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【評価・感想】『Deadlight(デッドライト)』レビュー

2.0
ゲームレビュー
ゲームレビュー
この記事は約3分で読めます。
原題 Deadlight
対応機種 PC,PS4,Xbox One etc
プレイ/クリア時間 3時間~

👍Good

  • 細部まで作り込まれたゲーム世界
  • 前半のクォリティ

👎Bad

  • 死にゲー、覚えゲー的な側面
  • 激しいアクション向きではない操作性
  • チェックポイントの間隔が長い
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著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

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紹介

どんなゲーム?

ゾンビ(ゲーム内では”影”)が街を埋め尽くす世紀末を舞台にした横スクロール型プラットフォーマー。

なお、現在は「Director’s Cut」版も販売されているが、この記事ではオリジナル版を取り上げている。

Deadlightのストーリー

1986年のシアトル。

ゾンビが街を埋め尽くす世紀末を、ウェインは行方不明となった家族を求めて冒険する。

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評価

【Pros】”ゾンビ”がアクセントになっている

他のゲームで散々遊んだパズルであっても、”ゾンビ”がいることで若干のフレッシュさが感じられる。

単に箱を押すだけのパズルでも、後ろからゾンビが迫って来ているだけで緊張感があるし、ロープを伝って移動する際も、やはり下にゾンビがいることがプレッシャーになる。

特に前半はゾンビがただの背景ではなく、ゲームプレイに緩急を付ける要素としてちゃんと機能している。

【Cons(欠点)】中盤以降、失速していく

謎のトゲトゲに串刺しにされた時の図。

中盤辺りから、即死系トラップや覚えゲー色の強いパズルが登場するのだが、これが全く面白くない。

“何か分からないが死んでしまった”ことが多く、無意味な死が重なっていくので、ただただストレスが溜まる。

特に一部パズルは、足場となるオブジェクトを誤って落下させると詰むというオマケ付きで、その場合は”わざと死んで”やり直さないといけない。

  • 中盤以降は即死トラップや覚えゲー的な面が強くなる

また、本作の操作性が激しいアクションや連続ワザに耐えられるほど洗練されていないので、中盤以降は思うように操作できずに死んでしまうことも多い。

あと、”死”行錯誤させる割にはチェックポイントの間隔が地味に長く、”さっきやったことをもう一度やらされる”のも辛い点である。

中盤以降はゾンビがただの障害物に

中盤以降はゾンビがプレッシャーを与える存在ではなく、”ルート上の障害物”になる。

一応、主人公は銃や斧でゾンビに攻撃できるのだが、それぞれにやや厳し目の制約があるので、楽に殲滅させることはできない。

なので、突然現れるゾンビの群れや数で押して来るゾンビに一方的に殺れることが目立つ。

前半の方がはるかにゾンビの使い方が巧かった。

【Cons(欠点)】PC版は致命的なバグが残っている

本来であれば木の壁はカバーとして機能する

「Director’s Cut」版では修正されているのかも知れないが、オリジナル版ではカバーが機能せず、ステルスパートの難易度が狂ったことになっている。

Steamのスレッドでも取り上げられている。

Youtubeで観る>>>Deadlight – Lydia problem

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総評

クォリティの落差が激しい一作。

前半はパズルのクォリティやペース配分が適切でポテンシャルの高さを感じさせるが、中盤以降は雲行きが怪しくなり、エンディングに向けて総崩れしていく。

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