この記事では、『ラスト・オブ・アス』の最高難易度「グラウンドモード」について書いている。
ゲーム自体の評価は『ラスト・オブ・アス』のレビューを読んで欲しい。
紹介
グラウンドモードとは?
【グラウンドモード】とは、『ラスト・オブ・アス』における最高難易度のこと。
PS3版 | 有料DLCとして配信 |
PS4(リマスター)版 | リマスター版に同梱 |
グラウンドモードの特徴
- 敵の攻撃力がアップし、主人公の耐久力がダウン
- マップ内のアイテムが減る
- リソース管理の重要性が増す
- 「聞き耳」が使えない
- 一部エリアにて敵が追加されている など
要するに、主人公の能力は弱体化し、敵のそれは強化されている。
難易度の違い
難易度 | 特徴 |
初級 | 初心者向け。 たくさんの武器やアイテムがエリア内に配置される。また、敵も楽に倒せる。 |
中級 | カジュアルゲーマー向け。 程よく武器やアイテムがエリア内に配置される。また、敵の強さも適切。 |
上級 | 経験豊富なゲーマー向け。 武器やアイテムの出現率が下げられる。非感染者の敵はアグレッシブになり、カバーを多用するように。また、強力な殴打武器はほとんど入手不可に。 |
サバイバー | もっと挑戦的な難易度を求めるプレイヤー向け。 アイテムは貴重な存在となり、透視能力は使用不可に。全ての敵からのダメージが二倍に。強力な殴打武器は一度だけ出現する。加えて、拾えるアイテムがハイライトされなくなる。 |
グラウンドモード | サバイバーを軸に、チェック・ポイントの削減と味方による物資の提供が無効化される。 |
引用元 – The Last of Us Wiki
グラウンドモードの感想
もっともタフな者だけが耐えられる
標準難易度【中級】とは桁違いの難しさ。
主人公の体力や回収できるアイテム数が削減される一方で、敵の攻撃力や察知能力などは格段に増しており、【中級】のノリで挑むと瞬殺される。
- 主人公側が弱体化し、敵側が強化される
また、判断の遅れは死に直結する。
【中級】では百戦錬磨だった格闘戦は、0.1秒でもボタン入力が遅れるとフルボッコにされ、銃撃戦では的確なエイミングが鉄則に。
- 判断の遅れは死に直結するので敵よりも先に動く必要がある
さらに、”長期的なリソース管理”も必須。
「銃を使うべきか、鈍器で戦うべきか」、「回復アイテムを使うべきか、もう少し辛抱すべきか」と言ったように、先のことを見据えてアイテム管理する必要もある。
- 先を見据えてアイテム管理することも重要
こうした一進一退の攻防は【グラウンドモード】ならではの楽しさであり、最高のスリルが味わえる。
だからこそ、ステルスプレイが活きる
“相手に気付かれていない時は唯一こちらが有利な時”なので、【グラウンドモード】ではステルスプレイが鉄則。
一般的なステルスゲームのように、敵の行動パターンを観察し、試行錯誤しながら1人1人確実に倒していくのだけれど、“もし発見されるとフルボッコにされる”恐怖がたまらない。
- 敵に発見されていない時が唯一こちらが有利の時
=>よって、ステルスプレイが鉄則
なお、『ラスト・オブ・アス』のレビューにも書いているけれど、上手くやればステルス状態を維持したまま攻略できるゲームデザインは秀逸。
手探りで突破口を探っていく感覚は古き良きステルスゲームを想起させる。

総評
【グラウンドモード】は最高の”ラスアス体験”。
確かに【グラウンドモード】は「根気」と「忍耐」を要するものの、この究極のサバイバルを未体験のまま終えるのはもったいない。
プレイ回数 | プレイ時間 | 死亡回数 |
一周目 | 25時間 | 126回 |
二周目 | 12時間半 | 67回 |
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