アーカムシリーズは現在までに”ゲーム版だけでも”9作品が発売されている。
※コミックや小説も7作品存在する。
それだけに「どれからプレイすべき?」と感じる人も多いはず。
この記事ではその疑問に答える。
知っておくべき3点
実は三部作(トリロジー)
メインシリーズとしては、これまでに4作品発売されている。
▼発売順▼
そのうち、『バットマン アーカム・ビギンズ』だけが別会社開発となり、本家Rocksteady開発の「アサイラム」「シティ」「ナイト」がトリロジー(三部作)として認識されている。
それを裏付けるように、Rocksteadyの開発者も「三部作」と発言している。
全体的なトーンは『Asylum』や『City』よりもダークです。3部作の結末として、かなりダークな結末を用意しています。
また、PS4/Xbox One向けリマスター版『バットマン:リターン・トゥ・アーカム』にも、ビギンズは含まれていない。
原作の知識は必要ない
私自身、”バットマンとジョーカー以外は何も知らない”状態でプレイしたのだが、全く問題は無かった。
というのも、ゲーム内には各キャラクターを掘り下げる【オーディオ・ログ】が多数用意され、彼らを題材にしたサイドミッションも存在するので、新参者でも困らない親切設計になっているからだ。
『バットマン アーカム・アサイラム』を終える頃には、ハーレクイン、リドラーやザズーに関する知識はバッチリのはず。また、映画版や原作にも関心が向かうはず。
【ネタバレ無】ストーリーを整理
まず、時系列としては次の通り。
前日譚を描く『バットマン アーカム・ビギンズ』以外は、「アサイラム」=>「シティ」=>「ナイト」へと続いていく。
▼時系列順▼
【ストーリー】アーカム・ビギンズ
ブラックマスクに懸賞金を掛けられたバットマン。
まだ若く、ほぼ無名に近いバットマンを「キラークロック」や「エレクトロキューショナー」等の7名のヴィランが襲う。また、ジョーカーとの”馴れ初め”も描かれる。
バットマンはゴードン、バーバラやアルフレッドと共に危険な暗殺者らと対峙する。
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【ストーリー】アーカム・アサイラム
ジョーカーを捕らえたバットマンは、彼を「アーカム・アサイラム」と呼ばれる精神病院まで護送する。
しかし、警備員の手引きもあり、ジョーカーはまんまと拘束を解いて逃走。さらにハーレクインは所長であるクインシー・シャープを人質に取り、精神病院を完全掌握する。
ジョーカーらの手から病院を奪還すべく、バットマンは戦いに身を投じる。
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【ストーリー】アーカム・シティ
ゴッサム・シティの一角を刑務所化した「アーカム・シティ」。
そこを任された精神科医ヒューゴ・ストレンジは、「プロトコル10」と呼ばれる極秘計画を進める。その一方、ジョーカー一味も次の犯罪を計画していた。
バットマンは「プロトコル10」の正体と、ジョーカーの計画を阻止すべく「アーカム・シティ」に潜入する。
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【ストーリー】アーカム・ナイト
ゴッサム・シティにスケアクロウの脅威が迫る。
彼は「ゴッサム・シティに毒ガスを散布する」と予告し、犯罪者を除く大半の市民が街を去ったことで秩序は崩壊。ゴッサムは犯罪者の楽園と化した。
さらに、スケアクロウの背後に「アーカム・ナイト」と呼ばれるヴィランが居ることも判明。
バットマンは「ゴッサム・シティ」をこの危機から救うべく、バットモービルと共に街へと繰り出し、スケアクロウ、そして「アーカム・ナイト」と対決する。
そしてアーカムシリーズは完結する。
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【まとめ】まずは3部作をプレイすべし
- 現在のハードウェア環境
- 要するに現行機(PS4/Xbox One)でプレイできるか?
- シリーズの流れ
以上を考慮すれば、『バットマン:リターン・トゥ・アーカム』でリマスター化された「アサイラム」と「シティ」をプレイし、次は「ナイト」で締めるのが、現在最も無難な歩き方と言える。
そして、まだ飽き足らない人は「ビギンズ」をプレイすれば良い。
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