この記事では『アサシンクリード2』のストーリーを一部解説付きで紹介。
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ストーリー
【現代編】前作のエンディング直後からスタート
前作の最後にて、自室に隠された暗号を発見したデズモンドは、ルーシーに導かれ、アブスターゴ社を脱出する。
その後、デズモンドは、ルーシーが用意した隠れ家まで連れて来られ、そこでルーシーと行動を共にしている、現代のアサシン教団のメンバーであるレベッカとショーンを紹介される。
さらにルーシーは、デズモンドに「あなたをアサシンに教育したい」と明かし、デズモンドはその提案を受け入れる。
【過去編】エツィオ・アウディトーレとして
さっそく、デズモンドはルーシーたちが用意したアニムスに接続され、他のエデンの果実を捜索することに。
今回はアルタイルではなく、ルネサンス期のイタリアを生きたアサシン、エツィオ・アウディトーレの記憶を調査する。
エツィオの記憶は、彼が誕生した瞬間から始まる。
エツィオは、メディチ家に仕えるアウディトーレ家の次男として、それなりに裕福で、自由気ままな生活を送っていたが、メディチ家と敵対するパッツィ家とは犬猿の仲でもあった。
エツィオの自由気ままな生活は突然、終わりを告げる。
エツィオの父、ジョヴァンニは、ロレンツォ・デ・メディチの指示を受けてミラノでの暗殺事件を調査していたが、その暗殺が”周到なる陰謀によるもの”だと確信したジョヴァンニは、ロレンツォにそれを報告する。
そして、ジョヴァンニは友人の判事に、陰謀への関与が疑われるフランチェスコ・デ・パッツィの身柄を拘束するように要請するが、その友人自身も、陰謀に加担する人間だった。
判事の裏切りによって、陰謀を嗅ぎ付けたジョヴァンニは反逆者として捕らえられ、エツィオの父、兄、弟が絞首刑に処される。
さらに、残されたエツィオや母、妹も、フィレンツェでは追われる身となる。
その後、エツィオは父から受け継いだ謎の衣装と武器を手に、娼館の支配人であるパオラのもとに身を寄せ、彼女たちの手ほどきを受けて、生き延びる術を学んでいく。
【過去編】エツィオ一行はモンテリジョーニへ
故郷のフィレンツェを追われたエツィオ一行は、エツィオの叔父、マリオが住む、モンテリジョーニへと向かう。
無事、モンテリジョーニに辿り着いたエツィオ一行は、叔父のマリオによって保護されることになるが、そこでエツィオは、マリオからジョヴァンニはアサシン教団の一員だったと明かされる。
そして、マリオに説得され、エツィオも父の跡を継ぐことに。
【過去編】エツィオはパッツィ家の面々を暗殺していく
マリオに鍛え上げられたエツィオは、家族の処刑に関わった判事とパッツィ家の面々を暗殺していく。
その過程で、パッツィ家は、テンプル騎士団の総長であるロドリゴ・ボルジアと繋がりがあり、ロドリゴは、パッツィ家を支援することを条件に協力させていたことが判明する。
なお、エツィオは若き日のレオナルド・ダ・ヴィンチにも協力を仰ぎ、アルタイルの写本を解読してもらい、様々な知識を吸収していった。
【現代編】デズモンドが覚醒する
現代編では、デズモンドがアサシンになるべく訓練を受ける。
流入現象と呼ばれる、先祖の記憶が被検体に流入する現象によって、デズモンドもアサシンとして成長していく。
【過去編】いざ、ヴェネツィアへ
ロドリゴは、フィレンツェではパッツィ家を駒として使い、ヴェネツィアでも、その土地の有力者を駒として使っていた。
エツィオは、ヴェネツィアでは盗賊団を束ねるアントニオや、傭兵集団を率いるバルトロメオなどと協力しながら、ロドリゴの計画に関与する者たちを暗殺していく。
そして、遂にエツィオは、ロドリゴたちが「宝物庫」と呼ばれる場所を探しており、その宝物庫を開けるためにエデンの果実が、その場所を特定するために写本が必要なのだと突き止める。
