『アサシンクリード オデッセイ』のストーリーまとめ。
なお、これまでのストーリーは
で紹介している。
アサクリ オデッセイのストーリー
レイラはカサンドラ/アレクシオスの記憶を調査する
前作の最後で、アサシン教団のメンバーになったレイラ・ハッサン。
レイラはヘロドトスが遺した書物にあった「イスの秘宝」を見つけるために、「レオニダスの槍」を回収し、そこに残された遺伝子をもとにカサンドラ(もしくはアレクシオス)の記憶を調査する。
傭兵のカサンドラ
カサンドラは、ケファロニア島で傭兵として生計を立てており、育ての親とも言えるマルコスと、カサンドラを慕う孤児の少女、ポイベーと助け合いながら生活していた。
元々、カサンドラはスパルタ人の両親(父はスパルタ兵)と赤子の弟の4人で、スパルタで平穏に暮らしていたが、生贄にされる弟を救おうとした際に、神託官を殺めてしまい、父親はその罪を償わせるために、周囲に命令されカサンドラを崖から突き落とす。
結局、カサンドラは弟も助けられなかった。
その後、奇跡的に生還したカサンドラは、命からがらケファロニア島まで逃げ、そこでマルコスと出会い、今に至る。
カサンドラはエスペノールと名乗る人物と出会う
カサンドラは、マルコスの厄介事を片付ける過程で、エルペノールと名乗る男と出会う。
エルペノールは、カサンドラを傭兵として雇い、”オオカミ”と呼ばれるスパルタの将軍を抹殺するように依頼する。”オオカミ”はケファロニア島ではなく、メガリスにいるという。
カサンドラは偶然にも、キュクロープスとの異名を持つケファロニアの悪党に拘束されていた船長、バルナバスを発見し、救出する。
バルナバスはお礼としてカサンドラに船(アドレスティアーナ号)と船員とバルナバス自身を差し出し、カサンドラはその船の船長として、メガリスを目指して大海原へと繰り出す。
オオカミ=ニコラオス=カサンドラの父親だと判明する
カサンドラはバルナバスに、メガリスに行くと告げる。
そして、メガリスに駐屯するスパルタ軍の将軍、”オオカミ”を抹殺するつもりだと明かすと、バルナバスはオオカミはニコラオスであると話し、”オオカミ”は生き別れたカサンドラの父親だと判明する。
カサンドラはニコラオス(オオカミ)と対峙する
カサンドラはメガリスに到着する。
すぐにスパルタ軍の野営地に向かい、ニコラオスと面会させるように要求するが、ニコラオスの養子であるステントールはそれを却下し、スパルタ軍に協力すれば配慮すると話す。
その後、カサンドラは傭兵としてスパルタ軍に加勢し、メガリスのアテナイ軍を撃退する。
カサンドラの活躍を耳にしたニコラオスは、直々にカサンドラとの面会を認める。
カサンドラは、生き別れた父、ニコラオスと再会する。
カサンドラとニコラオスは暗い過去について話し合うが、そこでカサンドラはニコラオスの実子ではないと判明し、さらに母親がまだ生きており、全てが母親が知っていると明かす。
カサンドラはニコラオスを殺すことはせず、彼の防具を殺した証拠として持ち帰る。
なお、ステントールは父をカサンドラに殺されたと思い込み、カサンドラを恨む。
エルペノールの正体
- オオカミはニコラオスだった
- カサンドラは養子だった
実はエルペノールは全て知った上で、カサンドラをメガリスに向かわせていた。
エルペノールはカサンドラに、家族の生き残りを殺させるつもりだったが、カサンドラはそれを拒絶し、逆にエルペノール一味を抹殺する。
エルペノールは死の間際、”コスモス”と呼ばれる集団の存在を仄めかす。
カサンドラはエルペノールが持っていた仮面や外套などを奪い、その場を後にする。
“コスモス”と呼ばれる集団
カサンドラはバルナバスと合流し、そこでヘロドトスを紹介される。
その後、カサンドラはエルペノールのメモにあったピュティアのもとを訪れるが、ピュティアは”カサンドラが崖から落とされた例の子供”だと知ると、カサンドラを追い払うのだった。
その際、ピュティアは「コスモスの門徒は全てを見ている。お前は彼らに殺される」と告げる。
一連の出来事をカサンドラから聞いたヘロドトスは、「コスモスの門徒」と呼ばれる集団が実在することを確信し、それをカサンドラに明かす。
カサンドラは、ピュティアの自宅に押し入り、彼女を問い詰める。
- コスモスの門徒はカサンドラの死を望んでいる
- コスモスの門徒は秘密結社
- コスモスの門徒は神託官(ピュティア)の影響力を悪用し、政治に介入している
- アポロン神殿の地下に秘宝がある
- スパルタの山から落とされた子供(カサンドラ)を探している
