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オススメ「ゴッド・オブ・ウォー」を全て紹介!最新作ラグナロク発売までに過去作を総復習

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「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズを完走したので、この記事では改めてシリーズを振り返ってみる。まったく同じ内容の動画もYouTubeに公開しています。

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著者情報
Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

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シリーズ紹介・解説

ゴッド・オブ・ウォー(2005)

原題God of War
対応機種PS2,PS3
プレイ時間6時間~
ストーリーギリシャ神話の軍神”アレス”に仕える狂戦士クレイトス。そんなクレイトスは、自身の過去を精算することを条件にアテナに協力し、アテネを包囲するアレスの軍勢に立ち向かう。

『ゴッド・オブ・ウォー』は、2005に発売されたシリーズの一作目。”Santa Monica Studio”が開発した作品になり、PS2で14番目に多く売れたゲームとのこと。

白塗りの血気盛んな主人公が印象的だが、ゲーム自体は物体を動かして装置を起動させたり、障害物を正確に避けて進んだりなど、パズルやジャンプアクションにも重きが置かれており、戦闘も含めたその三つがバランスよく配分されている。私が遊んだゲームでは『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』に近い作風。

とは言っても、ゲームの目玉はやはり戦闘。

本作の戦闘はシンプルな操作方法と豪快なコンボ、そして”CSアタック”と呼ばれる残虐性の高い必殺技の三つが特徴になり、大勢の敵を豪快に蹴散らし、敵をボコボコにできるところがウリ。主人公の暴力性を、そのまま敵にぶつけてやることができる。

またプレイ面以外では、ギリシャ神話をテーマにした壮大なストーリーやロード画面を取り除いた”ほぼ”シームレスな作りなどが特徴になり、プレイ面と合わせてシリーズの象徴的な要素になる。

そんな本作はシリーズの強固な土台となり、七作目の『ゴッド・オブ・ウォー アセンション』までは、この一作目をベースに発展していくことになる。

ちなみに日本語版は表現規制により、一般市民を倒して体力を回復することができず、一部の戦闘シーンでは開発元が意図しない形で、難易度が上がってしまっている。

関連記事>>>【評価・感想】『ゴッド・オブ・ウォー(初代)』レビュー

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ゴッド・オブ・ウォーII

原題God of War II
対応機種PS2,PS3
プレイ時間12時間~
ストーリー前作で軍神となったクレイトス。スパルタ軍を指揮し、凄惨な戦いを繰り広げていたが、ロドス島での戦いで、その日々に終止符が打たれる。

『ゴッド・オブ・ウォーII』は、2007年に発売されたシリーズの二作目。

PS2向けに発売された”最後のゴッド・オブ・ウォー”である今作は、一作目を改良し拡張した続編。

基本的な部分は前作『ゴッド・オブ・ウォー』を受け継いでいるが、ボス戦やステージの仕掛けなどが大幅に追加されており、ぱっと見は似ていても、実際に遊んでみると違いはすぐに分かる。肝心の戦闘も武器や魔法などが新たに追加され、前作よりも派手で豪快で、残虐性の高いアクションが楽しめるようになっている。

たしかに目新しさという部分は薄いが、ゲーム自体は前作からの進化がはっきりと分かる続編になっており、いま振り返ってみると固定カメラ時代を代表する一作と言える。

関連記事>>>【評価・感想】『ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲』レビュー

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God of War: Betrayal

プレイ時間2時間~
ストーリー何者かがクレイトスとオリュンポスの神々を対立させようと画策する。クレイトスはその企みを阻止すべく行動する(weblioより)。

『God of War: Betrayal』は、2007年に発売されたシリーズの三作目。”Javaground”が開発した携帯ゲーム向けの作品になり、「PlayStation」で未発売の唯一のシリーズ作品。

現在では合法的に遊ぶ手段がないので未プレイだが、ネット上の情報によれば、「ゴッド・オブ・ウォー」の特徴的な要素を上手く携帯ゲームに落とし込んだ作品だったとのこと。

ちなみに「Santa Monica Studio」のスタッフによれば、正式なストーリーとして扱われている模様(Twitter)。

YouTubeチャンネル”tiamat911″より

いつか遊べると嬉しい。

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ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲

原題God of War: Chains of Olympus
対応機種PSP,PS3
プレイ時間5時間~
ストーリー一作目より前、クレイトスがオリュンポスの神々に仕えていた頃。太陽が消え、世界が暗闇に包まれる世界で、クレイトスはアテナに命じられ、太陽を取り戻すための戦いに身を投じる。

『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』は、2008年に発売されたシリーズの四作目。”Ready at Dawn”が開発したPSP向けの作品だったが、後にPS3向けにリマスター版も発売された。