さらに、テンプル騎士団がすでにキプロスに眠るエデンの果実を入手し、それがヴェネツィアまで運ばれて来ており、それをロドリゴが受け取りに来ていることも突き止める。
当然、エツィオはエデンの果実を奪還し、ロドリゴも暗殺するために動く。
その後、エツィオは、エデンの果実を受け取りに来たロドリゴと対峙するが、その場にはエツィオだけではなく、マリオやアントニオなど、ここに来るまでに出会った者たちも居た。
そして、ニッコロ・マキャヴェッリの姿も。
エツィオはマリオらと協力し、ロドリゴは仕留め損ねるも、エデンの果実を奪うことに成功する。
なぜ、「マリオたちがいたのか?」と言えば、実はパオラやアントニオも含めてアサシンであり、写本にあった「預言者」にひと目逢うために集まっていた。
マキャヴェッリによれば、写本にはこの場所に「預言者」が現れるとあり、この場所に導かれたエツィオこそが、彼らが探し求めていた預言者なのだという。
【現代編】デズモンドを「流入現象」が襲う
話は現代へと戻り、デズモンドはルーシーからトレーニングを受ける。
“流入現象”によって、デズモンドはエツィオのスキルを全て使える状態になっており、これはたった数時間で数年分のスキルを身に着けたことを意味していた。
【過去編】エツィオとボルジアが対決
エツィオは、フィレンツェやヴェネツィアなどに散らばった写本をすべて集め、それらを解読したところ、宝物庫はローマに眠ることが判明する。
この頃、ロドリゴ・ボルジアはローマ教皇に選出されていた。
ロドリゴはローマ教皇としてローマに眠る宝物庫を手中に収め、さらに宝物庫を開くために必要な二つのエデンの果実の一つである、教皇の杖も手にしていた。
エツィオはすぐにローマに乗り込み、ロドリゴと対決する。
死闘の末、エツィオはロドリゴを倒すことに成功するも、「殺しても家族は帰らない」として、ロドリゴにとどめを刺すことはせず、教皇の杖のみを奪う。
【過去編】エツィオは「古き者(かつて来たりし者)」と対面
宝物庫では、自身を古き者と呼ぶ、ミネルヴァが待っており、ミネルヴァはエツィオを通してデズモンドに語りかける。
ミネルヴァ曰く、古き者は、かつて地球を支配していた種族であり、人類の創造主として、人類よりもはるかに進んだ種族として、人類と共存していたという。
しかし、人類は古き者に対抗する。
「なぜ、人類は古き者に対抗したのか?」について、ミネルヴァは明確に答えることはなかったが、ゲーム中にアンロックできる、「隠された真実」にそのヒントがある。
このビデオでは、アダムとイヴがエデンの果実を手に何かから逃げるシーンが収められているが、一瞬、古き者がエデンの果実を使い、人類を奴隷として扱っているシーンが登場する。
おそらく、古き者はエデンの果実を使い、人類を支配しており、その支配から逃れるために、人類は古き者と対決する道を選んだのだと思われる。
そうした古き者と人類の対決は全面戦争へと発展する。
古き者との戦いでは、数で勝る人類が優勢だったが、その際、「業火」と呼ばれる大災害が発生し、古き者も、人類も壊滅的な被害を受け、地球も灰と化した。
古き者は、絶滅寸前の人類を救うために、自分たちに似せた人類を作り出し、彼らは「業火」から地球を守る方法を研究し、その知識をいくつかの宝物庫に保管したという。
そして、ミネルヴァは人類の滅亡を防ぐためには、その宝物庫を守る必要があると告げる。
【現代編】隠れ家がアブスターゴ社に襲撃される
隠れ家がアブスターゴ社に発見され、ウォーレン・ヴィディック博士率いる部隊に襲撃される。
デズモンドとルーシーの活躍によって、アブスターゴ社を撃退することに成功し、ウォーレン・ヴィディック博士は捨て台詞を吐いて逃げていくのだった。
まとめ
以上、アサシンクリード2のストーリーでした。
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