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集大成と唯一の欠点【評価/感想】アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝【批評/レビュー】

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アクションゲーム
原題Uncharted 4: A Thief’s End
発売日2016年5月10日
開発元Naughty Dog
備考公式サイト
【短評】
シリーズの集大成。
ストーリーや演出は成熟し、ゲームプレイも非常に洗練された一作。シリーズファンのみならず、PS4所有者にもオススメできる傑作冒険活劇。

今作は、主人公ネイサン・ドレイク”最後の冒険”を描くシリーズ最終章。
なので、基本的にストーリーは1作目からの「続き物」になっており、初見プレイヤーは先に「アンチャーテッド コレクション」をプレイすることを勧める。

アンチャーテッドシリーズを総復習
ストーリーの繋がり、時系列やオススメを紹介

▼あらすじ▼

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評価できる2点

プレイ面は大胆に刷新・強化されている。
分かりやすい所では「ロープ アクション」や「ステルスプレイ」と言った新要素が登場しており、ベースとなるシューティングもさらに完成度を増している。

  • プレイ面の刷新と強化

なので、1作目『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』からのファンでもある程度新鮮さを覚えるはず。

爽快感溢れるロープ アクション

特に目玉要素の一つ「ロープ アクション」は実に爽快。
これの登場によって“高低差を活用した”戦闘が可能になり、これまで以上にエリアを縦横無尽に駆け巡るアクションが楽しめる。

  • 「ロープ アクション」による高低差を利用した戦闘 

さらに今回はクライミングにも「ロープ アクション」が取り入れられており、過去作で散々してきたことにも関わらず新鮮なゲームプレイに感じられる。また、難所をロープで一気に登り切る爽快感は今作ならでは。

完成度の高いシューティング(戦闘)

ステルスプレイも含めた戦闘は大幅に強化されている。

シューティング面ではヒットマークとリアクションが改善され、”敵に弾が当たった”ことを視覚的かつダイレクトに知らせてくれる。また、主人公が放つ銃の銃声や反動もより”それらしく”なっている。

  • シューティング面の強化

なお、今作は過去作よりも難易度は高いと感じる。
特に今回はカバーが脆く、頻繁にグレネードも飛んで来る(投げ返せない)。なので、常に主人公を動かし続け、激しいアクションの中で敵の頭を的確に撃ち抜いていく必要があり、これまで以上に難しく感じるのだ。

ステルスプレイも重要

  • 今作は難易度が高め

なので、今回はステルスプレイの重要度が増しており、この部分も大幅に強化されている。

具体的には”今回は敵に発見された後でもステルス状態に戻れる”。
敵から集中砲火を浴びている最中でも、上手く身を隠せばステルス状態に戻れ、それを維持したまま「ステルス キル」していくことが出来る。

  • いつでもステルス状態に戻れる

銃撃戦一辺倒だった過去作よりも、プレイの幅は広がっている。

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美しいグラフィック

「ノーティ・ドッグ」作品はその表現力にも注目が集まる。
「アンチャーテッド」シリーズも例外ではなく、新作が発売される度にその当時のグラフィックや表現力のハードルを押し上げる。

  • ノーティ・ドッグの新作は表現力を前進させる

それは今作にも言える。
足元に散乱するゴミから、ジャングルの草木に至るまで一切の妥協がなく、異常とも言えるディテールへの強い拘りを感じさせる。また、これまで以上に遠景描写も優れており、どの瞬間も目の前には”絶景”が広がる。

  • 16年発売ながらも、グラフィックや表現力は未だにトップクラス

12年を代表する一作『ラスト・オブ・アス』でも、グラフィックとディテールへの執着心には感心したが、今作はそれを軽々と上回っており、主人公ネイトを取り囲むゲーム世界はまるで本物のように感じられる。

PS4 Proでは4KとHDRに対応。
一層美しいグラフィックでゲーム世界を堪能できる。
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欠点

オープンワールド化の効果は薄い

一部【ワイドリニア】と呼ばれるチャプターが存在する。
これは「オープンワールドではないが、リニアでもない」という半オープンワールド的な構造を指し、1本道ながらも脇道に逸れられるというもの。

  • 半オープンワールドな【ワイドリニア】

例えば、公式プレイ動画でも登場する「マダガスカル」では広いエリアをジープで移動する。
その道中では、お宝が眠る洞窟や古い見張り塔を見掛けることになるが、プレイヤーが望めばそれらを探索できるし、無視して先を急ぐことも出来る。

  • 【ワイドリニア】では自由に探索可能

要するに、プレイヤー側には一定の「自由度」が存在する。
このパートでは、ネイトらの会話に耳を傾けながら車を走らせるその行為自体が面白く、悪路を走ったり、滝に突入したりする度に仲間たちが発する豊富な台詞と掛け合いには感心させられる。

  • 【ワイドリニア】の作り込みも流石

だが、同時に蛇足感も覚える。
リニア特有のテンポよく物語が進む長所は無くなり、かといってオープンワールドゲームに匹敵する寄り道もなく、どっち付かずな印象を受けるのだ。

私としては、収集物を集める以外の寄り道が欲しかった。
稀に簡単なパズルは登場したものの、『トゥーム レイダー』的な中規模なパズルやサイドミッションがあればなお良かった。

いつものアンチャ

良くも悪くも”いつものアンチャーテッド”。
総プレイ時間は13時間にも及んだが、フォーマットは1作目からほぼ変化しておらず、「単に映像が綺麗になっただけ」と感じる瞬間が多々あった。

  • いつものアンチャーテッド

ネイトたちとのお別れは残念だが、どこかで納得できる部分もある。
表舞台から引きずり降ろされる前に自ら幕を下ろす判断は、結果的には正しかったように思える。

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総評

アンチャーテッドシリーズの集大成。
“いつものアンチャーテッド”ではあるものの、個々の要素は非常に洗練されており、”最高のアンチャーテッド”を体験できる一作に仕上がっている。

なお、『アンチャーテッド 古代神の秘宝』は今作のスタンドアロン型DLC。

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