【評価/レビュー】サイコブレイク「ザ・アサインメント」【批評/感想】

サイコブレイク「ザ・アサインメント」。

開発元 Tango Gameworks
機種 PC,PS4,Xbox One etc.
備考 公式サイト

『The Evil Within』の第1弾DLC「The Assignment」。

新たにJuli Kidmanを主人公に迎え、本編では語られなかった物語の舞台裏に迫る。

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新クリーチャーは盲目。サイコブレイク「ザ・アサインメント」より。

本編とは異なる切り口のDLC。

多くのシングルプレイDLCは、本編の「縮小版」であることが多く、全く異なる体験ができる作品はそう多くない。

物語や舞台が変更されることはあっても、ゲームプレイを大幅に変更するDLCは、あまりお目にかかることは出来ない。

そういう意味では、このDLCは挑戦的な内容と言える。

本編である『The Evil With(サイコブレイク)』は、アクションとステルスが融合した内容で、特に後半は銃撃戦の比率も高くなっていったのだが、このDLCではその「アクション」の部分を丸々カットしている。

新たな主人公は「非力」であり、銃も特定のミッション以外では使用できない。

基本的にはスニークプレイが鉄則であり、”いかに敵の目を避け”、”いか安全に攻略するか”というのが重要であり、本編よりもギミックや抜け道を活用する機会が多く、パズル色も強くなっている

それに併せて、ゲームプレイ面も大きく改善されている。

本編でも実装されるべきだった「カバーに入る」や「声で誘導する」が可能となり、スニークプレイのハードルが下がっている。

それ以外にも、敵の視界に入っていることを知らせる表示の存在など、ゲームプレイ面はより現代的になっている

ただ、依然として荒削りな部分もある。

例えば、キャラクターの動きが大雑把で、意図せず遮蔽物から出てしまい敵に発見されることがあった。

また、”やたらリスタートが多い”というレベルデザイン面の欠点も、本編からそのまま引き継いでしまっている。

それでも、本編よりは格段に洗練されたゲームプレイを実現している。

物語の謎が明かされる。サイコブレイク「ザ・アサインメント」より。

守りに徹することで”狩られる者の恐怖”を描くゲームプレイは、荒削りながらも面白い。

新たな試みの多くは成功しており、次のDLCに期待が持てる内容になっている。