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傑作ステルスゲーム【評価・感想】『ディスオナード(1)』レビュー

4.0
ゲームレビュー
ゲームレビュー
この記事は約4分で読めます。
原題Dishonored
対応機種PC,PS5,Xbox Series S/X
プレイ時間15時間~

ざっくり言えば、自由度の高いステルスゲームになっており─

  • 箱庭型エリアが舞台
  • プレイヤーは地形や特殊能力を駆使して自由に攻略していく

と言った点が特徴として挙げられる。

また、『ディスオナード』は「初期Thief」の”精神的続編”とも言える作品になっており、『Thief Gold』『Thief II: The Metal Age』との共通点が多いことでも知られている。

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著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

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評価

本当に遊びやすいステルスゲーム

私はよくステルスゲームを遊ぶのだけれど、ステルスゲームは往々にして”相手の行動パターンにこちらが合わせる”スローテンポなゲームプレイになりがちであり、かつ些細なミスがやり直しへと繋がる小難しさもあって、それなりに忍耐力と時間を要する。

しかし、本作の場合は「瞬間移動」や「透視能力」などの特殊能力を用意することで、ステルスゲーム特有の取っ付きにくさを上手く解消している。

具体的には、敵が巡回しているエリアを攻略する際、一般的なステルスゲームであれば敵の行動パターンを読み、それに合わせる必要があるが、本作の場合は「ブリンク(瞬間移動)」を駆使すればスムーズに突破できる。

また、エリアを探索する際も、「ダーク ヴィジョン(透視能力)」を使用すれば周囲の状況は一瞬で把握できるので、出合い頭に敵と遭遇する事態も回避できる。

  • 相手の行動パターンに合わせるスローテンポなゲームプレイ
  • 些細なミスが失敗に繋がるシビアさ

「ブリンク(瞬間移動)」「ダーク ヴィジョン(透視能力)」などによって、こうしたステルスゲームの面白いところであり、取っ付きにくさを感じるところでもある部分を解消している。

直感的な操作性も相まって、非常に遊びやすいステルスゲームになっている。

あと、本作では敵の上方向への視界がかなり制限されている。

街灯の上に乗ったり、低い塀を登ったりするだけで安全地帯となり、そこから周囲を”安全に”見渡すことができ、これもステルスプレイのハードルをグッと下げてくれる。

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様々な選択が用意されている

本作は『Thief』の実質的な後継作と言われているだけあって、プレイヤーの発想次第で様々な攻略法が編み出せる自由度の高さがあり、10人いれば10通りの遊び方が存在すると言って良い。

ある人は屋上を伝って建物に潜入し、またある人は魚に憑依し、下水道から建物に侵入するというように、周囲の環境や特殊能力を上手く組み合わせることで、自分だけの遊び方が生まれるのだ。

このように”10人いれば10通りの遊び方が存在する”ステルスゲームなので、テンポよく最後まで遊びたい人はそのように遊べるし、試行錯誤して遊びたい人もそのように遊べる。

また、本作には攻略法以外にも様々な選択が用意されており、その多くは一度決めると最後までその影響が残る。

後述するカオス度のようにエンディングを決定するものもあれば、ミッション進行に影響を与えるものもあり、そうした選択を重ねることでゲーム世界が変化していくのは面白い。

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欠点はカオス度、スキル

プレイスタイルによってエンディングの内容が変わる。

“グッドエンドとバッドエンドがあればグッドエンドを選びたい”派は、非殺傷のプレイスタイルを意識する必要があり、せっかくの自由度が制限される。

あと、主人公が初期状態でも十分強いので、特にステルス特化だとアップグレード(ルーン/ボーンチャーム)する意味があまりないという点も付け加えておく。

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総評

本作は、近年発売されたステルスゲームの中でも特に優れたステルスゲームだった。

ステルスゲームとしてのハードルの低さはもちろん、様々な遊び方が気軽に試せる部分や、プレイヤーの創意工夫に任せるゲームデザインなど、遊びやすさとやり込みを見事に両立させた一作に仕上がっている。

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オリジナル:2017年7月20日 14:30
アップデート2:2020年1月4日 2:00 AM

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コメント

  1. 名無し より:

    突然の質問すみません、ディスオナードの日本語化に関してなのですがDLCの日本語化は可能でしょうか?

  2. Kakihey Kakihey より:

    「本編のみ」のようです。

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