もともとはPSP向けだが、”お馴染みのゴッド・オブ・ウォー”。

ボリュームは過去作の半分より少しあるくらいだが、それ以外は一作目と比べても見劣りせず、戦闘やパズル、ジャンプアクションがこれまでと同じように楽しめる作品になっている。PS3リマスター版であれば、コントローラー操作が可能でグラフィックも強化されているなど、過去作と同じ感覚で遊べる。

なお、PSP版はPSP本体の処理能力を上げることで、PSP上で「ゴッド・オブ・ウォー」を再現したとのこと。

関連記事>>>【評価・感想】『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲&降誕の刻印 HDコレクション』レビュー

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ゴッド・オブ・ウォーIII

原題GOD OF WAR III
対応機種PS3,PS4
プレイ時間10時間~
ストーリーついに”オリュンポスの神々”を追い詰め、宿敵ゼウスとの対決も目前だったが、またしても取り逃がしてしまい、クレイトスは冥府へと突き落とされてしまう。クレイトスはそこでアテナと再会し、彼女とともに再びゼウスを追い詰めていく。

『ゴッドオブウォーIII』は、2010年に発売されたシリーズの五作目。

今作はPS3専用タイトルとして開発された最初のシリーズ作品になり、過去作と比べると、とにかく表現力が桁違いに向上している。

人間サイズのクレイトスと巨大な神々との死闘を、圧倒的すぎるスケールと勢いで見事に表現しており、シリーズを順番に遊んできた人であれば、5分も遊べば今作の表現力の高さがはっきりと分かるはず。さらに表現力の向上により、いっそう生々しくもなっている。これまでは言ってもゲームっぽさを感じる表現だったが、今作ではキャラクターの質感や断面のリアルさが増したことで、人によっては目を背けたくなるほど、刺激の強い描写が増えている。

たしかにゲーム自体は、”いつものゴッド・オブ・ウォー”ではあるが、PS3によってリアリティやスケールが格段に増しており、その部分で過去作ときっちり差別化された作品になっている。

関連記事>>>【評価・感想】『ゴッド・オブ・ウォーIII(リマスター)』レビュー

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ゴッド・オブ・ウォー 降誕の刻印

原題God of War: Ghost of Sparta
対応機種PSP,PS3
プレイ時間6時間~
ストーリー一作目の後、オリュンポスの神々の一員となったクレイトス。軍神として崇められるようになったクレイトスだったが、彼は幼少期の暗い記憶に悩まされていた。そんな中、クレイトスはその記憶と向き合うために、自身の母親が住むアトランティスへと向かう。

『ゴッド・オブ・ウォー 降誕の刻印』は、2010年に発売されたシリーズの六作目。”Ready at Dawn”が開発したPSP向けの作品だったが、こちらも後にPS3向けにリマスター版も発売された。

基本的には”いつものゴッド・オブ・ウォー”ではあるが、PSP版の前作にあたる『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』と比べると、敵やステージの仕掛けが多彩になり、『ゴッド・オブ・ウォーII』に匹敵する作品へと進化している。ボリュームも、今回は過去作の2/3ほどはあり、PSPでこのレベルの作品が遊べたというのは”すごい”。

なお、今作も「落日の悲愴曲」と同じく、PS3リマスター版であれば過去作と同じ感覚で遊べる。

関連記事>>>【評価・感想】『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲&降誕の刻印 HDコレクション』レビュー

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ゴッド・オブ・ウォー アセンション

原題God of War Ascension
対応機種PS3
プレイ時間8時間~
ストーリー一作目よりさらに前。”誓約の裏切り者”として「復讐の女神達」に囚われ、拷問を受けるクレイトス。クレイトスは女神たちに立ち向かい、凄惨な過去と向き合う。

『ゴッド・オブ・ウォー アセンション』は、2013年に発売されたシリーズの七作目。

PS3向けに発売された”最後のゴッド・オブ・ウォー”である今作は、シリーズの中では賛否両論ある方。

全体的にクレイトスが弱体化したことで、過去作のように大暴れすることが難しくなり、戦闘の感覚は”これまでと似ているけどまた違う”ものになり、遊びごたえはあるが、テンポが悪くなった(一応、中盤を終えた頃になると主人公の強化もひと通り済むので、いつものクレイトスに近くなるが)

他にも技の発生条件を変更したり、剣に様々な属性を付与できたりなど、これまでと比べると積極的に新しい要素を取り入れているが、従来のスタイルとの相性があまり良くない印象で、クレイトスさんを苦しめる。