ということが判明する。
コスモスの門徒の会合に潜入する
カサンドラはエルペノールに扮して「コスモスの門徒」の会合に参加する。
そこでカサンドラは”デイモス”と呼ばれる「コスモスの門徒」のリーダーの存在を知るが、「コスモスの門徒」は彼をリーダーとして崇める一方で、本当は”目的を達成するための道具”として使う魂胆だと判明する。
さらに、ピラミッド型の秘宝も発見する。
デイモスがエルペノールの切断された頭部を持って現れる。
デイモスは「この中に裏切り者がいる」と話し、秘宝を通して裏切り者を探す。
デイモスは秘宝を通して、エルペノールに扮したカサンドラが実の姉であると知り、カサンドラも、デイモスが死んだと思っていた弟だと知る。
デイモスはカサンドラを放免し、カサンドラは周囲に悟られないうちに会合を後にする。
カサンドラが持つ”槍”について
カサンドラが愛用している”槍”は、「レオニダスの槍」とも呼ばれるイスの武器であり、レオニダス、その娘のミュリーネ、そして、その娘(レオニダスの孫)カサンドラへと受け継がれてきた一族の家宝/秘宝だった。
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アンドロス島へ
ヘロドトスに助言され、カサンドラはアンドロス島へ。
カサンドラはこの場所に眠る”かつて来たりし者”の遺跡を発見し、装置を通して槍を強化する。
その後、カサンドラは追って来たデイモスと対峙する。
デイモスは─
- 家族に見捨てられた
- コスモスの門徒が自分を育ててくれた
と話し、ペリクレスを排除して、アテナイを支配するつもりだと言う。
このことをカサンドラから聞いたヘロドトスは、カサンドラもアテナイに来るように説得する。
アテナイへ
ヘロドトスに説得され、カサンドラはアテナイへ。
ヘロドトスはカサンドラにペリクレスを紹介し、カサンドラがペリクレスの酒宴に参加できる道筋を立てる。
カサンドラは酒宴に参加し、アスパシアやアルキビアデス、ソクラテスらと話し、母に関する情報を収集する。
その過程で、カサンドラはポイベーと再会する。
ポイベーはケファロニア島を出て、アスパシアのもとで働いていた。
情報を集めた結果、カサンドラは─
- ケオス島
- アルゴリス
- コリンティア
に行けば母親の足取りが掴めると分かった。
母(ミュリーネ)を探して
- ケオス島
一時期、ミュリーネは海賊と行動を共にしていた - アルゴリス
赤子を連れて訪れたが、その赤子は死んだ - コリンティア
着の身着のまま現れ、一時的に保護されていた
カサンドラは、母が瀕死の赤子(アレクシオス)を連れてクリーシスと名乗る女のもとを訪れたが、そのクリーシスが「アレクシオスは手遅れだった」と偽り、アレクシオスを「コスモスの門徒」に明け渡したことを突き止める。
当然、カサンドラはクリーシスを抹殺する。
再びアテナイへ
集められるだけの情報を集めたカサンドラは、アスパシアに報告すべくアテナイに戻る。
しかし、アテナイでは疫病が蔓延し、この混乱に乗じてクレオンがアテナイの乗っ取りを画策しているなど、大混乱に陥っており、母探ししている余裕はなかった。
さらに、アスパシアの使いとして働いていたポイベーも行方不明だと判明する。
カサンドラはポイベーを懸命に捜索するが、発見した時にはすでに「コスモスの門徒」の一味に殺された後だった。
その後、ペリクレスを追ってパルテノン神殿へ。
そこにはデイモスがおり、ペリクレスを殺害する。
ナクソス島へ
大混乱のアテナイを後にし、カサンドラはアスパシアを連れてナクソス島へ。
ナクソス島にはフェニックスと呼ばれる女性がおり、それがミュリーネである可能性が高かった。
カサンドラ一行はナクソス島に到着。
噂通り、フェニックスは母、ミュリーネであり、カサンドラは母と再会を果たす。
カサンドラはミュリーネに全てを話し、二人はアレクシオスを「コスモスの門徒」から取り返すことを誓うが、その前にナクソス島で暗躍する「コスモスの門徒」を掃討する必要があった。
ナクソス島の「コスモスの門徒」を一掃する過程で、スパルタの二人の王のうちの一人が「コスモスの門徒」の人間であることを突き止める。
ナクソス島での仕事を終えた後、カサンドラとミュリーネはスパルタに戻る。
スパルタに戻る
カサンドラとミュリーネはスパルタに戻るが、我が家はスパルタに没収されていた。
我が家を取り戻すべく、カサンドラとミュリーネは王と交渉し、スパルタの厄介事を片付ければスパルタの市民権を与え、自宅を返却するという約束を取り付ける。
