【評価・感想】『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』レビュー

4.0
インディーゲーム
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原題What Remains of Edith Finch
対応機種PC,PS4
プレイ/クリア時間2.5時間~
ストーリー

フィンチ一族は、”呪い”から逃れるためにアメリカに移り住んだ大家族。

しかし、アメリカまで逃げて来ても”呪い”は解けず、オーディン・フィンチが事故死したことを皮切りに、次々と他の家族も不可解な死を遂げていく。

そして、家族の死を弔うかのように、屋敷は”身内が死ぬ度”に増改築され、今では遠くからでもその異様さが分かる佇まいをしている。

👍Good

  • 多彩なパズル
  • 増改築を繰り返した”探索できる”屋敷
  • ある一族にまつわる濃密なストーリー

👎Bad

  • 「歩く」ゲームなので人によっては単調に感じるかも
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紹介

奇妙な屋敷を正面から撮影。この屋敷には何世代にも渡る秘密が眠っている。

探索とパズルで構成された【ウォーキング・シミュレーター】。

開発者によると、このゲームのストーリーは”日本の怪談”にインスパイアされており、直接的な描写ではなく、”分かって”初めて背筋がひんやりとする体験ができるタイプの作品とのこと。

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評価

【Pros】驚異的なディテールで描かれる”屋敷”

屋敷の中には閉ざされたドアや謎のアートで溢れかえっている。

いわゆる【ウォーキング・シミュレーター】では、私はストーリーの余白に注目する。

台詞や演出をもって直接的に描かれるお話ではなく、”何気なく配置されたオブジェクトや風景から「間接的にストーリーが読み解けるのか」ということだが、本作はこの点が優れている。

このゲームでは、川下に流れ着いだ新聞紙や置き去りにされた日用品などがストーリーを断片的に語り、直接的、間接的にプレイヤーをストーリーに誘い込む。

驚異的なディテールも、ストーリーに集中させる。

屋敷内は「本当に人が住んでいたのだろう」と感じさせるほど説得力があり、ドアを開ける、仕掛けを解除するなどのアニメーションもウソがなく、現実世界に引き戻されない。

的確で違和感のないナビゲーション

歩き回るゲームだけれど、迷子にならない。

ゲームっぽいインターフェイスの代わりに、”次に向かうべき場所”にテキストが表示されるデザインになっており、ゲーム世界に馴染んだ形で、プレイヤーをしっかり誘導してくれる。

とにかく、プレイヤーが屋敷を探索する、ストーリーを読み解くという点に焦点が絞られており、純粋にストーリーに没入できる。

【Pros】多彩なミニゲーム集

現実と空想の世界を描くミニゲーム。

パズルパートは数少ないゲームらしい部分(インタラクティブ・ムービーに近いかも?)。

一連のパズルの特徴は、全て”一族の誰かの死”で終わる点になっており、プレイヤーはすでに亡くなった一族の誰かとなり、彼らが死に至った理由や原因を追体験する。

ただし、「死」を扱っていても暗い内容ではない。

それぞれの親族の末路を寓話的に、ファンタジー的に描いた内容になっており、各々の精神状態や彼らの生活環境を上手くパズルに昇華し、ストーリーを語る。

そして、パズルはどれも個性的。

まさに多彩なミニゲーム集とも言える内容になっており、パズルごとに表現方法や内容をガラリと変えてくるので、どれ一つとして同じものがなく、「次は何が待っているのか?」と楽しみになる。

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総評

フィンチ家の家系図。

充実したストーリー重視の探索/パズルゲーム。

2,3時間にも及ぶフィンチ家のお話は、何度もプレイして謎を解明したいと思わせるほど充実しており、”多彩なミニゲーム集”とも言うべきパズルも魅力的。

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