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【評価・感想】『ファークライ4 シーズンパス』レビュー【追加ストーリー・DLC】

ゲームレビュー
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ファークライ4』のシーズンパスに収録されているDLCのうち、ソロプレイでも遊べるものをまとめてレビューしていく。

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Kakihey

2014年末より当サイト「Kakihey.com」を運営中しています。現在までに300本以上のゲームレビューを公開しています。基本的にPCでゲームを遊んでいます。

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【ファークライ4】シーズンパス&追加ストーリー

ドゥルゲシュからの脱出

原題Escape from Durgesh Prison
ストーリーユマの監獄から逃げ出したエイジェイは、パガン・ミンの協力のもとゴールデン・パスの元へと戻る戦いに身を投じる。
プレイ時間3時間~

「ドゥルゲシュからの脱出」は、一風変わった作風の「ファークライ」。

本編と同じオープンワールドゲームだが、1プレイ30分の時間制限とパーマデス(ゲームオーバーになると終了)が採用されており、見た目は同じでもゲーム内容はまったく異なるものになっている。

このゲームでの目標は、脱出地点まで行き、10分間の防衛戦に耐えて脱出すること。

「脱出する」以外は特に何かをやれと言われることはなく、可能か不可能かは別にして、開始すぐに脱出地点まで行って防衛戦を生き残ればクリアになる。しかし、開始時点では武器もなく、スキルなども初期状態になっているので、ほとんどの人は、まずはオープンワールド内を探索して主人公を強化することになるはず。

そのオープンワールド内には、戦闘に役立つアイテムなどが配置されている。

“敵の拠点を制圧すれば武器が入手できる”というように、オープンワールド内のミニゲームをクリアすることで、様々な特典がアンロックされる仕組みになっている。ソロプレイの場合、最後の10分間の防衛戦はかなりタフな戦闘になるので、そうしたミニゲームをしっかり遊んで主人公を強化していくことになる。

その上で、今作には時間制限とパーマデスが存在する。

一応、ゲームオーバーになっても武器とスキルは次のプレイへと引き継がれるので、そこまで厳格な制限ではないのだが、ほかは完全にリセットされる。残り数秒のところでお目当てのアイテムをゲットできたり、あと一歩のところで敵に倒されてやり直しになったりは珍しくなく、シビアな作風になっている。

こうしたゲームなので、かなり独特で、好き嫌いがはっきり出る作品だと思う。

裸同然の状態で、本編の中盤くらいの難易度から始まるし、時間制限も常にプレイヤーを急かせる要素になっているしと、本編と同じオープンワールドゲームでも、やることは正反対で、ここは賛否あるところだと思う。しかし、十分な装備もない中で強い敵と対峙するスリルや時間を意識した密度の高いプレイ、失敗するとリセットになる緊張感など、正反対ゆえに面白いところもあり、決して悪いゲームではない。

個人的には、一つのゲームモードとしては悪くないものだと思った。あまりオススメはしないけども。

攻略メモ

ソロプレイの場合、「バズソー」を入手するとかなり楽になる。

マップ右上の要塞に「バズソー」があるので、まずはそれを最優先で取りに行くことをお勧めする。ただ、開始してすぐに行っても倒されるだけだと思うので、スキルやクラフトを充実させてから行くこと。

イェティの谷

原題Valley of the Yetis
ストーリーヘリが墜落し、ヒマラヤ山脈で遭難したエイジェイ。彼はそこで不老不死にまつわる伝説を調査する。
プレイ時間4時間~

「イェティの谷」は、そのタイトルと同じ地名の新マップが舞台の追加ストーリー。

ゲーム自体は本編の『ファークライ4』をコンパクトにまとめたものなので詳細は割愛し、目新しい要素だけに絞って書くと、今作は”中継基地の防衛戦”が一つの目玉になる。

今作では、主人公の本拠地として「中継基地」があるのだが、ここがストーリーの要所要所で襲撃を受ける。メインミッションを一つクリアすると、ベッドに入って時間を夜まで進めるのだが、そのタイミングで夜間限定の防衛戦(5回)が発生し、迫りくる敵を撃退するディフェンスゲームが始まる。

この防衛戦では、敵がわんさか出現し、段階的に敵の火力も増していく。

しかし、主人公の能力は一旦リセットされていて、銃器類も没収された状態なので、いきなり本編のように大暴れすることはできない。「では、どうするのか」というと、メインミッションと並行して、”アップグレードクエスト”と呼ばれるサイドミッションを遊んで、地道に基地の防衛力を高めていく。

敵の侵入経路にはバリケードを設置し、地雷もまくことで基地への侵入を防ぎ、見晴らしの良い場所に機関銃を置いて、敵の小隊をまとめて片付けるというように、基地を要塞化して敵の襲撃に対処する。その上で、マップ内に落ちている武器を回収していき、プレイヤー自身の装備も整えていく。

こうした「夜間限定の防衛戦」と「基地のアップグレード要素」、「武器を回収して自分のものにする」が今作の特徴になり、ベースは本編だが、それを上手く発展させている。

基地の充実度に合わせて防衛戦が楽になるので、コツコツとアップグレードしていくのは楽しい繰り返しになっていて、ライトなディフェンスゲーム風の防衛戦も、敵の大群をトラップなどで効率的に撃破していくのが面白く、これも繰り返しのプレイに耐えうるものになっている。

単なる本編の延長戦ではなく、コンパクトなゲーム内容に見合う形で作り直されており、個人的には満足度の高い一作だった。

ちなみに、イェティはラスボスとかではなく、普通にいる。

ハーク・デラックスパック

「ハーク・デラックスパック」は、タイトルにある通り、人気キャラクター(?)のハークが登場するDLC。これまでとは違い、本編に新規ミッションとして追加される。

新たに追加されるのは、ハークが登場するミッションと単発のミッションがそれぞれ3つずつ。どれも20分ほどでクリアできるボリュームになり、他のDLCと比べるとかなり小規模なものになっている

肝心のミッション内容は、「車両を停止させると爆発する」と言ったユニークなものもあるが、基本的には本編のものと大きく変わらず、良くも悪くも本編と同じ感覚で遊べるものばかり。

正直、コアなシリーズファンかハークファン以外はあえて遊ぶ必要はないかなと思う。

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