カサンドラはスパルタの厄介事を片付ける過程で、ニコラオスと再会し、ニコラオスを通してステントールと和解する。
スパルタの厄介事を片付け、裏切り者に関する情報を得た後、カサンドラとミュリーネは再び王に謁見する。
そこでカサンドラは二人の王のうちの一人、パウサニアスこそが「コスモスの門徒」であると告発するが、証拠不十分とされ、逆にカサンドラが責任を問われる。
カサンドラがつまみ出される際、パウサニアスは自身が「コスモスの門徒」のメンバーだと囁くが、それを聞いた者はカサンドラ以外にはいなかった。
カサンドラとミュリーネはスパルタを追放されるが、密かにスパルタに戻ったカサンドラはパウサニアスを暗殺し、彼が「コスモスの門徒」のメンバーであるという決定的な証拠を入手する。
カサンドラは入手した証拠を、もう一人の王に提示し、無実を証明する。
その後、カサンドラとミュリーネは再び、スパルタの市民権を得て、我が家を取り戻す。
レオニダスの物語
カサンドラは母に連れられ、レオニダスの墓へ。
そこで槍を通して、カサンドラはレオニダス自身も「コスモスの門徒」と戦っていたことを知り、「コスモスの門徒」との戦いは一族の運命、使命なのだと知る。
デイモスと対決する
スパルタとアテナイの戦いに、デイモスが参戦していることを聞きつけたカサンドラは、デイモスを止めるべく、戦地に赴く。
戦場にて、カサンドラはデイモスと対決する。
しかし、クレオンが放った弓がデイモスの背中に命中し、デイモスは地面に倒れ込む。
その後、カサンドラはクレオンを追い、始末するが、デイモスのところに戻った時には、もう彼の姿はなかった。
母に報告する
カサンドラはスパルタに戻り、母にデイモスが姿を消したことを報告する。
その後、カサンドラは全てが始まった場所であるタイゲトス山へと向かう。
タイゲトス山にはデイモスが一足先に到着しており、彼はカサンドラと母に”自分を捨てた”ことを責めるが、カサンドラとミュリーネの説得によって「コスモスの門徒」の洗脳が解ける。
家族は再会する
ミュリーネ、カサンドラ、アレクシオスの三人は取り戻した我が家に戻る。
我が家ではニコラオスやステントールも交え、新しい家族として夕食を共にする。
コスモスの門徒のリーダー”亡霊”を追う
「コスモスの門徒」を全て片付けたカサンドラは、”亡霊”と呼ばれるリーダーと対決。
なんと、リーダーはアスパシアだった。
アスパシアはリーダーとして活動していたが、デイモス出現後、「コスモスの門徒」の活動が過激化して手に負えなくなり、カサンドラを利用して「コスモスの門徒」を壊滅させたという。
アスパシアはカサンドラに新しい世界を作ることを提案するが、カサンドラはそれを拒否し、秘宝を破壊する。
アスパシアはその場を後にする。
カサンドラは実の父と初対面する
母に勧められ、カサンドラはテラ島にて実の父、ピタゴラスと初対面する。
“すでに亡くなっているはず”のピタゴラスは杖(秘宝)によって不死化しており、「かつて来たりし者」の遺跡を一人で守り続けていた。
さらに、この遺跡は「アトランティス」と繋がっていた。
「コスモスの門徒」にこの遺跡を知られることを阻止すべく、ピタゴラスはカサンドラにこの場所を封印する手助けをするように求める。
アトランティスを封印する
カサンドラはピタゴラスに頼まれた4つの秘宝を持ち帰り、各装置にセットする。
突然、アレシアと名乗る”かつて来たりし者”が話しかけてくる。
アレシアはピタゴラスに”あなたの役割は終わったので、杖を手放すべき”と話す。
ピタゴラスは杖を手放すことを拒絶するが、カサンドラに説得され、杖を彼女に渡す。
ピタゴラスは杖を失ったことでその生涯を終え、この場所を守る使命はカサンドラに託された。
レイラはアトランティスに向かう
秘宝(杖)を発見したレイラ一行は、アトランティスへ。
そこでレイラは、2000年以上にも渡ってこの場所を守り続けて来たカサンドラと初対面し、彼女から杖を託される。
カサンドラはレイラに”全てが終わったら、この秘宝は壊す”よう求め、レイラはそれに同意する。
ピタゴラス同様に、杖を失ったことでカサンドラはその生涯を終える。
カサンドラは古代ギリシアの子守唄を口ずさみながら、レイラの腕の中で息を引き取る。
まとめ
以上、『アサシンクリード オデッセイ』のストーリーでした。
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