紹介
「狙撃」のみに焦点を当てたスピンオフ作品。
当初は『ヒットマン2(2018)』の予約購入特典として配信されていたが、今では本編を購入すれば追加料金なくプレイできる。
なお、本編と同じくSteam版も日本語字幕対応。
評価/スナイパーのみのヒットマン
【Pros】ルールは15分で3人のターゲットを狙撃する
▼ルール▼
- 制限時間は15分
- 場所固定
- 3人のターゲットを狙撃する
+暗殺方法によって変わるポイントを競う
「ヒットマン」とは異なるルール。
けれども、”ヒットマンしている”。
ターゲットは3人のみだが、彼らを暗殺する方法は本編同様に数多く用意されており、ギミックを活用することで”ターゲットの最期を演出する”こともできるなど、本編の良さをそのままスピンオフに輸入している。
- ルールは変われどヒットマン
また、一発の弾丸が様々なドラマを生み出す。
「サイレント アサシン」の称号を目指してプレイするもよし、あえて混乱を巻き起こしてその中で暗殺するもよし。また、劇的なワンシーンを作り上げるのもよし。
「スナイパーライフルだけでここまで出来るのか」と関心させられる。
【Pros】意外とCo-op(協力プレイ)が熱い
「Sniper Assassin」は協力プレイにも対応している。
このモードではソロと同じミッションを2人でプレイするのだが、“ワンショット・ワンキルの鉄則を意識した”協力プレイには独特の緊張感があり、自由気ままに遊べるソロとは異なるゲーム体験ができる。
さらに、狙撃と連携プレイの相性も抜群。
一方が注意を引き、もう一方がターゲットを狙撃する、同時に複数のターゲットを狙撃する、ということができ、こちらもソロには無い面白さがある。
余談だが、協力プレイ対応はシリーズ初。
暗殺と協力プレイの相性は良く、将来的には本編の方に逆輸入されるかも知れない。
【総評】秀作なミニ・ヒットマン
ヒットマンの良さが凝縮されたスピンオフ。
ミッション自体は5分もあればクリアできるが、本編と同じく”何度もリプレイしたくなる”内容になっており、好奇心を刺激するゲームデザインも秀逸だ。
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