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欠点も多い粗粗しい大作【評価/レビュー】ゴーストリコン ワイルドランズ【批評/感想】

オープンワールドゲーム
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原題Ghost Recon Wildlands
対応機種PC,PlayStation 4,Xbox One
プレイ/クリア時間30時間~
カキヘイ
カキヘイ

外見は一流だが、中身には難がある一作。
全体的に荒々しく、素晴らしい瞬間とイマイチな瞬間の落差が激しい作品となっている。

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紹介

どんなゲーム?

【Ubisoft Paris】開発のタクティカル系オープンワールドゲーム

今作は仲間との連携や自由度の高いサンドボックス型ミッションを特色としており、ソロでもCo-opでも遊べる作品となっている。

なお、他のゲームで言えば“3人の仲間(AI)を引き連れてプレイする”『メタルギアソリッドV ファントムペインに近く、広大なマップ上で自由に作戦を遂行できるシューティングゲームになっている。

【ソロでも遊べる?】基本的にCo-op推奨

まず、「Ubisoft」は”Co-opは不可欠”と明言している。
私の感想としても、後述するようにCo-op(協力プレイ)した方が面白いと感じる。

それでも、ソロプレイは可能。
その模様は【ソロプレイヤーによる『ゴーストリコン ワイルドランズ』の感想】で書いているので、是非読んで欲しい。

前作「フューチャーソルジャー」とは別物

前作とは全くの別物。
ソロプレイではAIの仲間を引き連れたり、一部アクションが再登場していたりするが、今作の方はオープンワールドをベースにしたタクティカル系シューターになっている。

銃器のカスタマイズの多さは健在

この部分は「フューチャーソルジャー」譲り。

今作も”全ての組み合わせを把握するのは困難”に感じるほど、銃のカスタマイズが用意されている。「マガジン」「アンダーバレル」「マズル」など非常にマニアックなカスタマイズ要素が実装されており、ミリタリーファンも満足できるはずだ。

ワイルドランズのストーリー

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【評価】自由度の高いタクティカル系シューター

【Pros】メタルギアっぽいゲームプレイ

自由度の高いゲームプレイ。『ゴーストリコン ワイルドランズ』より。

メタルギアソリッドV ファントムペイン』に近い。
同作では、サンドボックス型ミッションをベースにした”自由潜入”というプレイスタイルが導入され、自由度の高いステルスプレイや仲間との連携プレイが盛り込まれたが、今作も基本的にはそれと同じである。

  • MGS5の「自由潜入」に近い作風

要するに、ゲーム側から指示されるは”ターゲットは○○、ヤツを排除しろ”のみ。
例えば、リゾート施設に潜入する際は正面から行くか、裏から回って行くかを選べる上にヘリで強襲することだって可能であり、目標さえ達成できれば後はプレイヤー次第の場面が多く、脱出手段さえも自由だ。

ただ、自由度が高すぎる問題も。
例えば、強制的な戦闘ミッションでは”場所取り”が重要。
だが、その場所もプレイヤー任せとなるので、遊び方によっては瞬時に蜂の巣にされてリスタートになることがある。
さらに”どのビークルで乗り付けたか”、”反乱軍の支援をどこまでアンロックしたか”によっても難易度が変化するなど、全てプレイヤー次第であるがゆえの不安定さもある。

カジュアルな分隊ベースのTPS

仲間との共闘は見所の一つ。『ゴーストリコン ワイルドランズ』より。

初代『Ghost Recon』同様に分隊ベースではあるが、えらくカジュアル化されている。
どちらかと言えば『スプリンターセル コンヴィクション』に強く影響を受けた前作『Ghost Recon Future Soldier』の発展版であり、「タクティカル」要素は非常に薄い。

  • カジュアルなタクティカル系シューター

基本的には、”自立したAIと必要最小限の命令で遊ぶ”シューター。
例えば、一人を見晴らしの良い場所に配置して狙撃を担当させ、残る二人は側面に待機させてバックアップ、そして自分は正面から潜入、ということはできない。

  • AIは優秀、個別に命令を出す必要はない

ただ、カジュアル化したプレイ自体は面白い。
自立した味方AIが居ることで、協力プレイの特権とも言えるフレンドとの”共闘感”がソロプレイでも見事に再現されており、仲間らと複数の敵を一斉射撃する”Sync Shot”もとても爽快だ。

