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【評価・感想】『クォンタム ブレイク(Quantum Break)』レビュー

ゲームレビュー
ゲームレビュー
この記事は約5分で読めます。
原題Quantum Break
対応機種PC,Xbox互換
クリア時間10時間~
ストーリー2016年、実験の失敗によって時間が崩壊する。時の終焉は避けられない結末と思われていたが、主人公らは時間を修復すべく、この危機に立ち向かう。

本作は、2016年に発売されたアクションゲーム。『Max Payne』や『Alan Wake』を代表作に持つ「Remedy Entertainment」が開発した作品になる。

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著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

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評価

時間操作系超人的アクション

圧倒的な力で敵をねじ伏せる系のTPS。

Remedyの過去作で言えば『Max Payne 2』に近く、特殊能力をフル活用して敵を倒していく。特殊能力は、周囲にバリアを張る「Time Shield」や、高速ダッシュできる「Time Rush」など、色々と充実しており、「バレットタイム」のみだった「Max Payne」と比べると、本作の主人公はかなり強い。

そして、その特殊能力は、それ単体でも”使える”が、組み合わせることで、さらに効果を発揮する。異なる能力であれば、連続して使うことができるので、状況に合わせて、複数の能力を駆使して戦っていく。

ノーマルで遊ぶ場合、大半の戦闘がそれほど難しくないため、戦闘では、圧倒的な力で、敵を翻弄するパワープレイを楽しむことができ、それがなかなか楽しい。

特殊能力を使用しない通常の撃ち合いも、手堅く遊べるものになっており、TPSとしては、あえて書くべき不満のない仕上がりになっている。

ちなみに、特殊能力は段階的にアップグレードすることができる。

エリア内に「クロノンソース」と呼ばれる物質が隠されており、これを集めて能力をアップグレードする。中盤以降、敵も強化されていくので、序盤からコツコツ集めていくのが攻略のカギになる。

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ゲームと実写ドラマの連動

本作のもっともユニークな点は、ゲームと実写ドラマが連動するところ。各チャプターの最後には、30分ほどの実写ドラマが用意されており、そちらでもストーリーが展開される。

プレイパートと実写ドラマの間には、「タイム分岐(タイムジャンクション)」と呼ばれる分岐点があり、主にそこでの選択が以降のドラマの展開にも影響を与える。選択できる範囲はかなり限定的だが、選択によって、一部のシーンや台詞もちゃんと変化するため、インタラクティブな実写ドラマのような作りになっている。

Max Payne』では、スローモーションをはじめ、映画的な演出をゲームに取り入れ、『Alan Wake』では、海外ドラマのようなエピソード形式を採用し、実写ムービーもふんだんに取り入れるなど、Remedyゲーは、ビデオゲームの枠に囚われないストーリーの描き方が特徴的だったが、本作は、その中でも特に異質なゲームになっている。

映画的、ドラマ的な要素を取り入れるのではなく、ドラマ自体をゲームに取り入れたという点では、今でも唯一無二のゲームになるのではと思う。

ついでに触れておくと、「タイム分岐」は宿敵の視点から決断させるのが面白い。

「主人公にとっては有利だが、宿敵にとっては不利になる」「主人公にとっては不利だが、宿敵にとっては有利になる」の二択になっており、どっちになりきって決断を下すかと考えさせる。どちらにも興味をそそられる展開が用意されているので、「タイム分岐」では常に悩ましい。

また、「2周すべきか?」だが、しても良いと思う。

別のタイムラインでしか深く関わらないキャラクターがいたり、読めない資料があったりするので、最低でも2周する意味はあるし、分かった上でもう一度遊ぶと、細かな伏線を楽しみながら遊べる。「これはこういうことだったのか」という気付きと、「こういう背景があったのか」という発見の両方があり、2周目も新鮮な気持ちで遊べる方のゲームだと思う。

ただ、ストーリー重視のゲームにもかかわらず、ゲーム内のテレビやラジオに字幕が付かないのは非常に残念に感じるところ。数は多くないが、ストーリーを把握するのに不可欠なので、ちゃんと字幕を用意して欲しかったなと思う。

PC版は”ストリーミング”

実写ドラマは、PC版はストリーミングという形で視聴する。少なくとも私が遊んだ時は、ストリーミングが中断したり、すぐに停止したりなど、快適に観られないことが多く、観ていて気が散ってしまった。

Xbox版は実写ドラマ部分もダウンロードできる”らしい”ので、そっちで遊べる人はそっちで遊んだ方が良いかも知れない。

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総評

本作は、超人的なアクションと、ユニークなストーリー手法が目を引く、”Remedyゲー”らしい一作だった。

堅実なシューティングと特殊能力の組み合わせにより、『Max Payne』や『Alan Wake』とは異なる戦闘を実現しているし、プレイパートと実写ドラマが連動する仕組みも、このゲームならではのストーリー体験を生んでいる。

また、過去のRemedy作品と同じく、それまでのRemedyゲーの小ネタもそこそこあり、このスタジオのファンは、そういう面でも楽しめるゲームになっている。

タイムリープものとしても良質なストーリーが用意されているので、各チャプターごとに、実写ドラマを30分観ることになっても平気な人には、強くお勧めできる一作になっている。

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