があまりなく、後半はその存在を忘れてしまっていた。
総評
「バッド・ブラッド」は、ステルスプレイの選択肢が一つ増えたこと、ハッキングの幅が少し広がったことが長所として挙げられるスピンオフになっている。
小粒ながらも、本編に負けず劣らずの一作だ。
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初版:2016年12月20日 16:55