広いマップの中を仲間を引き連れて暴れまわるのは、本作ならではの面白い瞬間の一つだ。

Co-opはさらに面白い

ソロでも十分プレイできるものの、Co-opではさらに自由に遊べる。
一人一人の隊員が個別に行動できるので、1人が発電機を破壊して一帯の明かりを落とし、2人が基地内へ潜入して、もう1人は上空から援護することができるなど、攻略方法は無限に広がる。

【Pros】舞台である「ボリビア」の作り込み

“AnvilNext 2.0″で描かれるオープンワールドは、色彩豊かで美しいビジュアルが特徴だ。

舞台となるボリビアは忠実に再現され、任務を放棄してドライブしたくなるほど作り込まれており、マップには小さな村がいくつも点在し、日本人にも有名な観光名所も数多く登場する。

これまでのUbisoftゲームの中では、とくに広大なマップになっており、各地域を巡るだけでも楽しめる(ただし、戦闘は避けられない)。

【Pros】継続的なアップデート

発売から2年以上経過した今でも定期的に大型アップデートが配信されており、ユーザーのフィードバックを基にした改善と拡張が続いている。

  • 時刻調整
  • 画面上部のコンパス
  • 飛行機の新たな操作方法 

などがアップデートで追加されており、日々進化している。

【Cons(欠点)】納得できないことが多い

バグが多い。『ゴーストリコン ワイルドランズ』より。

ターゲットが机に挟まって進行不能に。

まず、納得できない”リスタート”が目立つ。
例えば、ターゲットを追跡するミッションで、ターゲットが圏外へ出ると失敗となるのだが、ブリーフィング時にそんな説明は受けなかった。

また、ミニマップに表示されない”地対空ミサイル”も厄介であり、苦労して調達したミッション用の飛行機を、無残にも撃墜された時は真顔になってしまった。ミサイルが発射される前に通知するシステムが必要だ。

チェックポイントの間隔も長い。

ミッション中に死亡or失敗すると、大抵はミッション開始時からリスタートになり、酷いときは先ほども聞いた会話シーンからやり直しになる。

それに加えて、メインメニューに”直近のデータから再開”さえも用意されていないので、主人公がスタックした時などは、わざわざ起動画面まで戻る必要がある。

とにかく納得できないことが多い。
確かに、グラフィック、操作性やUIはモダンな仕上がり。だが、【『ゴーストリコン ワイルドランズ』の欠点を紹介】にも書いている通り、肝心のプレイ面が非常に粗粗しい。

【Cons(欠点)】ミッション内容は単調

ミッション内容は『マフィア 3』とよく似ており、すなわち単調。
ボリビアの各地域は地元のボスが支配しており、地元ボスを一定数排除するとラスボスであるエル・スエーニョと対決できるのだが、その地元ボスを出現させるにもタスクを消化する必要があり、基本的には同じ手順の繰り返し、反復的なプレイが目立つ。

  • 中ボスを全員、もしくは二人以上排除でエル・スエーニョと対決
  • 中ボスと対決するには、その下の部下(ブション)を全員排除する必要がある
  • ブションと対決する前に、情報収集と称したコピペをミッションを4,5回クリアする必要がある

個人的には数を絞って一つ一つを作り込んで欲しかった。

ミッションの質が安定しない

一部ミッションの質が明らかに低い。
今作は自由度の高さがウリにも関わらず、無闇にプレイ方法を縛るミッションが紛れており、強制的な戦闘やステルスミッションは、はっきり言って必要性を微塵も感じない。

ファークライ5』レビュー
※今作の作風を踏襲したファークライ
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総評

サンタブランカのボスであるエル・スエーニョ。『ゴーストリコン ワイルドランズ』より。

外見は一流だが、中身には難がある一作。
自由度の高いサンドボックス型ミッション、広大なボリビアや膨大なカスタマイズ要素はとても魅力的なのだが、一方で粗粗しい仕上がりにもなっており、さらなるブラッシュアップが必要だと感じる。

幸い、19年現在大型アップデートは続いている。

Good

  • 美しく広大なボリビア
  • 手堅いゲームプレイ
  • 豊富な銃器の種類
  • 充実したカスタマイズ要素

Bad

  • 同じことの繰り返し
  • 一部ミッションでの縛り
  • タクティカル・分隊要素の簡素化

▼プレイ日記▼

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