ただ、戦闘周りを除くと”いつものゴッド・オブ・ウォー”ではあり、シリーズ経験者が安心して遊べるお馴染みのゲーム内容ではある。

なお、今作を最後にシリーズは固定カメラを廃止し、ギリシャ神話からも離れたので、色々な意味で”最後のゴッド・オブ・ウォー”になっている。

関連記事>>>【評価・感想】『ゴッド・オブ・ウォー アセンション』レビュー

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ゴッド・オブ・ウォー(2018)

原題GOD OF WAR
対応機種PC,PS4,PS5
プレイ時間15時間~
ストーリー壮絶な復讐劇を終えたクレイトス。北欧の地で新たな生活を送っていたが、妻の遺灰を撒くためにまだ幼い息子と旅に出る。

『ゴッド・オブ・ウォー(2018)』は、2018年に発売されたシリーズの八作目。ゲーム機の世代が進み、今回はPS4専用タイトルとしてリリースされた。

今作では三人称視点や新しい戦闘スタイルの導入、そしてオープンワールド要素も取り入れ、シリーズを根本から作り直している。

基本は「アンチャーテッド」を彷彿させる一本道のストーリーを突き進んでいくゲームだが、一方でストーリーで訪れた場所にはあとから戻って探索することもできる。他のオープンワールドゲームのように、広大な世界を冒険するタイプではないが、かと言ってストーリーを進めるだけのゲームでもなく、リニアなストーリー体験とノンリニアな探索要素を両立した形。ゲームの作りとしては『トゥームレイダー』に近い。

また、肝心の戦闘は見たままの三人称視点のアクションゲームだが、お馴染みの双剣による戦闘も可能で、シリーズの特徴を残したまま今風にアレンジしたものになっている。戦闘面では、他にも『ゴッド・オブ・ウォー III』の一部ミッションで見られた、同行者との協力プレイが本格的に取り入れられており、今作ではクレイトスの息子との共闘も可能で、これも今作の戦闘の特徴になる。

たしかに今作は、過去作と比べると”別ゲー”だが、今風な要素を積極的に取り入れることで、初めて遊ぶ人には馴染みやすく、シリーズ経験者にとっては目新しさを覚える作品として、シリーズを仕切り直している。なお、シームレスな作風は、今作ではシームレスかつワンカットへと進化している。

ちなみに、今作のあとに発売された『アサシンクリード ヴァルハラ』は、同じく北欧神話をテーマにした作品になり、今作の世界を気に入った人は要チェック。

関連記事>>>【評価・感想】『ゴッド・オブ・ウォー(2018)』レビュー

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過去作との繋がり&オススメ

時系列・ストーリーの繋がり

※PlayStationで発売された作品限定

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発売順、時系列順は上記の表の通り。

このうちゴッド・オブ・ウォー(2005)』『ゴッド・オブ・ウォーII』『ゴッド・オブ・ウォーIII』で三部作になり、このシリーズの主な出来事はこの三作品を通して描かれる。『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』『ゴッド・オブ・ウォー 降誕の刻印』『ゴッド・オブ・ウォー アセンション』は一作目より前の出来事だったり、クレイトスの過去だったりを描く前日譚相当の作品になり、主人公やストーリーをより深く理解したい人にとっては、重要度の高い作品になっている。

ゴッド・オブ・ウォー(2018)』『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』は、ギリシャ神話から北欧神話へと舞台を移したクレイトスの新章。今回は二部構成になる。

基本的には新規プレイヤーを意識したストーリーになり、長い歴史のあるシリーズで、ストーリーの繋がりがある作品としては、初めてでもかなり入りやすい方。クレイトスの息子は”クレイトスの過去”を知らないので、初めて遊ぶ人はその息子と同じ目線からストーリーを追っていくことになる。

とは言っても、実質的に『ゴッド・オブ・ウォーIV』なところもあり、クレイトスの過去を知っているからこそ、場面や言葉の意味が理解できるというところも少なくない。

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オススメのゴッド・オブ・ウォー

まずはゴッド・オブ・ウォー(2018)』『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』を遊ぶのが良いと思う。現行機向けにも発売されているし、ゲーム自体も今風なアクションゲームで、ストーリーも新規向き。

その後、過去作が気になる人は『ゴッド・オブ・ウォー コレクション』を買ってPS3リマスター版の『ゴッド・オブ・ウォー(2005)』『ゴッド・オブ・ウォーII』、PS4リマスター版の『ゴッド・オブ・ウォーIII』を遊ぶのが良い。それでもまだ遊び足りない場合は、『ゴッド・オブ・ウォー アセンション』、『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲&降誕の刻印 HDコレクション』を買ってPS3リマスター版の「落日の悲愴曲」「降誕の刻印」を遊ぶと良い。

ちなみに固定カメラ時代の「ゴッド・オブ・ウォー」は、どれも同じようなゲーム内容なので、時系列順に遊んでも問題なく遊べる。

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