原題 | BIOSHOCK 2 |
対応機種 | PC,PS4,Xbox One |
プレイ/クリア時間 | 10時間~ |
ストーリー |
旧式のビッグダディ”実験体デルタ”は連れていたリトルシスターを、ラプチャーの新たな支配者であるソフィア・ラムに奪われてしまう。 10年後、ヴィタチャンバー内で目覚めた”実験体デルタ”はテネンバウムの声に導かれ、荒廃したラプチャーに足を踏み入れる。 |
👍Good
- 前作の改善版
- アクションゲームとして進化
👎Bad
- 代わり映えしない
- アダム採取時の護衛
紹介
海底都市【ラプチャー】を舞台にしたアクション系RPGゲーム。
スチームパンク、レトロフューチャー的な世界観を持つ作品になっており、プレイヤーは科学者や芸術家などにとっての理想郷【ラプチャー】で目覚めた【ビッグダディ】としてこの世界を冒険する。
なお、今作は前作『バイオショック(1)』の続編にあたり、前作が未プレイであれば先にそっちをプレイすることを勧める。
評価
【Pros】前作の改善版

今回は海底を歩くことも
多くの点において前作『バイオショック(1)』とよく似た続編になっており、はっきり言って”新しいものを遊んでいる”という新鮮さはほとんどない。
- 前作と同じくラプチャーが舞台
- エリアのデザインや敵のビジュアルが前作と同じ系統
- 操作キャラクターの種類は変わってもやることは大差ない
というように既視感はそれなりに強く、ホラー演出にしても前作をプレイしていると大体の予想は付いてしまう。

【ビッグシスター】と共闘するシーン
一方で前作の欠点はきちんと解消されており─
- 戦闘面のヌルさ
- ハッキング時のミニゲーム
などは見直され、アクションゲームとして着実に進化している。
前作とは違い、今回は敵に集中砲火を浴びる、タコ殴りにされることが多く、”バールと【エレクトロボルト】が大活躍した”前作よりも難しくなっている。
また、定期的に登場する【ビッグシスター】や【ブルートスプライサー】のような中ボスも、【ビッグダディ】的な手強さがあって最後まで手を焼かされる。
- 今作はアクションゲームらしくなっている
ゆえに、【プラスミド】や【トニック】による肉体強化は前作よりも存在感を増しており、「どれを取り、どれを捨てるか」ということが最後まで悩ましい。
ちなみに、終盤まで進めると非常に楽になるが、今度は”力で相手をねじ伏せる”パワープレイを楽しむことができ、前後半でプレイ内容が変化する。
総じて、今作は”アクションゲーム的な進化を遂げた”続編になっており、舞台やビジュアル面での物足りなさはアクション面の強化がある程度は補ってくれる。
【Cons(欠点)】とは言っても既視感は強い
前述した通り─
- 前作と同じくラプチャーが舞台
- エリアのデザインや敵のビジュアルが前作と同じ系統
- 操作キャラクターの種類は変わってもやることは大差ない
という続編になっているので、初っ端からお腹いっぱい。
総評
アクションゲームとして面白くなった続編。
“前作『バイオショック(1)』ありき”なので新鮮さはあまりないが、アクション面の物足りなさが改善されたことで、その部分ではちゃんと差別化されている。
今回のストーリーは前作を補完し、拡張するものにもなっており、前作が気に入った人であればプレイして後悔することはないはず。
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