この記事では、『アサシンクリード ブラザーフッド』のストーリーを解説付きで紹介。
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ストーリー
【過去編】モンテリジョーニに帰還する
前作のすぐあと。
自身を「古き者」と呼ぶミネルヴァとの初対面を終えたエツィオは、「エデンの果実」を手に、叔父のマリオと共にローマを後にする。
なお、ロドリゴ・ボルジアは、エツィオが宝物庫から出てきた時には姿を消していた。
その後、エツィオ一行はモンテリジョーニへと戻る。
【過去編】モンテリジョーニがボルジア家に襲撃される
モンテリジョーニに戻ったエツィオは、妹のクラウディアやマキャヴェッリなどに、「宝物庫」での出来事を話すも、ロドリゴ・ボルジアを仕留めなかった件を責められる。
怒り心頭のマキャヴェリは、そそくさとローマへと発ってしまう。
その後、エツィオは自室に戻り、休息を取るのだった。
翌朝、エツィオは砲弾の音で目を覚ます。
ロドリゴ・ボルジアの息子、チェーザレ・ボルジアは「エデンの果実」を奪い返すべく、モンテリジョーニに総攻撃を仕掛けて来ており、エツィオが再建したモンテリジョーニは壊滅的な被害を受ける。
そして、チェーザレ・ボルジアはエツィオの叔父、マリオを射殺し、彼が持っていた「エデンの果実」を奪って姿を消すのだった。
一方、エツィオたちは命からがらモンテリジョーニを脱出する。
【現代編】デズモンド一行がモンテリジョーニに到着する
前作のラストにて、隠れ家をアブスターゴ社に襲撃されたデズモンド一行は、新たな隠れ家としてモンテリジョーニを選び、ここまでやって来る。
前作と同じく、デズモンドは「流入現象」によってエツィオの記憶とシンクロするが、それはデズモンドの能力を著しく向上させる一方で、彼の精神を蝕みつつあった。
【過去編】ローマで、ボルジア家の影響を排除していく
エツィオはローマ郊外の民家で目を覚ます。
エツィオはマキャヴェリが用意したアサシンの衣装を身にまとい、さっそくローマの街へと繰り出し、ローマがボルジア家に支配され、活気を失っている実情を知ることに。
その後、エツィオたちは破壊工作などによって、ローマからボルジア家の影響力を少しずつ排除してゆき、同時に、ロドリゴやチェーザレを支援する者たちを暗殺していく。
【過去編】エツィオはアサシンの長へ
これまでの功績が認められたエツィオは、マキャヴェリによってアサシンの長、マスター・アサシンに任命される。
また、妹であるクラウディアもアサシンの一員となる。
【過去編】エツィオは「エデンの果実」を奪い返す
エツィオたちの工作活動によって資金を絶たれ、孤立無援となったチェーザレ・ボルジア。
チェーザレは、父、ロドリゴ・ボルジアに支援を求めるも、ロドリゴはそれを拒絶する。しかし、チェーザレは引き下がらず、父に「エデンの果実」を差し出すように要求する。
その時、ロドリゴの娘で、チェーザレの妹であるルクレツィアが姿を現し、今、チェーザレが口にしたリンゴに毒が盛られていると告げる。
実は、これまでのチェーザレの振る舞いには父であるロドリゴも不信感を抱いており、息子のチェーザレを抹殺するために、彼のリンゴに毒を仕込んでいたのだ。
しかし、チェーザレが口に含んだ毒は彼を死に至らしめるほどの量ではなかったので、チェーザレは一命を取り留めるが、父の裏切りに激高したチェーザレは、そのリンゴを父、ロドリゴの口に押し込み、父を毒殺する。
その後、ルクレツィアを半ば脅迫する形で「エデンの果実」の在り処を聞き出したチェーザレは、急いて隠し場所であるサン・ピエトロ大聖堂へと向かい、エツィオも後を追う。
サン・ピエトロ大聖堂には、エツィオが先に到着し、「エデンの果実」を奪い返す。
【過去編】ヴィアナ城での決戦
チェーザレは、父、ロドリゴの後任の新教皇によって身柄を拘束されるも、ヴィアナ城まで逃げ込むことに成功する。
「エデンの果実」を使ってチェーザレの居場所を特定したエツィオは、ヴィアナ城に乗り込み、チェーザレ・ボルジアと対決し、見事勝利を収める。
チェーザレを抹殺したことで、エツィオの長い復讐劇が幕を閉じる。
その後、エツィオは「エデンの果実」を”人々の手が届かない”コロッセオ地下の神殿に隠すのだった。
【現代編】デズモンド一行はコロッセオへ
デズモンド一行も、コロッセオに向かう。
そこでデズモンドは古き者の一人、ジュノーと初対面を果たす。
無事、デズモンド一行はエツィオが隠した「エデンの果実」を回収することに成功するが、「エデンの果実」がデズモンドのDNAと共鳴し、何かを解き放ってしまう。
ジュノーは、デズモンドには古き者と人間の両方の血が流れていること、72日後に何か(おそらく、ジュノー自身)が目覚めることを明かし、デズモンドの最後の旅が始まると告げる。
そして、ジュノーはデズモンドを操り、ルーシーを始末させるのだった。
ジュノーがルーシーを消した理由
後のシリーズ作品で明かされるが、ルーシーはテンプル騎士団の手先だった。
元々、ルーシーはアサシン教団の一員としてアブスターゴ社に潜入していたが、その過程でテンプル騎士団に取り込まれてしまっていた。
ジュノーはそれを知っていた、もしくはそれをそのまま放置した結果(未来)を見ていたので、デズモンドを介して脅威を排除した。
まとめ
以上、『アサシンクリード ブラザーフッド』のストーリーでした。
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