被告人視点のユニークなADV【評価/レビュー】Bohemian Killing【批評/感想】

インディーゲーム
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機種PC

本作はインディー系アドベンチャーゲーム。
いわゆる「法廷ゲーム」ではあるが、プレイヤーは被告人として”事件当日を振り返りながら”裁判に挑む。

なお、インディーゲームでは珍しく音声も含めて日本語対応している。

19世紀後半を舞台にしたスチームパンク(サイエンス・フィクション)パリは、古い伝統と近代の狭間で揺れていた。

社会階級の差と人種差別の広がりはついに悲劇へとつながる。

一年後、プレイヤーは残虐的殺人で告発され、裁判にかけられている。
無罪の証明には何を為すべきか?嘘をつくのか、有利となる証拠を探すのか、はたまた、気が狂ったように見せかけるのか?想像力には限界がある。

引用元 – Steam

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被告人視点のユニークなADV

主人公は”殺人罪に問われた”発明家Alfred Ethon。
本作は、いわゆる「法廷ゲーム」だが、法廷で一つ一つの追及に反論していくのではなく、“事件当日の主人公を実際にプレイする”中で検察側が描くストーリーに反論していく点が面白い。

  • 被告人視点で進む法廷ゲーム
    プレイヤーは事件当日をプレイして検察側に反論する

さて、ゲームとしては開発元も言うように「ウォーキング・シミュレーター」。
舞台となる箱庭は、19世紀パリの一角がそこそこのグラフィックで再現されており、窓から見えるエッフェル塔も美しく、一人称視点の没入感を削ぐ欠点は見当たらない。

  • 舞台は19世紀パリの一角

その小さな箱庭内を自由に行動する中で、事件当日を振り返って行く。

その際、“証言や証拠と合致しない行動”を取れば、裁判長から指摘を受ける。

具体的には、証言とは違う行動を取ると「証言では午後10時頃に被告人がホテルの受付に来たとありますが?」という指摘を受ける。

上手くやれば、”仮にウソの供述でも真実のようにラッピングすることができる”。
なので、一つ一つの行動は”検察側が描くストーリーに反論する”絶好の機会なのだが、一方で失敗すれば「心象を悪くしただけ」というリスクもあり、ピリッとした緊張感が漂う。

一応、”弁護士の助言が得られる”モードも用意されているが、それでも事件の資料を読みながらゲームを進め、かつその中から反論できる部分を探さないといけないので、多くの点において頭を使わせるゲームになっている。

なお、私は一つ一つの追及に反論したものの、全体で見ると違和感のある供述になってしまい、無残にも終身刑を言い渡されてしまった。

ちなみに、Steamの説明欄によれば、100通りの変化が用意されているという。

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総評

小粒ながらも野心的なアドベンチャーゲーム。
“事件当日をプレイしながら供述する”点や、(ウソか本当かも含めて)一つ一つの行動が判決に影響を与える点は面白く、本作ならではのゲーム体験が楽しめる一作になっている。

あと、音声も含めて日本語対応している点も嬉しい。
手抜きの吹き替えではなく、プロの声優による違和感のない演技で楽しめる。

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